いつも、最新データをリアルタイムに活用する統合サービスを本格展開

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ECのミカタ編集部

最新データをリアルタイムに活用した“勝ち筋AI”をEC事業に実装「いつも.データマーケティング(iDM.)」本格展開を開始

株式会社いつも(以下、いつも)は2025年5月13日、ブランドのEC事業の成果創出を支援する統合サービス「いつも.データマーケティング」の本格展開開始を発表した。

EC事業者の成果を最大化する

「いつも.データマーケティング(以下、本サービス)」は、単なる業務効率化ツールではなく、「ECで成果を出すための“仕組み”そのもの」であるといつもは説明している。

その核となるのは「データ × テクノロジー × メソッド」の掛け合わせであり、中心には生成AIを活用した「いつも.エージェントAI」を据える。これを軸に、データで正しい課題を見つけ、テクノロジー活用で高速に解決し、再現性あるメソッドでどのブランドでも成果を出せるという、一貫した支援モデルを構築しEC事業者の成果を最大化するとした。

戦略提案から実行まで各チャネルを最大活用

いつもは、多くのブランドが、EC事業拡大において以下のような課題に直面していると指摘する。

◆近年のマーケティングの高度化・複雑化により、「データドリブンな投資判断・優先度決定」、「施策の精度」と「実行スピード」が同時に要求されるフェーズへ。
◆業務効率化や生成AI導入が単独で行われても、効率化にはつながるが、施策とデータがつながっていないため事業成果に直結しない。


今回本格展開をスタートした「いつも.データマーケティング」は、こうした課題を解消することを目的としている。

今後は売れるページを企画・構築するための「ページ作成エージェントAI」、効果の上がったクリエイティブを提案する「デザインデータプラットフォーム」、マーケティングデータをワンクリックで多角的に分析できる「いつも.ダッシュボード」をリリース予定。

同社は「ECマーケテイング施策全般に関わるAIエージェントについて、順次開発を進めております。戦略提案から実行まで各チャネルを最大活用できるようになる予定」とコメントしている。

複数のEC領域特化AIエージェントを順次投入していくという同社の動向に、引き続き注目していきたい。

画像元:株式会社いつも