ecbeingとクロスシーが協業し「TikTok Shop」出店支援サービスを提供

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ECのミカタ編集部

ecbeingとクロスシーが協業 日本の「TikTok Shop」ローンチを見据えた企業の出店支援サービスの提供を決定

株式会社ecbeingと株式会社クロスシーは2025年6月10日、日本での「TikTok Shop」のローンチを見据えて協業することを発表。ecbeingとして、「TikTok Shop」出店企業を対象に販売チャネル構築を支援し、新たな顧客層の開拓やファン育成につながるサービスを提供する。

新規開拓やファンの育成につながるサービスを提供

ecbeingは、国内ECプラットフォームのリーディングカンパニーとして、企業のECサイト構築や運営支援の豊富な実績を有している。

一方、日中間のクロスボーダービジネスを行っているクロスシーは、中国のショート動画プラットフォーム上でインフルエンサーマーケティングやLIVEコマースを5年以上実践してきた。この経験をもとに、クロスシーは「TikTok Shop」のローンチを見据えて、TSP(TikTok Shop Partner)としての登録も完了している。

こうした両社の知見とリソースを結集し、協業を通して提供される主な支援内容として、下記5つが発表されている。

◆TikTok Shopのローンチを見据えた、企業の出店支援
◆LIVEコマース運営支援
◆動画クリエイティブ制作
◆クリエイターの斡旋
◆広告出稿支援

日本のTikTok Eコマース市場の拡大に寄与

ecbeingは、日本でも動画やLIVE配信を活用したECビジネスが普及する中で、特に「TikTok」は幅広い年齢層から支持を集めるプラットフォームとして、Eコマース市場の発展に大きく貢献する可能性を秘めていると、サービス開発の背景を説明。

一方で、「TikTok Shop」を活用した販売展開には、動画クリエイティブの制作やLIVEコマースの運営、クリエイターの起用、広告戦略の構築など、専門的な知識と運用ノウハウが必要になると指摘する。

ecbeingとクロスシーは、本協業を通じて「TikTok Shop」に出店する企業のEコマース業務を支援し、ひいては日本国内におけるTikTok Eコマース市場の拡大に寄与する方針だ。

今後も企業のデジタルマーケティングを支援するための新たなサービスを共同開発し、進化し続ける市場ニーズに対応していく予定とのこと。日本でのローンチに向けて「TikTok Shop」注目度は日ごとに高まっている。出店支援サービスを含めて、その動向を引き続き追っていきたい。

※画像出典:株式会社ecbeing