geeva、店舗販売をEC化する「QRギフト」サービスをリリース
geeva株式会社は2025年11月17日、店舗ギフトのEC化を支援するシステムサービス「QRギフト」をリリースした。
商品に印字したQRコードからギフトを贈る
商品購入用のQRコードを印字する「QRギフト」。スマホでQRコードを読み込むことで、そのままスマホ決済。同時にeギフトとして、SNSやメール送信で「贈る」ことができる。
店舗販売の場合は「QRギフト」が印字された値札やPOPを置くだけで、レジが不要に。また、「QRギフト」が印字されたパネルを設置しておけば、閉店時でも来店客がギフトを購入し「贈る」ことも可能だ。
また、販促チラシなどの印刷物に「QRギフト」を印字しての配布や、商品を配送時の同梱ツールに印字することで、追加購入の促進にも有効だ。
QRコード印字による、さまざまな販売方法
geevaは「QRギフト」の利用方法について、以下5つのパターンを挙げている。
◆値札販売
▷実店舗で値札にQRコードを印字し、送料込みの商品として販売する。
◆POP販売
▷POPにQRコードを印字して、飲食テーブルやレジの隣などに置いて販売する。
◆チラシ販売
▷チラシや商品パンフレットにQRコードを印字して、店舗配布や配送物と同梱する。
◆パネル販売
▷店舗の前などに大きめのパネルを用意した、無人販売。
◆ECサイト販売
▷購入用URLを発行し、販売サイトにリンクするだけでeギフトになる。

※画像参照:店舗販売のEC化「QRギフト」リリース(geeva株式会社)
店舗ギフトのEC化を進める
「GIFTOMIZE!MyBRAND」の契約をしている場合、すべての商品がQRギフトにすることが可能となる。「eギフトタイプ」と「選べるeギフトタイプ」が制作できる。マイブランドサービスの初期導入費は24万円。ギフトが販売されたときに料金がかかるサブスク方式なので、小規模店でも気軽に始められる。
geevaは、来店客にこそ販売拡大のチャンスがあるとして、店舗ギフトのEC化を進めることをギフト市場のブルーオーシャンと捉えている。「『QRギフト』は店舗での利用を重視し、使いやすい販促資材である『値札』『ポップ』『チラシ』『パネル』などを最大限に利用して提供したい」とコメントしている。
実店舗や期間限定ショップでの販売はもちろん、ECでも活用できる本サービス。業務効率化にもつながるサービスとして、今後の動向に期待が寄せられる。


