楽天市場、AI活用により商品との出会いを創出する新機能を提供開始

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ECのミカタ編集部

「楽天市場」、AI活用により新たな商品との出会いを創出する新機能「ディスカバリーレコメンデーション」の本格提供を開始

楽天グループ株式会社(以下、楽天)は2025年11月20日、「楽天市場」アプリにおいて、自社開発のAI技術を活用した新機能「ディスカバリーレコメンデーション」の本格提供を開始した。

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新たな商品との出会いを創出

「ディスカバリーレコメンデーション」は「楽天市場」に出店する5万以上の個性あふれる店舗が販売する約5億点の商品の中から、ユーザーごとの興味・関心に最適化された商品の画像や動画、商品ページやコンテンツページの情報を表示。新たな商品との出会いを創出する。

本機能の搭載により、楽天の自社開発AIが「楽天市場」におけるユーザーの購買履歴や閲覧履歴、お気に入り登録状況(ブックマーク)などの利用データを基に潜在的な興味や関心、好みの分析が可能となる。

そのうえで出店店舗が自社商品の魅力を伝えるために作成した画像や動画、特集記事など多様なコンテンツの中から各ユーザーに最適な内容を選び出して表示。ユーザーと新たな商品との出会いをさらに加速させることができる。

◆新機能「ディスカバリーレコメンデーション」概要
▷提供場所:「楽天市場」アプリ
▷提供開始日:2025年11月20日
▷利用方法:「楽天市場」アプリのホーム画面にある「探す」タブをタップすると表示される「発見」のページをスクロールすることで、各ユーザーに最適化されたさまざまな情報を閲覧することが可能。

潜在的なユーザー層にも訴求可能

「楽天市場」はこれまでも、“Shopping is Entertainment!”を掲げ、1億以上の楽天IDや70を超えるサービスを基盤とした消費行動分析データを活用した顧客体験の向上に努めてきた。

「ディスカバリーレコメンデーション」の活用によって、ユーザーは「楽天市場」の膨大な商品群の中から、自分の好みに合った商品やまだ見ぬ逸品に出会えるようになり、より魅力的な買い物を体験できるようになる。

さらに、「楽天市場」の出店店舗においては、自社の製品を検索したユーザーに加えて、AIが特定した潜在的なユーザー層にも商品の個性や魅力を訴求できるようになるため、効果的かつ効率的な販売促進と、新たな販売機会の創出が可能になる。楽天は、AI化を意味する造語「AI-nization(エーアイナイゼーション)」を掲げ、ビジネスのあらゆる面でAIの活用を推進している。今後もユーザー、出店店舗の双方に満足度の高いサービスを提供することが期待される。