タイミー、オイシックスと連携「廃棄野菜の商品化プロジェクト」始動

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ECのミカタ編集部

タイミー、オイシックスと連携し廃棄野菜を商品化するプロジェクトを始動 〜第一弾として4月から指定野菜化されるブロッコリーの二番果「ブロ次郎」を3月19日(木)に販売開始〜

株式会社タイミーは2026年3月19日、オイシックス・ラ・大地株式会社(以下、オイシックス)と連携し、廃棄野菜を商品化するプロジェクトを始動した。

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ブロッコリーの二番果「ブロ次郎」を販売開始

プロジェクトの第一弾として2026年3月19日より、ブロッコリーの二番果「ブロ次郎」を販売開始する。ブロッコリーは栄養価の高さから消費量が増加。2026年4月からは農林水産省の「指定野菜」に追加されるなど、今後さらなる需要拡大が見込まれている。

正規品の収穫後に育つ二番果は、食味が良く調理も容易。その一方で、旬がわずか1週間程度と非常に短く、さらに収穫・選別・出荷作業にかかる労働力不足からその多くが未収穫のまま廃棄されてきた。

今回、ブロッコリーの二番果のパック詰め作業においてスポットワークを活用。「ブロ次郎」として商品化し、「Oisix」で販売する。

◆発売商品「ブロ次郎」
▷商品名:甘みがぎゅっ!ブロ次郎(静岡県産)
▷販売価格:410円(税込)
▷販売開始:2026年3月19日10:00~

一次産業でスポットワークの活用が普及

日本の農業現場では、深刻な労働力不足を背景に、食べられる状態であるにもかかわらず収穫・出荷ができずに畑に青果が廃棄されてしまう「畑のフードロス」が大きな課題となっている。

中でも、収穫適期が極めて短い作物や、手作業による細かな選別・梱包が必要な品目では労働力不足が原因で、本来ならば食卓に届くはずの価値ある青果が収穫すらされずに失われる深刻な事態が発生している。

こうした状況を背景に近年、農業をはじめとする一次産業の現場ではスポットワークの活用が普及。旬の時期が決まっており、天候や自然環境にも影響を受けやすい一次産業は、繁閑変動や突発的なニーズに合わせて人員確保ができるスポットワークとの親和性が非常に高く、労働力不足解消への新たな解決方法として、各地の事業者で取り入れられはじめている。

同様のスキームでプロジェクトを推進する予定

本プロジェクトでは、オイシックスがこれまで蓄積してきた生産・流通現場での知見とタイミーが持つ労働力確保に関する知見を生かして、フードロスの削減と産地収益の向上、さらにはスポットワークを通じた農業との接点創出により将来的な担い手確保への貢献を目指す。

両社は今後も、同様のスキームを用いてプロジェクトを推進する予定である。

これまで廃棄されていた青果を商品化することで、畑のフードロスを削減するとともに、出荷量の増大ひいては産地の収益向上が期待される。今後の動向に注目したい。