Nint ECommerce、EC市場データ基盤とAIを融合した新機能を提供開始

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ECのミカタ編集部

Nint ECommerce、独自のEC市場データ基盤とAIを融合した新機能「AIアシスタント」を提供開始

株式会社Nintは2026年3月26日、10年以上にわたり独自に蓄積してきた網羅的なEC市場データとAI技術を組み合わせた新機能「Nint AIアシスタント」の提供を開始した。

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閲覧中の画面に応じた「分析結果の要点」を即座に把握

「Nint AIアシスタント」は、Nint ECommerce上の各分析画面に表示されるデータをもとに、AIが内容を自動で解釈・要約。ユーザーに対して、サマリーや示唆を提示する機能である。

ユーザーは追加設定を行うことなく、閲覧中の画面に応じた分析結果の要点を即座に把握。これにより、日常的な分析業務の効率化を図れる。

本機能の主な特徴について、Nintは次の内容を挙げている。

◆AIによる自動サマリー生成
◆分析スキルに依存しないデータ理解
◆閲覧中のデータに基づく示唆の提示
◆業務フローに組み込まれたUI
◆対話型の追加質問に対応

※画像元:Nint ECommerce、独自のEC市場データ基盤とAIを融合した新機能「AIアシスタント」を提供開始(株式会社Nint)

例えば、飲料カテゴリの売上上位メーカー分析では「水・炭酸水が上位を占め、ラベルレスやまとめ買い商品の需要が拡大している」といったインサイトを即座に提示する。

AIによるサマリーと示唆により、データの読み解きから意思決定までのプロセスを効率化。同時に、分析業務全体の生産性向上を実現する。

より直感的な「データ活用環境の実現」を目指す

NintはEC市場の現状について「市場の成長に伴い企業が扱うデータ量は飛躍的に増加しているにもかかわらず、それらのデータを適切に読み解き意思決定に活用できる人材は限られており、『データはあるが活用しきれない』という課題が多くのEC事業者に存在しています」と指摘する。

実際、Nintが導入企業に対して実施した調査では、多くのユーザーが生成AIを日常的に活用している。一方、EC分析データとAIを組み合わせて活用した経験は限定的であり、データ活用には大きな余白が残されていることが明らかになった。

こうした課題を受け、Nintは独自に蓄積してきた網羅的なEC市場データとAI技術を組み合わせ、分析画面上のデータを文脈に応じて解釈・提示することで、より直感的なデータ活用環境の実現を目指し、本機能の開発に至った。

「AIエージェント」機能の提供も視野

Nintは本機能を皮切りに、AI技術とECデータの融合をさらに推進する方針を掲げる。今後について、次のようにコメントした。

「業種分析に加えショップ分析・商品分析への対象拡大を予定しているほか、AIがデータの解釈にとどまらず、複数の分析画面を横断したレポート作成や施策提案など、業務の完了までを支援する『AIエージェント』機能の提供も視野に入れ、段階的に拡張していく計画です」

本機能は、Nint ECommerceの業種分析機能を契約する顧客であれば、追加設定を行うことなく利用可能だ。ECデータの「読み解き」をAIが代行し、分析スキルに依存しない「データ活用環境を実現させる取り組み」として、期待が寄せられる。