佐川グローバルロジスティクスが「物流簡易診断サービス」の提供を開始

佐川グローバルロジスティクス株式会社（以下、佐川グローバルロジスティクス）は2025年9月1日より、倉庫運用における課題を短期間かつ定量的に診断できる新サービス「ロジスティクス・カルテLight」を開始した。

倉庫運用の実態を5段階評価で診断

「ロジスティクス・カルテLight」は60項目にわたる倉庫運用の実態を5段階評価で診断し、現場視察を含めて最短3日で結果を提示するスピード診断サービスである。

倉庫内のオペレーション、レイアウト、コスト管理など幅広い分野を対象に、包括的な診断サービスを提供。さらに、他社倉庫との比較による順位付けや総合評価も実施し、顧客の倉庫が他社の運用に比べて優れている点や改善するべきポイントを明確にする。

費用は10万円（交通費別）から利用が可能。佐川グローバルロジスティクスは「本サービスによりお客さまの物流課題の明確化をサポートします」とコメントする。

物流課題の解決をサポート

佐川グローバルロジスティクスは「ロジスティクス・カルテLight」のほかに、これまで2つの診断サービスを提供してきた。

◆ロジスティクス・カルテ®
サプライチェーン全体を分析し、物流費や物流課題を可視化するサービス。最短3週間での診断が可能であり、顧客が提供したデータを基に詳細なカルテを発行する。

◆ロジスティクス・カルテPlus
「ロジスティクス・カルテ®」による物流課題の診断・可視化に加えて、改善プランの立案までサポート。物流診断で可視化された課題に対して具体的な改善策を提案し、顧客と数カ月かけて業務設計まで行う。

同社は、これまで3PL企業として蓄積してきたノウハウを基に、データ分析とソリューションの提供で顧客の物流課題の解決をサポートする方針を掲げる。円滑な物流業務実現へ向けた取り組みとして、今後の動向に期待が寄せられる。