【朝刊】楽天、新しい“商品の選び方”を提案!(6月1日版)
ピンッとくる商品をセレクト!
先週の金曜日に楽天株式会社(以下、楽天)で「情報共有会(通称「R-Camp」)」を実施しました。このR-Campでは、現在の楽天市場の状況や今後の展開、毎回異なるテーマでサービスの紹介などが行われ、最後にはQ&Aセッションも実施されます。
20周年を目前とした楽天市場の2016年のテーマは、「品質への徹底的なこだわり」と「魅力あふれる楽しくお得なお買いもの」です。様々な取り組みの中で、新たな商品との出会い方を提案する「ROOM」があります。「ROOM」では、楽天市場の商品ページや購入履歴から、商品のオススメしたいポイントや実際に使った感想と共に投稿することが可能です。なかなか自分の好みに合った商品に出会えないときに、「ROOM」を使うと、自分のピンッとくる「いいね」と思えるモノと出会うことができます。さらに、「いいね」に加えて楽天ポイントがもらえるため、投稿をすることが楽しくなるはずです。また、それだけでなく、自分が投稿した商品を他のユーザーが購入すると、5%のポイントが還元されます。
この「ROOM」を利用しているユーザーも登場し、他のメディアとの違いについてお話しされました。まずは、「ブログは文章の構成を考えたり、アフィリエイトを貼ったりと時間がかかるけど、ROOMはすぐに投稿できて、反応も速い」という声がありました。さらに、Instagramとも連携しており、プロフィール画面に「ROOM」のリンクを張ることができるようになっており、ユーザーを誘導することができます。この「ROOM」を使い始めてから、楽天市場を利用するようになった人も居るらしく、ユーザーを増やす施策としても一役買っています。
今後は、モノをただ並べるのではなく、季節のイベントごとに新たな企画を自ら作っていくことに注力していくそうです。最後に、上級執行役員の河野奈保氏がR-Campについて「開示できませんとか、公開されていないので、ではなくて、ほどほどに可能な限りはお伝えしていかないと、と考えています。」とお話しされました。
実際にR-Campのような情報共有の場があることにより、EC店舗にとっても、ユーザーにとっても安心することができます。「知らない」ということが最も怖いことであるため、このような場が必要です。楽天にとっても、EC店舗やユーザーに宣言をすることで、それが力にもなります。やはり、楽天の動きを見ていると、「モールだけ」「店舗だけ」というのではなく、全てに関わる人が一丸となって頑張らなければ、成り立たないと思います。さらに、そこに「ユーザーの声」が重なると“最強”になります。
楽天のイベントやセミナーに潜入した記事!
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