LINEヤフー、「LINEミニアプリ」内での広告による収益化機能を提供

最終更新日：2025/07/16

ECのミカタ編集部

【LINEヤフー】「LINEミニアプリ」内での広告による収益化機能の提供を開始

LINEヤフー株式会社（以下、LINEヤフー）は2025年7月15日、「LINEミニアプリ」内での「Yahoo!広告」の広告掲載により、アプリ内広告による収益化機能の提供を開始した。

アプリ内広告による収益化機能を新たに提供

「LINEミニアプリ」は、店舗・企業が「LINE」上で自社サービスを提供できるアプリプラットフォームである。

ユーザーは、アプリの追加ダウンロード・会員登録不要で「LINE」上で利用することができ、2025年6月時点のサービスリリース数は2万4000件、月間利用者数は1400万人を超えている。

今回のアプリ内広告による収益化機能では、LINEヤフーが審査した広告のみが表示される「Yahoo!広告」を、利用可能な広告プラットフォームとして採用した。

なお、「LINEミニアプリ」を運営するサービス事業者は、「Yahoo!広告ネットワークパートナー」に申し込み（契約）が必要となる。

課金機能や検索性の向上などのアップデートを予定

LINEヤフーは、ユーザーが安心して利用できるよう、出稿される広告の品質の審査を日々行っている。

「Yahoo!広告」を採用することにより、ユーザーにとっては安心して利用できる環境が整う。これにより「LINEミニアプリ」を運営するサービス事業者が信頼して広告を掲載できるとともに、収益を得られる仕組みを実現する。

今回のアプリ内広告による収益化機能の提供を皮切りに、ミニアプリ内課金機能や検索性の向上、アクセス導線の強化など、さまざまなアップデートが予定されている。

機能アップデートを経て、会員証やモバイルオーダー、予約受付などのオフラインサービスのみならず、ゲームやEC、メディア、エンターテインメントなど、サブスクリプションサービスを含むオンラインサービスにおいても活用を促進。企業とユーザー双方にとって利便性の高いアプリプラットフォームを目指すとしている。今後の動向に期待したい。