年代別でソーシャルギフト利用単価に差 ギフトモール調査

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ECのミカタ編集部

〜2025年版ソーシャルギフト利用実態調査〜「気持ち」を贈る新文化。気軽に「気持ち」を贈る10~20代、50代では1万円以上の本格ギフトも贈る人も

株式会社ギフトモール(以下、ギフトモール)は2025年8月27日、初めて実施した「ソーシャルギフト利用経験者に特化した実態調査」の結果を公表した。

調査概要

◆実施時期:2025年6月
◆実施内容:インターネット上のパネルによる調査
◆調査主体:株式会社ギフトモール オンラインギフト総研
◆回答人数:全国15歳〜59歳の男女2250名(ソーシャルギフトの贈った・受け取った経験がある人)
◆調査元:ギフトモール オンラインギフト総研 調べ
◆出典:ソーシャルギフト利用経験者に特化した実態調査(株式会社ギフトモール)

ソーシャルギフトの使い分けが進んでいる

ソーシャルギフト利用者全体の価格帯分布(ソーシャルギフトで贈ったギフトの価格・複数回答)を見ると、500円~1000円未満(29.8%)と1000円~2000円未満(29.5%)がともに約3割の人が利用したことのある価格帯だった。2000円~3000円未満(23.4%)、3000円~5000円未満(24.2%)も相応の割合となった。このことから、500円未満(6.3%)から1万円以上(7.9%)まで、幅広い価格帯で利用されていることが明らかになった。

気軽なプチギフトから本格的なギフトまで、贈る相手やその相手との関係性、贈るシーンなどによってソーシャルギフトの使い分けが進んでいるといえるだろう。

年代が上がるにつれて利用価格も上昇

年代別の詳細分析では、10代・20代は500~1000円未満が最も多く、次に1000~2000円と続く。30代・40代になると1000~2000円未満が最頻となり、50代では3000~5000円未満が最も大きい割合を占めた。

さらに50代は5000~1万円未満が23.8%、1万円以上が12.6%と高価格帯でもソーシャルギフトを利用している。

ギフトモール オンラインギフト総研の小川安英所長はこの結果について、「10代・20代は500~1000円くらいのギフトを気軽に贈ることで、自分の『気持ち』を率直に相手に伝えるためのツールとしてソーシャルギフトを活用している一方、年代が上がるにつれて、本格的なギフトを贈るための従来は存在しなかった手段としてソーシャルギフトを活用していることがうかがえます」とコメントしている。

今後も発展が予想されるソーシャルギフト

ソーシャルギフトの活用は、10年前には存在しなかったデジタル時代のギフトコミュニケーションの変化である。

ギフトモールは今後の進展について、下記の予想を発表している。

◆比較的安価なギフト贈答の世代間拡大
職場や家族間でも日常的な感謝や思いやりの表現手段として拡大、定着していく。

◆価格帯のさらなる多様化
50代の利用傾向が示すように高価格帯の本格的なギフトを贈る手段としてソーシャルギフトの活用が広がる。

◆テクノロジー進化による最適化
AI等のテクノロジーの発達により、相手の好みや関係性、過去の贈り物履歴を分析して、ソーシャルギフトを利用するのに合ったアイテムや利用シーンが提案される。

今後もさらに多くの人が新しい手段として、ソーシャルギフトを活用していくだろう。ギフト市場において存在感を増し続けるソーシャルギフト。引き続き動向やトレンドを追っていきたい。