ソーシャルギフト「贈る」回数の方が多い「ギバー型」先行 ギフトモール調査

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ECのミカタ編集部

〜2025年版ソーシャルギフト利用実態調査〜 ソーシャルギフト利用者は「貰う」より「贈る」回数の方が多い「ギバー型」先行

ギフトモールオンラインギフト総研は2025年12月16日、ソーシャルギフト利用経験者に特化した実態調査の結果を公表した。

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調査概要

◆実施時期:2025年6月
◆実施内容:インターネット上のパネルによる調査
◆調査主体:株式会社ギフトモール オンラインギフト総研
◆調査対象:全国15歳〜59歳の男女(ソーシャルギフトを贈った・受け取った経験がある人)
◆回答人数:2250名
◆調査元:ギフトモールオンラインギフト総研調べ
◆出典:ソーシャルギフト利用経験者に特化した実態調査(株式会社ギフトモール)

「贈った回数」が「貰った回数」を上回る

ソーシャルギフト利用者2250人が、1年間にソーシャルギフトを利用して贈った回数と貰う回数を推計。回答者全員の総回数は「贈った回数が6324回」、「貰った回数が5079回」となり「贈った回数」が「貰った回数」を上回る結果となった(※1)。

回答者1人当たりでの平均では贈った回数が2.8回、貰った回数が2.3回。贈った回数が、貰った回数を0.5回上回っている。

性年代別に見ると、全ての層で贈った回数が貰った回数を上回る結果となった。

特に、30代男性は贈った回数3.3回・貰った回数2.6回で差が0.7回、40代男性は贈った回数3.0回・貰った回数2.2回で差が0.8回となった。全体平均の差0.5回を上回った。

ソーシャルギフトは「贈る」ことの方が多い

ソーシャルギフト利用者を「贈る頻度」と「貰う頻度」の差で分類したところ「バランス型(贈り合い均衡型)」が66.8%で最多に。「ギバー型(贈る方が多い)」が26.9%、「テイカー型(貰う方が多い)」が6.3%という結果になった。

性年代別に見ると「ギバー型」の比率が最も高いのは、40代男性の32.4%。次いで10代男性31.3%、50代男性30.4%と続く。

テイカー型の比率は全体的に低く、最も高い層でも10代女性の10.7%に留まった。

本調査によって、ソーシャルギフト利用者は「貰う」よりも「贈る」回数の方が多い「ギバー型」先行であることが明らかとなった。施策を検討するにあたり、押さえておきたい重要な事実といえるだろう。今後の検討に活かしたい。

※1:本調査では2250人の回答者に、ソーシャルギフトを利用してギフトを贈る頻度および貰う頻度を答えてもらい、それを基に1年間での贈答の回数を推計。贈った相手からお返しをもらったかどうかという贈答関係のやり取りを示すものではない。