2026年1月の消費意欲指数、年末セールなどの影響で前月比大幅減 博報堂調査
株式会社博報堂のシンクタンク博報堂生活総合研究所は2025年12月25日、消費の先行きに関する調査結果を「来月の消費予報」として発表した。
消費意欲は前月比大幅減
クリスマスや年末年始を過ごした後の1月は例年、消費意欲指数が低下する傾向にある。本調査では、今年も前月比で-4.8ptと大きく低下し、前年比でも-1.7ptと低下していることが明らかとなった。消費意欲指数の理由をみると、前月と比べて、消費にポジティブな回答(12月597件→1月448件)は大きく減少。ネガティブな回答(12月694件→1月819件)が大きく増加した。
具体的には、ポジティブな回答で、「セールがある・安売り・福袋(12月42件→1月135件)」が大きく増加した一方で、「季節的な意欲向上(12月313件→1月149件)」が大きく減少。「(ボーナスなどで)金銭的に余裕がある(12月79件→1月26件)」 も減少している。
本結果について、博報堂生活総合研究所は「初売りや福袋などへの意欲はあるものの、欲しいものがないという意見も高まっています。そのため、クリスマスや年末の反動に加えて、ブラックフライデーなどセール期間の前倒しにより、前月と比べて控えめな消費意欲となることが予想されます」とコメントしている。
消費意向も多くのカテゴリーで前月比減
「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある」人の割合は30.1%で、前月比で-7.8ptと大きく低下。前年比でも-0.8ptと、やや低下した。
16カテゴリー別の消費意向をみると、前月比では「食品」「外食」「ファッション」など、10カテゴリーが20件以上減少。前年比では「旅行」「日用品」「飲料」「化粧品」が20件以上減少した。

※画像元:博報堂生活総研[来月の消費予報・2026年1月](消費意欲指数)(株式会社博報堂)
年末に意向が高まった食やファッションを中心に、例年通り、前月に比べて多くのカテゴリーで消費意向が落ち着く月となることが見込まれる。今後の施策を検討する際に、本調査結果を参考にしたい。


