「商品購入の検討」若年層の7割以上がTikTokで検索 ZIK調査
株式会社ZIKは2026年1月20日、15〜30歳の若年層においてTikTokが「検索プラットフォーム」として、定着していることを示す調査結果を発表した。
調査概要
◆調査期間:2025年12月3日
◆調査主体:自社調査
◆調査対象:[居住地]全国、[年齢]15歳〜30歳、[性別]男女
◆有効回答数:300
◆調査方法:インターネット調査
◆出典:TikTokは「検索プラットフォーム」として定着へ(株式会社ZIK)
7割以上が「TikTokで情報検索」
15~30歳の調査対象者にTikTokの利用経験をたずねたところ、全体の53%が「利用したことがある」と回答。男女ともほぼ同数(男性77名/女性82名)が利用していることが明らかとなった。
続いて、「商品を購入・検討する際にTikTokで情報検索をするか」を質問。「ほぼ毎回している」「ときどきしている」「たまにしている」が合計で約75%を占め、検索行動が日常的に行われていることが分かった。
一方、「したことがない」と答えた人も全体の4分の1ほど存在。検索活用の度合いには個人差が見られるものの、TikTokが若年層の購買検討プロセスに強く組み込まれている実態がうかがえる。

「動画形式ならでは」の情報価値が評価
TikTokで検索される商品ジャンルとして最も多かったのはコスメ・美容で、44名(男性11名/女性33名)を占めた。ファッションも38名(男性23名/女性15名)と続き、外見に関わるカテゴリーが検索の中心となっている様子がうかがえる。
また家電・ガジェット、日用品、食品など実用カテゴリーも一定割合を占めている。TikTokが生活全般の商品検索に、利用され始めていることが明らかとなった。

TikTokで商品を検索する理由としては、「流行やトレンドが把握しやすい」(37.82%)「動画で質感やサイズ感がわかる」(36.13%)「使用感やレビューがリアル」(32.77%)という回答が目立った。動画形式ならではの、情報価値が評価されていることがうかがえる。

検索エンジンとしての地位を確立
TikTokで見た商品情報が購入判断にどの程度影響したかをたずねた項目では、最も多かったのは「購入を後押しした」(36.97%)で、44名が該当した。
次いで「参考にはなった」(35.29%)が42名となり、TikTokは情報理解を深める役割を果たしているといえるだろう。

一方で、ZIKが実施した別調査(※1)では、「TikTok Shopを利用したことがありますか?」という質問に対し、「はい」と答えたのは19.33%にとどまっている。
TikTok Shopを利用する主な理由として最も多かったのは、「決済や配送が便利だから」(51.72%)。次いで「価格が安いから」(31.03%)、「限定商品があるから」(29.31%)となった。
また、「エンタメ性がある(動画で楽しみながら買える)」(27.6%)という回答も一定数挙がっている。ショート動画を通したユニークな購買体験が、ユーザーのモチベーションになっていることがうかがえる。

本調査結果に対して、ZIKは次のようにコメントしている。
「利用者の半数以上がTikTokを使う中、商品購入時に検索を行う人も多く、動画ならではの“リアルで効率的な情報収集”が購買行動を後押ししています。動画で商品理解が深まり、保存→店舗確認→購入といった行動につながる点からも、TikTokは従来とは異なる、体験を通じて意思決定を促す検索エンジンとしての地位を確立しつつあります」
TikTokの「購買行動の起点」としての存在感が拡大しつつある。今後のマーケティング展開や、消費者訴求の検討の際に、本調査結果を参考にしたい。
※1:調査期間:2025年10月9日、調査主体:自社調査、調査対象:[居住地]全国、[年齢]15歳〜30歳、[性別]男女、有効回答数:300、調査方法:インターネット調査


