バレンタイン、4割以上の女性が「渡す予定なし」 インテージ調査
株式会社インテージは2026年1月30日、「バレンタイン」に関する調査結果を公開した。
調査概要
◆調査地域:日本全国
◆対象者条件:15~79歳の男女
◆標本抽出方法:「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
◆標本サイズ:n=5000
※国勢調査にもとづき性別・年代・地域を母集団構成に合わせて回収
◆調査実施時期:2026年1月14日~1月19日
◆出典:「バレンタイン」に関する調査(株式会社インテージ)
4割以上が「渡す予定はない」と回答
2026年のバレンタインでは、個人で「渡す予定はない」と回答した女性が、昨年に比べて4.0ポイント増加し42.8%に達した。
バレンタインを始め、季節イベントの「予定がない」と回答する人は2024年以降、増加傾向が続いている。昨年実施した、ハロウィンやクリスマス、年末年始に関する調査でも、物価高の影響を受け予定がない人が総じて増加。その傾向は、バレンタインも続く見込みである。
バレンタインの予算を見ると、個人でチョコを用意する女性の平均予算は4943円。2024年は新型コロナウイルス5類移行後での盛り上がりを見せ、予算も大幅に増加。2025年はその反動で減少したが、今年はチョコの値上がりなどの影響が強く、前年比108%にとどまった。

値上がりによって予算が増加
予算が増える理由の1位、2位は昨年同様「チョコの値上がり」と「物価高・円安」。前者は昨年に比べて14.8ポイント増の63.6%。後者も7.2ポイント増の39.8%となり、いずれも大きく伸長した。

全国約6000店舗の販売実績を継続的に収集している、小売店販売データSRI+®(全国小売店パネル調査)で、板チョコレートの平均個数単価の推移を確認。2022年上半期までは100円前後(税込)で推移していた単価が、その後ゆるやかに上がり始め、2024年以降は急激に上昇。
2025年9月には199円と、200円に迫るところまできていることが明らかとなった。

8割以上が「義理チョコ」に参加したくないと回答
本調査では、「今年バレンタインのチョコが値上がりしていた場合、自身の行動に影響の有無」を質問。バレンタインにチョコを用意する女性の67.5%が「影響あり」と回答した。
「価格帯が低いチョコを買う」(33.7%)、「個数を減らす」(24.6%)、「安く買える購入先で買う」(18.9%)と答えた人が多かった。やりくりの方法は、昨年と大きく変わらない結果となった。
また、減少傾向が続く「義理チョコ」について、有職女性に職場の義理チョコへの参加について質問。「参加したくない方だ」と答えた人は、昨年より1.2ポイント増え85.4%。2022年に調査を開始して以来の最高値を更新した。

こうした結果を受け、インテージは「渡す予定がない人は4割を超える一方で、『自分チョコ』が横ばいで推移しているように、限られた予算の中でも『自分の楽しみは確保したい』というニーズは根強く、購入行動は二極化が進んでいるようにも見えます」とコメントする。
本調査を参考に、バレンタインの施策展開を進めていきたい。


