「バレンタイン商戦」幅広いカテゴリで売上伸長 Shopify Japan調査
Shopify Japan株式会社は2026年2月19日、2026年のバレンタインデーに向けた期間の購買動向に関する分析データを発表した。なお、本分析データは、1月中旬から2月中旬の期間における日本国内のShopify事業者の販売データをもとに、バレンタイン需要の高まりに伴う前月比の売上変化を分析したものとなる。
ギフトの選択肢が多様化
バレンタインデー前の数週間で菓子カテゴリーの需要は大きく伸長しており、なかでもチョコレート関連商品が売上をけん引した。
◆チョコレート:前月比144.2%
◆チョコレート掛けフルーツ:前月比142.7%
◆砂糖・チョコレート掛けフルーツ:前月比134.2%
さらに、定番チョコレートに加えて、フラワーギフトやフレグランス関連商品の伸びも確認された。
この結果についてShopify Japanは「チョコレートが依然としてバレンタインの象徴的商品である一方で、フラワーやフレグランスといった周辺カテゴリーにも需要が広がり、ギフトの選択肢が多様化していることがうかがえます」と分析している。
ライフスタイル全体に関わる消費機会に
季節的な購買の高まりは、従来の菓子カテゴリーにとどまらず、ビューティーカテゴリーにおいても顕著な売上増加が確認された。
Shopify Japanは「チョコレートが商戦の中心である一方で、メイクアップやヘアケア商品の伸長は、バレンタインデーやそれに伴うイベントの外出機会に向けた需要に加え、自己表現やセルフギフトといった多様な消費行動の広がりを反映していると考えられます」とコメントしている。
これらの動きから、「バレンタインは単なるギフトイベントにとどまらず、ライフスタイル全体に関わる消費機会へと広がりを見せていることがうかがえます」と続ける。また、季節の移り変わりを背景に、「プランター」「ドーム型テント」など、ホームおよびアウトドア関連カテゴリーにも動きが確認された。
カテゴリー横断で需要の変化を捉える
Shopify Japan カントリーマネージャーの馬場道生氏は、本調査結果について次のようにコメントしている。「バレンタインデーは、日本における重要な季節商戦のひとつであり、短期間で需要が大きく変動するタイミングです。(中略)季節商戦で成果を上げるためには、こうした変化の兆しをいち早く捉え、在庫や商品構成、販促施策を柔軟に最適化することが重要です」
2月14日に向けた売上の加速は、文化的イベントや季節の変化に応じて、消費行動が短期間で大きく動くことを示している。今回のデータからは、需要の拡大がチョコレートのような従来のギフトカテゴリーにとどまらず、ビューティー、ホーム、アウトドア関連など周辺・隣接カテゴリーへと広がっていることが確認された。
季節商戦においてカテゴリー横断で需要の変化を捉え、迅速かつ柔軟に対応することが競争力の向上につながることを示唆している。今後の施策検討に、ぜひ本調査結果を活用したい。


