店舗+EC受注&企業向けAmazon連携「C-ASPRO」で受注~請求、CRMも
オムニチャネルへ参入したい、企業様向けECへ展開したい、そんなメーカーの要望に対し、ウェブとアナログ(店頭ギフト・FAX・郵便受付)データの連携、大量受注など、EC分野における課題を解決する「C-ASPRO」と、受注処理アウトソーシングでの実績を基にコスト削減にも効果的なその仕組みを、(株)東計電算の吉村 典也 氏に伺った。
アナログもECも 受注~出荷を一元管理
「C–ASPRO」は、EC・ 通販のバックオフィス業務の改善・効率化をCRMと連携して実現できるSaaS型ECソリューションです。多くのカートシステムでは、電話やFAX、ハガキ等アナログの受注処理が難しいのですが、弊社ではアナログのデータもシステム上に登録することができ、分離することがありません。 勿論、モール等の多店舗も一元管理できます。更に、カートシステムでは難しい大量のバッチ処理にも対応できます。
BtoCの通販では、産直等でよくご利用いただいています。権限を分割して、出荷に必要なデータだけをシステム上で産直に渡すこともできるんです。産直にシステムの使い方を教えるところまでサポートします。よくあるケースでは、リアル店舗で通販は電話やカタログ等アナログで受注してきたけれど、ECに参入したいので、 業務を一元化したいといったものです。繁忙期の受注処理やカスタマーサービスは外に出して出荷作業だけしたいというケースも多いです。今回、Amazonログイン&ペイメントと連携したことで、 従来カバーできなかった顧客層の獲得にもつながると思います。
企業向けEC参入 業務改善にも
また、BtoBにも対応可能です。前回と同じものを注文したい、発注データをCSVで一気に上げたい等、BtoBならではの受注形態にも対応しています。ウェブ受注と従来のFAX受注等が混在する場合も、全て一元化して処理できます。ウェブで新規顧客の獲得や、消費者向けECサイトへ参入しながら、従来業務のウェブ 化で業務効率を向上させている企業が多いです。
システム化、時間制で業務コスト削減
一般的なBPOは従量課金が多いのですが、受注件数が変わっても処理時間はあまり変わらないんです。弊社では、2 つのコンセプトがあり、 1つはBPRといって、総額費用をコミットし、その中でシステム化によりコストを下げていくという形です。コストを半分にした例もあります。
もう1つは、作業にかかる時間で料金を固定し、イレギュラー処理で時間が延びた場合は追加料金という、時間制でビジネスプロセスでコミットする形です。また、繁忙期のみのスポット利用等にも柔軟に対応できますので、まずはご相談いただければと思います。
「C-ASPRO」3つのポイント
1.店頭受注・FAX・郵便もECも一括管理
2.Amazon連携による新規顧客へのアプローチ
3.効率化でコスト削減、効果の見える料金設計
<ECのミカタ通信 2016 SPRING vol.12より抜粋>