スタートアップこそ、広告なし・基礎固めの徹底で月商500万を目指せ!

福島 れい [PR]

株式会社ファイブスプリングス 代表取締役 太田 薫氏

 広告投資に、セール、キャンペーン…。売上を伸ばすために様々な投資を試みるEC企業は多い。しかし、それは本当に売上につながっているのだろうか?かえって遠回りになっているということはないだろうか?今回取材に伺ったのは、ECサイト運営に「特効薬はない。」と断言する株式会社ファイブスプリングス 代表取締役 太田 薫氏。スタートアップ企業こそ、基礎固めに注力することで売上が伸びるというのだ。

特効薬はない。基礎固めの徹底を

 「楽天市場のスーパーセールや広告、過度な安売りなど、とにかく売れそうな香りがするものに、つい飛びつきたくなってしまうというECサイトさんは少なくありません。でも、そんなことより、絶対に基礎固めをした方が売れます。極端な話をすれば、広告投資を一切せずとも、月商300〜500万規模までは伸ばすことができるのです。」と話す太田氏。

 太田氏が絶対に行うべきと勧める”基礎固め”とは、SEO対策やスマートフォン向けページの作成、モールの商品ページにおけるタグID改変への対応、サムネイル画像の追加など、そんな細かな作業全般のことを指す。そのくらいなら自社でできるじゃないかと感じる方も少なくないだろう。

 しかし実際には、「1つ1つの作業は単純で、どのECサイトでもできることなんですが、しっかりと取り組めている企業というのは、大手のECサイトを含めても0.1%にも満たないと感じています。しっかりと取り組んでいるつもりでも、商品数が多く漏れが発生してしまう、ルール改変に対応しきれていないというケースが多いのです。また、基礎的な作業の積み重ねが、本当に売上に繋がるのか不安で、継続できないというケースもあります。」とECサイトの現状を説明する。

細かな業務だからこそ、細かなフォローに注力

 ECサイトの基礎固めをサポートするため、ファイブスプリングスでは、徹底的な数字の分析と、商品ページごとにチェック項目を設けた管理表を用い、徹底的に基礎固めを支援している。

 「商品数が1万点というECサイトであっても、売上上位の商品から順に、すべての商品に対してSEO対策とページの作り込みを行います。その結果、型番商品でも月商が5,000万円伸びました。細かな作業が大量に発生しますが、弊社からこまめに進捗確認の連絡を差し上げ、確実に作業を行えるようサポートしていますので、必ず売上を伸ばすことができます。」

 太田氏は自信をのぞかせる一方で、「任せておけば売上が上がるんだろうという姿勢のECサイトや、提案している業務をないがしろにしてしまうようなECサイトでは、こちらからお断りする場合もあります。それでは、売上は伸ばせませんから。」とシビアな一面も見せる。

 細かな業務の積み重ね。太田氏がここまで強いこだわりを持っているのは、過去2社で積んできた経験から基礎固めが最も効果的だと認識しているためだ。ECとの関わりは、楽天市場でのECコンサルタントから。ここでは様々なECサイトの数値や運営方法を広く見たという。続いて、実際にECサイトを運営する立場に移る。ここでは各モールで表彰を受けるほどまで成長。さらに自社サイトの立ち上げも行ってきた。

 こうした経験を通じてわかったことは、「特攻薬は存在しない。」ということだ。その一方で太田氏は「ECサイトを運営していると特効薬を探したくなってしまう気持ちはよくわかります。」とECサイト運営の難しさを語る。「だからこそ、基礎固めを推し進め、ECサイトを成長に導きたい。」と。

実は難しい、できることを確実に。を全力サポート

 売上アップ施策というと広告術やセール戦術などを挙げる場合が多く、”基礎固め”の一本に注力する太田氏の戦術には、拍子抜けする思いがしたのも事実だ。一方で太田氏が語ったのは、自らの経験に基づいたことばかり。思い返せば、繰り返し口にした言葉は「自分が経験したことしかできないと思っている。」というものだった。

 売上を伸ばすために、できることを確実に行う。簡単なようでいて、非常に難しいことだが、自信のあることしかしない。そう言い切る太田氏となら信じて一緒にやってみたい。そう感じた取材だった。

 立ち上げから数年、なかなか売上につながってこないと感じているECサイトは、ファイブスプリングスに相談してみてはいかがだろうか。楽ではないかもしれないが、確実に売上に繋がる、そんな方法でしっかりサポートしてくれるはずだ。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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