EC-CUBE DAY2014、ECの「無限大の可能性」を体感 業界を取り巻くトレンドのひもを解く

ECのミカタ編集部

話題騒然、EC事業者の祭典をレポート 500人規模の大型イベントが開催

9月11日、EC業界のトレンドを一挙ヒモ解く大型イベントが株式会社ロックオン(EC-CUBE)主催で開催された。様々なEC支援業者やEC業者が集い、多角的なスポットから成功事例を交えた講義を披露した。
メインホール登壇者は四名。

株式会社サンワカンパニー
取締役WEB事業部部長 荒砂康行 氏

Btrax.inc.ファウンダー
CEO ブランドン・ヒル 氏

株式会社博報堂
ショッパー・リテールマーケティング局長
買物研究所所長 青木雅人 氏

D4DR株式会社
代表取締役社長 藤元健太郎 氏

各位、45分前後の持ち時間では語り尽くせないほどの密度の高い講義に、会場の空気は真剣そのものとなる。

・セミナー内容
A-1:「なぜネットで建築商材が売れたのか? ~ネットでモノが売れる仕組み~」 登壇者:荒砂康行

A-2:「グローバルEC到来~成功する海外向けオンラインストア展開~」 登壇者:ブランドン・ヒル(サンフランシスコよりオンラインセミナー)

A-3:「買いたい気持ちを創り出す~博報堂流ショッパー・マーケティング~」 登壇者:青木雅人

A-4:「O2C・オムニチャネル時代のオウンドメディアとしてのEC戦略」 登壇者:藤元健太郎

その道のプロに聞くEC理論 ワールドワイドな視点を持ち、理論的かつ効率良く考える

建築会社、ファウンダー、広告代理店、ECコンサルタント会社、登壇した講師達は皆別業界のプロ達。それぞれセミナー論旨であるタイトルに沿った自説を、45分の持ち時間をフル活用し熱弁を奮っていた。

ネット販売する商材からかけ離れたイメージの建築商材をEC市場に定着させた、株式会社サンワカンパニーの荒砂康行氏。顧客との信頼の築き方と、信用されること、関係と信用を維持し続ける難しさと大切さについて、自社の約十年に及ぶ実経験を具体的な数字を入れながら解説されていた。

東京とアメリカを行き来し、海外向けECコンサルタントやファウンダーなど様々な顔を持つBtrax.inc.のブランドン・ヒル氏。視野を全世界にまで広げたEC論を相対的に語っていただく。世界的に見てもEC業界は右肩上がりの成長を遂げており、未来は明るいとブランドン氏。

説明不要の、日本で一位二位を争う老舗広告代理店博報堂のショッパー・リテールマーケティング局長、買物研究所所長の青木雅人氏。消費者の「買いたい気持ち」を作り出しコントロールする理論や、店舗が演出するべき「買いたい店」の作り方などを、膨大な自社データベースに基いてロジカルな解説をされていた。

ECコンサルタント会社として数々の実績を誇るD4DR株式会社の藤元健太郎氏。いたるところで話題となっているオムニチャネルと、現在の流行にいたるまでの具体的な推移例を提示しつつの戦略考察を解説する。海外では珍しくなくなってきている様々なモノの買い方も共に紹介されていた。

なんとなく理解しているが言葉で的確に説明は難しかった様々なECトレンドを、前線で活躍している現役の講師たちに明確に定義していってもらう各講義時間、客席はほぼ満席状態だった。講義の合間には、イベント協賛のEC支援業者たちが自社のサービスを紹介する時間もあり、セミナー受講者たちは熱心に耳をかたむけイベントは進んでいった。

■ECの可能性は文字通り無限大
■成長と変化激しい業界の戦い方をつかみとれ

ジャンルの違うEC業界で活躍する四名の登壇者の講義を全て聴取したが、共通して全員が語っている内容は一つ。

「EC業界はまだまだ発展し、明るい未来ある数少ない業界」

この言葉に尽きるように思う。参入する事業者にも支援する事業者にも平等に可能性が開けていながら、業界そのものも成長と変化を続けていく。日々新しい概念が生まれていくEC業界の中で、今回参加した事業者や関係者にとっては文字通り無限大の可能性を体感できた一日だったのではないだろうか。


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