出荷業務をより効率的に。『Bカート』、ヤマトビジネスメンバーズ掲載でBtoB EC市場に新たな窓口

利根川 舞 [PR]

株式会社Dai 執行役員 東京支店長 B2BソリューションDiv. 鵜飼 智史氏 株式会社Dai 執行役員 東京支店長 B2BソリューションDiv. 鵜飼 智史氏

5月29日にヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)が提供するヤマトビジネスメンバーズに、ヤマトグループ以外のサービスとして初めて、株式会社Dai(以下、Dai)の提供するクラウド型BtoB ECプラットフォーム「Bカート」が掲載された。BtoB EC市場が拡大する中、2社の取り組みはどのようなシナジー効果をもたらすのか。Dai 執行役員 東京支店長 B2BソリューションDiv. 鵜飼 智史氏に話を伺った。

出荷業務の効率化を実現。ヤマトビジネスメンバーズ

 ヤマト運輸は2つの会員向けサービスを運営しており、個人向けのサービスがクロネコメンバーズ。そして、法人・個人事業主向けに提供されているのがヤマトビジネスメンバーズだ。では、今回Bカートが掲載されたヤマトビジネスメンバーズはどのようなサービスが展開されているのだろうか。

 「ヤマトビジネスメンバーズにはヤマトグループのサービスをメインにさまざまな情報が掲載されていて、そこから各サービスを利用することができます。例えば、いつも手書きで書いている送り状をヤマトビジネスメンバーズにログインすると、パソコンで操作できるんです。これは「B2クラウド」というサービスで、見積書や納品書、BtoB間で利用できる請求書や帳票を発行できる請求業務クラウドサポートと連携すると、納品書のデータを使って伝票発行をするという仕組みも組み込まれています。

 集荷依頼などもヤマトビジネスメンバーズからできるようになっています。通常、集荷を依頼するときは電話を掛けなければなりませんが、ボタンひとつで集荷依頼ができます」と鵜飼氏は説明する。

 出荷業務に関わるサービスだけにとどまらず、荷物の配送ステータスや返品の状況を確認することもできるのだという。このヤマトビジネスメンバーズはヤマト運輸と掛売契約をしている企業が対象となるが、ヤマトビジネスメンバーズは基本的に無料で利用できるため、ヤマト運輸を利用している企業であれば使わない手はないと言えるだろう。

 掛売契約を結んだ際にヤマトビジネスメンバーズのIDなどが発行されるということなので、EC事業者の方で申し込みをする必要がないのも嬉しい。

分断されていた発送周りの業務を一気通貫に

<ヤマトビジネスメンバーズ画面イメージ><ヤマトビジネスメンバーズ画面イメージ>
①アカウントの属性によってオススメサービスがレコメンド
②日々の出荷数量・配送料を表示
③ワンクリックで集荷依頼が可能

 ヤマトビジネスメンバーズの管理画面トップには、集荷依頼ボタンを始め、日々の出荷数量や配送料を表示するグラフも表示。一目で物流費がわかるため、経営指標の一つとしてもみることができる。

 「ヤマトビジネスメンバーズのトップページにはアカウントの属性やヤマトグループのサービスの利用状況などをもとに、オススメサービスが表示されます。つまり、BtoBの業務をおこなっている事業者にはBカートがレコメンドされるというわけです。

BtoB ECと言うものを知らない方はまだたくさんいると思うんですが、僕たちが『BtoB ECというものがありますよ』と情報発信していくのには限界があるので、今まで知らなかった人たちが『こういうものがあるのか』って知るきっかけになっていただけるかなと思っています。」と鵜飼氏。

 すでにBカートはヤマトグループが提供している「クロネコ掛け払い」や「クロネコwebコレクト」とAPI連携をしているが、新たに開始された取り組みについても鵜飼氏は語ってくれた。

 「実は今回、ヤマトビジネスメンバーズへの掲載と同時に、同じくヤマトビジネスメンバーズへも掲載されているB2クラウドともカートシステムとして初めてAPI連携をしました。B2クラウドはヤマトビジネスメンバーズにログインすると、パソコンで送り状を作成できる伝票発行サービスなのです。通常、出荷情報と売上の確定をするためには送り状の番号が必要です。現状では送り状を発行して、その番号をBカートに入力し、売上がやっと確定します。

今回の連携によって、Bカートの画面上からボタンを押すだけでB2クラウドが利用できるようになりました。今までは業務が分断されがちでしたが、一気通貫で業務ができるようになったのはEC事業者様にとってもメリットになると思います。」

【初期設定】簡単すぐに使い始めることができる

① ヤマトビジネスメンバーズにログインをしてB2クラウドを連携させるAPIキーを発行する

② Bカートの管理画面にログインし、先ほど発行したAPIキーを登録、および初期設定をおこなう

【運用】複数サービスの画面を開かず送り状の発行・印刷から配送メールまで送信できる

① 送り状を発行したい該当の受注情報を選択しB2クラウドをクリックする

② B2クラウドの画面が呼び出されるので手順にしたがって送り状の発行および印刷をおこなう

③ 操作が終了するとBカート側に送り状番号が自動的に挿入される

④ 送り状番号が紐付いた受注データに対して一括で配送メールを送信できる

※画面イメージは実際の画面と異なることがあります。あらかじめご了承ください。

拡大するBtoB EC市場へ新たな旋風を巻き起こす

株式会社Dai 執行役員 東京支店長 B2BソリューションDiv. 鵜飼 智史氏

 ヤマト運輸はここ数年、再配達問題緩和に向けて様々な取り組みを行ってきた。消費者向けのクロネコメンバーズをはじめ、事業者向けには「YBM For Developers」という、ヤマトグループが提供する荷物の発送や受け取りを便利にするさまざまなサービスや機能と連携できるAPIを公開している。

 「僕たちは『ヤマトビジネスメンバーズに掲載していただいた』としか言えないのですが、ヤマトグループさんはECに力を入れておられ、今後はBtoBにも力を入れていくという背景があるのではないでしょうか。オープンプラットフォームとして、ヤマトビジネスメンバーズを活用しながら、様々な企業様にとって経営支援をされていくのだと思います。その一つの形がたまたま僕たちだった。

BtoBの現場はまだまだアナログなことが多く、ECはデジタル化における一つの手段でしかありません。現状では「クロネコ掛け払い」や「クロネコwebコレクト」と連携、そして今回の「B2クラウド」との連携。今後も連携サービスの数を増やしていく予定です。事業者さんにとってもBtoB ECをやる環境は整いつつあるのかなと思います。より使い易い環境を提供していきたいと思っています。」と今後の展望を語る鵜飼氏。

 日々の業務に追われ、何かしらの課題感を抱えながらも、その課題を解決する手立てを探し出せない。そういったEC事業者がヤマトビジネスメンバーズをきっかけにBカートと出会い、日々の業務時間を改善できる事業者も少なくないだろう。BtoB ECを盛り上げるヤマトグループとBカートの新たな取り組み。EC業界に新たな風を巻き起こすに違いない。

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記者プロフィール

利根川 舞

ECのミカタ 副編集長

ロックが好きで週末はライブハウスやフェス会場に出現します。
一番好きなバンドはACIDMAN、一番好きなフェスは京都大作戦。

ECを活用した地方創生に注目しています!
EC業界を発展させることをミッションに、様々な情報を発信していきます。

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