重要性を増すクレジットカードの不正利用対策 最新トレンドや二次的影響をアクルが解説

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社アクル 山本佳祐氏

EC業界でクレジットカードの不正利用による被害が拡大している。事業者に実害をもたらすだけではなく、カード会社や決済代行会社、消費者からの信頼・信用をも失墜させる悪質な行為を排除することは、事業発展のために避けては通れない重要な課題だ。不正検知・認証システム『ASUKA』を提供する株式会社アクルにも、被害に悩む事業者から多くの相談が寄せられている。「不正対策は終わりのないマラソンのようなもの――」と話す山本佳祐氏に、EC業界におけるカード不正の実態や不正被害がもたらす二次的な影響などについて話を聞いた。

知名度・単価に関わらず業界全体で被害が拡大

知名度・単価に関わらず業界全体で被害が拡大

──EC業界におけるカード不正被害の現状についてお聞かせください。

以前は航空券やホテルなどの旅行商材や家電の被害が多かったのですが、最近はアパレルやコスメ関係を中心に被害が増えています。特にブランドの知名度や事業規模に関わらず、EC全体で被害の幅が拡大しているように感じますね。低単価商品でも多くの不正が報告されています。それこそ昨年までは1件も不正利用が発生していなかったECサイトでも、2021年に入って急に実害が増えてきた、というご相談をいただくケースが増えています。

──低単価商品が狙われるなど、なぜ被害の幅が広がったのでしょうか。

一言でいうと、不正集団にとって転売しやすい環境が整っているためです。従来、不正に入手した商品は、ネットオークションやリサイクルショップで現金化されるのが主流でしたが、最近はフリマアプリの登場で換金性が高まりました。即売性もあるため、低単価の商品でも数を売れば効率よく利益を出せるようになり、EC業界全体で被害が続出しています。

──具体的にどのような被害が報告されているのですか。

あるアパレルEC様は、不正対策として購入単価が3万円を超える注文に関しては目視でチェックしていました。ところがある時、月に200万円もの不正被害が発生しました。不正集団がその値に気付き、3万円を下回る金額の商品を大量購入したために起きた被害でした。このように、不正集団の手口は複雑・巧妙化しており、EC事業者が単独で有効な対策を講じることが難しくなりつつあります。

──この事業者はのちにASUKAを導入したのですか。

はい。被害が判明してからすぐにご導入いただき、今では不正被害がほとんどなくなりました。ASUKAは申し込みからローンチまで最短1週間程度で完了するので、不正対策の駆け込み寺のように活用いただくケースも多いです。特に今年に入ってからは、お問い合わせや相談の件数が急激に増えています。

消費者やカード会社の信頼・信用を失うリスク

──カード不正の被害に合うと、料金はもちろん商品も返ってきません。事業者にとってかなり大きな実害になりますね。

そうですね。さらに事業者にとって痛いのは、カード会社に「不正顕在化加盟店」として登録される可能性があることです。要は「不正利用が多い警戒すべき加盟店」としてブラックリストに載る恐れがあります。一度登録されるとカード決済手数料が高くなったり、最悪の場合カード契約を解除されたりする場合もあります。さらにこの情報はカード会社側で共有されるので、ほかのカード会社に加盟店契約を申し込んでも断られてしまうこともあるのです。

──過度な不正被害は、カード会社の信頼を失うことにもなるのですね。

そういう意味では、当該クレジットカードで決済可能かどうかをカード会社側が確認する「オーソリ(オーソリゼーション)」の承認率低下のリスクも生じます。承認率が下がれば利用者はカード決済ができなくなり、結果としてカゴ落ちや客離れにもつながります。カード不正被害の多発は売上減少を招くだけでなく、カード会社の信用や利用者からの信頼を失うことになりかねません。

──カード会社側に不正顕在化加盟店の登録を解除してもらう方法はあるのですか。

不正対策を徹底して被害額を少なくし、信用を取り戻すしかありません。ただし、不正被害が多いということはすでに不正集団のターゲットになっているということなので、自社だけでの対策は容易ではないでしょう。ちなみにオーソリ承認率が低下した加盟店様がASUKAを導入した結果、3カ月でほぼ被害がなくなり承認率が急回復した例もありますので、早期の対策が有効だと思います。

実際にASUKAを導入した事業者の例

──ASUKAが不正対策に有効なことはわかりましたが、実装を止めれば再び不正アタックを受けるリスクはあるのでしょうか。

あると思います。不正対策はまさに「終わりのないマラソン」のようなものです。不正集団はさまざまな手法でアタックしてきますので、我々もクライアントにしっかり寄り添わなければ防ぎきれません。ASUKAを導入いただくからにはしっかり伴走させていただきますので、継続的な実装をお勧めします。

広がりつづけるASUKAの不正対策ネットワーク

広がりつづけるASUKAの不正対策ネットワーク

――改めてカード不正利用対策にASUKAが選ばれている理由を教えていただけますか。

ASUKAは購入者がクレジットカード決済する際に、リアルタイムに怪しいユーザーをふるいにかけることのできるカード不正・チャージバック対策ソリューションです。従来の不正検知システムと比べて運用工数を大幅削減し、申込から最短1週間で導入可能。価格はどれだけ利用しても変わらない月額固定制で、API連携などシステム開発も不要です。成果はもちろんですが、運用面や費用、導入のしやすさなどが評価されているポイントです。

――不正アタックを防げれば、本来得られたはずの利益を確保できますね。

そうですね。それに加えて不当な転売も防げるので、ASUKAの導入はブランド価値の維持にも効果的だと思います。アパレル業界で利用が広がっているのは、こうした理由があるのかもしれません。

――まだ不正被害を受けていない企業がASUKAを導入する必要はありますか。

今はどのようなECサイトでも、カード不正被害にあうリスクが高まっています。不正集団に一度狙われるとあらゆる手段でアタックを受け続けることになるので、「予防」の意味でも導入を検討するべきだと思います。

――加盟店同士のつながりはあるのでしょうか。

カード不正利用の現状やセキュリティに関する情報を共有するため、加盟店様向けにカンファレンスを開催しています。昨年はコロナ禍ということもありオンラインでの開催だったのですが、そうでなければ加盟店様が一堂に会するような形で開催する予定でした。なかなか不正対策にお困りの加盟店様同士が不正対策について直接情報交換ができるような場はないので、ASUKAを通じてそういった環境を作っていきたいと考えています。また、カンファレンスだけではなくASUKAとしても加盟店様同士で不正のトレンドや対策を共有できるような機能の開発を進めています。

不正対策業務は見えない敵との孤独な戦いです。ASUKAのネットワークに加わっていただければ、同じ悩みや課題を抱える多くの仲間と不正対策に取り組めます。クレジットカードの不正利用やチャージバック被害にお困りの事業者様はぜひ一度当社にご相談ください。

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