ナスタ×Amazonの次世代ポストQualを実際に購入して使ってみた 《ECのミカタWEB編集部レポート》

ECのミカタ編集部


Amazon.co.jpは、日本郵便株式会社および住環境メーカの株式会社ナスタの2社と協力して、配達効率の向上および迅速かつ利便性の高い配送サービスを提供するため、物流インフラ構築の向上を目指す取り組みを開始した。この取り組みの第一弾として、Amazonの荷物をはじめ、大型郵便にも対応する次世代ポスト『Qual』(戸建住宅用ポスト)と『D-ALL』(集合住宅用ポスト)を開発した。

戸建住宅用ポストの『Qual』はAmazonから10月1日より発売が開始されている。ECのミカタでは早速『Qual』を購入し実際に使用、今回はその使用感を中心にレポートしていこうと思う。

ポストでは対応不可能な 大きなポストはお急ぎ便にも対応

到着した『Qual』の印象は「大きい」の一言。戸建住宅用とはいえメール便最大サイズに対応しているだけあり450 x 160 x 450 mm (幅×奥行き×高さ)を包むAmazonボックスは迫力がある。イメージとしては、ミドルタワーのデスクトップPCの化粧箱並みの大きさが一番近い。
一つ注意したいのは『Qual』はポストであり宅配ボックスではない、たとえAmazon購入商品であってもメール便以外は対応しない為注意が必要だ。

編集部では ホワイト×ホワイトを購入

Amazonの梱包箱と『Qual』本体の箱


丁寧に箱を開封していくといよいよ『Qual』が登場するが、当たり前だがやはり大きい。白いボディはなかなか精悍であり空気清浄機のようなクリーンなイメージもある。色は4色用意されているが、編集部はホワイト×ホワイトを選択。傷や汚れを考慮するとライトグレー×ブラックやライトグレー×メタリックシルバーを選択するのもありだ。

内容物は『Qual』本体、樹脂プラグ、タッピンねじ、ワッシャー、止水パッキン、施工ゲージ、説明書だ。細かいパーツなどが本体に収納される形で入っており、開封時の取り出しも特に問題なく行えた。

屋外利用を考慮し、高耐食性溶融めっき鋼板、ABS樹脂で形成されたボディはそこそこ重くそれなりの耐久性と安定性を期待させる。本体上部の蓋を開き上から商品を挿入するポストであるこの製品は「雨風の侵入を防ぐ防滴型」となっているが、実際台風などの暴風雨にどれほど耐えられるのかを試してみたくなる。また、独自のフラップ構造「ナスタガード」なる盗難配慮機構は備えているものの、破壊行為やいたずらにはどの程度対応できるのかはわからない。とは言え、普通の家庭郵便用ポストよりもしっかりとした堅実さは十分及第点といえる出来だろう。

状況により設置には ドリルが必要

近くでみるとめっき鋼板とABS樹脂素材の違いが確認できる。経年劣化でどのように変色するかは気になる


おそらく一番の手間となる設置作業である。できれば専門業者にタダでやっていただきたい。それくらいDIYを得意としない筆者が戸惑うほどの敷居の高さを設置に感じた。というのも、Amazonの商品紹介ページでも紹介されているが、本製品は接地面への穴あけとネジ止めが必要となるためだ。もちろん簡単にポストごとを持っていかれない環境であればその場に置くだけの設置も可能だが、多くの家庭は屋外に設置することになるだろう。付属品も穴あけ前提のネジ類のみであり、門などに挟む場合は自分で道具を加工するほか無い。どちらにしてもDIY作業に関しての敷居は高くなる上、コンクリートなどへの穴あけが可能な道具を所持していない場合は『Qual』と4ミリ・8ミリドリルの同時購入が必要となる。

編集部はあいにく賃貸物件であるため、鉄製のドアに穴を開けるわけにも行かない。本来なら「鉄製のドアにドリルで穴を開けてみた」なる緊張感あふれるレポートも披露できたが、今回は残念ながら編集部前の玄関への設置でのレポートとなる。

独特の非日常感を味わえるルックス


設置感は上々、見栄えも次世代ポストの名に恥じない雰囲気である。一瞬ポストであるのか戸惑いすら生まれそうだが、協力開発を行った日本郵便はもちろん各宅配職員の方はよほど意地悪な場所に置かない限り問題ないだろう。『Qual』はどこまで認識されるのか?という実験レポートもしたくなる。

本体の施錠

開閉には特に力を入れる必要もなく、スムーズな商品取り出しが可能だ


『Qual』の施錠は本体に付属するダイアルで行う。ダイアルには1〜5までの数字が印字されておりセキュリティ上詳しい説明は割愛するが、簡単に予想できるようなものではもちろん無いので、安心感がある。

内容量のチェック

ダイアルの操作感は軽すぎず、重くないスムーズな感触


ポストに投函されるのはメール便だけではない。大量のチラシや新聞がたまった状態では、中身が詰まるのではないか?という心配もあり投函口に内容物があふれるまで新聞等を投入してみた。

設置難易度と価格が最大のネックか

これだけ大量に投函可能であれば、よほどズボラな方で無い限り問題なく使用できるのではないだろうか


実際に購入し使用して感じたことは壁穴施工が必要な環境では設置難易度が高いこと、そして¥32,080(10月8日現在)という価格はお世辞にもリーズナブルと言いがたい。

しかし、ナスタ×Amazonのスタイリッシュな次世代ポストは明らかに非日常感と独特な雰囲気を演出してくれる。何よりメール便最大サイズを投函可能なポストとして、ファッション性も加味すると十分に選択肢の一つとなるだろう。物流インフラ構築の向上を目指す取り組みとして実際に商品を発売させているAmazonには、次世代宅配ボックスを企画してもらいたい気持ちを込めて拍手を送りたい。



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