不正注文からEC事業者を守り抜く! 業界最安値でも高い検知精度を誇る「不正チェッカー」の実力

ECのミカタ編集部 [PR]

かっこ株式会社
O-PLUX事業部ディビジョンマネジャー
小野瀬まい氏

クレジットカードの不正利用によって被害をうけるEC事業者が増えている。消費者は、基本的にはカード会社によって補償されるが、商品を失うだけでなくカード会社への返金義務が生じるEC事業者のダメージは甚大だ。対策をせずに放置すれば、さらに被害が拡大する可能性も少なくない。こうした中、かっこ株式会社が提供する国内導入数No.1の不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」の一部機能を業界最安値の月額4000円で使用できる新サービス「不正チェッカー」が、圧倒的なコストパフォーマンスと検知精度の高さで評価を高めている。O-PLUX事業部ディビジョンマネジャーの小野瀬まい氏に、カード不正被害の現状や「不正チェッカー」の概要、強みなどについて話を聞いた。

年々増加するクレジットカード不正使用の被害

年々増加するクレジットカード不正使用の被害

――近年のEC業界における不正注文の現状について教えてください。

日本クレジット協会の調べによると、ネット通販におけるクレジットカードの不正使用被害額は年々増加傾向にあります。2021年も過去最悪のペースで増え続け、被害額は年間で300億円を超える見込みです。カード本体の盗難やスパイウェア、スキミングやフィッシング詐欺など、不正の手口はとても複雑化しています。

――狙われやすい商材などはあるのですか。

一般的に不正者は、入手した商品を転売して利益を得るため、家電やパソコン、ゲームなど比較的高価で換金性の高い商品が狙われやすい傾向にあります。ただ、最近はアパレルやコスメ、日用品、雑貨、食品など単価や商材にかかわらず被害が出ている状況です。

クレジットカード決済/後払い決済/代引き決済における、O-PLUX審査でNGと判定した取引の合計金額。商品金額を未連携の加盟店については想定単価にて算出。

――適切な対策を取らなければ、どの事業者でも被害を受ける可能性があるということですね。

そうですね。当社が546社のEC事業者様を対象に行ったアンケートでは、4社に1社が不正注文の被害にあっていることがわかりました。被害の内訳はクレジットカード不正によるものが最多。改正割賦販売法でクレジットカードの不正利用防止対策が義務付けられているにもかかわらず、しっかり対策を行っていた企業は51%ほどでした。「被害が少ない(出ていない)」「対策コストが高い」などの理由から、不正対策に取り組んでいない企業が多いのです。

――具体的には、どのような対策が有効なのでしょうか。

もっとも簡単にできるのが目視チェックです。コストをかけずに実行できるメリットはありますが、巧妙化した不正注文への対応が難しく、注文量に応じて工数も増えてしまう点がデメリットです。セキュリティコードや3Dセキュアによる認証システムも万全ではありませんし、チャージバック補償サービスの導入だけでは根本的な不正抑止にはつながりません。こうしたことを背景に、近年は当社のような不正検知サービスを提供する企業への依頼が徐々に増えています。

20000サイトから集まる情報を不正検知に活用

20000サイトから集まる情報を不正検知に活用

――昨年秋にリリースした、不正注文検知の新サービスについて教えていただけますか。

当社は国内導入数No.1のECサイト向け不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」を展開していますが、その一部機能を業界最安値の月額4000円で利用できる新たなサービス「不正チェッカー」を昨年秋にリリースしました。不正対策の必要性を感じてはいるものの、事業規模が小さくてコストを割きにくい事業者様や、まだ大きな被害が出ていない事業者様が気軽に導入できる価格帯でありながら、高精度な不正対策ができるサービスです。

――不正検知の精度が高いのはなぜですか。

国内の20000サイト以上に導入されている「O-PLUX」と、データベースを共有化しているためです。当社がこれまで積み上げてきた不正検知のノウハウとデータサイエンスの手法をベースに、「O-PLUX」で実際に検知した不正情報(ネガティブデータ)を活用することで検知精度の向上を図っています。

カード所有者になりすましたり、偽名や架空の電話番号を使ったり、配送先をホテルや一時滞在場所にして商品をだまし取るなど、不正行為の手口は多様化しています。例えば商品の配送先が空室のマンションのひと部屋だった場合、これは不正注文の可能性が高いですよね。そのため当社では、こうした不動産の空室情報などもデータベースに取り込み、より高精度な不正検知ができるよう努めています。

――類似サービスと比較して不正チェッカーが優れている点はどこでしょうか。

原則として取引はリアルタイムでOK/NGを判別します。レビューが不要のため運用負荷が少なく、ユーザビリティが高い点が特長です。NGと判断した疑わしい取引については、なぜ「不正」と判断したのかという判定理由も確認できます。ユーザー様は判定結果の根拠を把握できるので、自信を持って出荷判断を下せる点もメリットだと思います。

また、上位サービスであるO-PLUXのさまざまなプランへの切り替えもスムーズです。月額4000円という業界最安値の費用も大きな強みなので、まずはトライアルで導入してみて、より高い精度での不正検知が必要になった段階でO-PLUXにアップグレードするという使い方もおすすめです。

サービス比較

不正被害が顕在化する前に“予防的”に導入を

不正被害が顕在化する前に“予防的”に導入を

――クレジットカードの不正使用やなりすましなどの犯罪行為は、今後も増えていくと思われますか。

カードの不正使用が起きる要因のひとつは、企業の情報漏洩事故やフィッシングによる詐欺行為、ダークウェブでの売買などによる個人情報の流出です。一度世に出た個人情報はなかなか回収が難しく、不正業者の手から手にわたって被害が拡散・拡大する傾向にあります。また、クレジットカードはICチップの搭載が義務化されているので対面での不正利用は大きく減りましたが、そのぶん非対面のECの方に不正行為がシフトしています。3Dセキュア2.0など新しい対策がなされていますが、カード番号と有効期限さえわかればかんたんに決済できてしまう仕組みなので、不正行為自体の撲滅は難しいと思います。

――不正行為の撲滅が難しいとなると、EC事業者にはやはりしっかりとした対策が必要ですね。

これまで不正対策ツールは、被害にあわれた事業者様がこれ以上被害を拡大させないために導入するという考えが一般的でしたが、今後はまだ被害が顕在化していない事業者様も予防的に導入していくべきだと思います。EC運営をする上で、売上を伸ばすことはもちろん重要です。しかし、それと同時に、クレジットカード不正による被害を未然に防ぎ、自社の利益を守っていくことも大切なのではないでしょうか。

――不正チェッカーやO-PLUXに関して、今後の計画や目標があれば教えてください。

O-PLUXは現在、ECベンダー様や決済代行会社様などさまざまな企業とのAPI連携を進めています。不正チェッカーに関してももちろん同じ方針で、さまざまなECサービスとの標準連携を進め、より手軽に導入いただける環境整備を進めてまいります。

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