バックオフィスのシステム導入は早い方が効果を発揮する! その理由とは?

ECのミカタ編集部 [PR]

(右)NE株式会社
執行役員 兼 営業統括部 マネージャー 
日橋 正義氏

(左)丸久株式会社
取締役 事業開発室 EC事業チーム プロジェクトリーダー
平石 恵梨佳氏

ECオリジナルブランド「ever closet」を展開し、EC市場で急成長を遂げている丸久(まるひさ)株式会社。EC事業の立ち上げ時から一元管理システム「ネクストエンジン」を活用して、多店舗出店をスムーズに展開した。それはまさに、「ネクストエンジン」の運営元であるNE株式会社が“理想的な使い方”と評価する導入スタイルだ。

立ち上げからEC運営体制をシステム化 多店舗展開の実現へ

―御社(丸久株式会社)が、ECを立ち上げた際にご苦労された点などをお聞かせください。

平石 当社がEC事業に進出したのは4年ほど前。2017年にEC事業部が発足し、翌2018年にEC専用のアパレルブランド「ever closet」の販売をスタートさせました。

全くのゼロスタートでしたから、商品企画、生産管理、そして販売のための商品撮影やモールへの登録作業など、とにかく忙しかったです。
その上、いざ販売をスタートしてもECサイトへのアクセス数がなかなか伸びず、売上も上がらずとても大変な思いをしました。

―EC立ち上げ時から、「ネクストエンジン」を導入したのは何故ですか?

平石 学生時代に個人経営のECでアルバイトをした経験が根底にあります。そこでの業務がすべてアナログだったため、アルバイトであったにもかかわらず、深夜まで作業をして辛かった記憶が鮮明に残っています。

その経験があったので、丸久でEC事業のスタートアップを任された際、運営は効率化・自動化し、できるだけシステマティックな体制を構築しようと決めていました。また、当時からEC業界は人材の出入りが激しかったこともあり、業務を属人化させないためにもシステム化は絶対に必要だと考えました。

当初から、複数モールへの多店舗出店も事業戦略の柱にしていたので、一元管理システムを入れることは決めていました。

ーなぜネクストエンジンを選んだのですか?

平石 いくつか類似のサービスを比較検討したのですが、その中で「ネクストエンジン」は、業務を自動化しやすい点、他のシステムとの連携がしやすい点などに優位性を感じました。そして何よりも、初期費用がなく固定費がリーズナブルだったことが決め手となりました。立ち上げ当初は売上がない状態なので、受注件数に応じた従量課金制なのも導入しやすいポイントだと感じました。

日橋 EC事業のスタート時から「ネクストエンジン」をご活用いただいていたことは大変ありがたいですね。

「ネクストエンジン」をスムーズに導入し、最大限に有効活用していただく上では、スタートアップ時から導入いただくのがベストだと、私たちも考えています。導入のタイミングについてご相談を受けた時には、「最初に導入するのがもっともハードルが低い」ということをお話ししています。

EC事業者様の多くは、初期の段階では売上も少なく、受注件数もそれほどではないので、アナログな業務処理体制であってもなんとかなってしまいます。売上が伸び始めて、業務が増えてくると、今度はシステムを導入するための時間が捻出できなくなり、マンパワーでなんとか乗り切ろうとがんばってしまいます。

その際、業務遂行の独自ルールが発生し、業務の属人化などの弊害を生みます。そうなるとどうにも立ち行かなくなってしまい、いざシステム化を進めようとしても独自ルールなどがネックになり、余計に時間や手間がかかってしまうことがあります。さらにはシステムのカスタマイズも必要になるケースがあり、時間や労力だけでなく、費用負担も増えてしまったという話もよく聞きます。

EC事業のスタートアップの時点で「ネクストエンジン」などの一元管理システムを導入して、属人化しない業務体制を構築し、効率化・自動化も図っていくというのは理想的です。期せずして、丸久様のEC事業部ではそれをやっていたということですね。

ただ、すでにECを展開してしまっている事業者様もたくさんいらっしゃると思います。あくまで理想論で、そうでなければならないということではありません。スタートアップ時でなくても、自動化・効率化は早ければ早いほど良いので、そう思ったときに導入いただくのが、ベストなタイミングだともお伝えしています。

業務効率化に加え、戦略構築に役立つ情報分析も可能な「ネクストエンジン」

―「ネクストエンジン」の利点・メリットをどうお考えですか

平石 すでにお話しした通り、業務の効率化・自動化にとても役立っています。それに加えて「ネクストエンジン」自体が対応可能なモールなどを拡大してくれているので、当社のように拡大戦略を志向しているEC事業者にとっては非常に便利です。

さらにいえば、データ活用がしやすいという利点があります。必要なデータ、例えば「どんなカラーの商品が売れているか」といったカラー分析や、適正在庫数の分析なども、「ネクストエンジン」からデータを抽出して分析できます。必要なデータをしっかりとアウトプットできるので、次の戦略を検討する上でも、とても役立ちます。

日橋 「ネクストエンジン」なら、WMSなど在庫管理システムとの連携はもちろん、会計システムや販売管理システムなどとの連携も簡単にできます。そうした連携により、事業の可視化ができ、単なる業務効率化だけでなく企業経営の一助としての情報の活用も可能になります。

また、「ネクストエンジン」自体をECプラットフォームのような位置付けにし、ハブとして活用される事例も増えています。データ分析についても、「ネクストエンジン」自体で完結するデータ活用もありますが、BIツールと連携して、さらに深い分析に活用することも可能です。

また多様なアプリがあるので、それを利用することで、EC事業者様のニーズに合わせてカスタマイズすることもできます。

こういった連携ツールやアプリがあることで、環境の変化に柔軟に対応できるということも、変化の激しい世の中で評価いただいているポイントかもしれませんね。

―両社の今後の展開について、お聞かせください。

平石 今後、自社サイトをオープンする予定ですが、その中で、きちんとブランドストーリーを発信していき、「ever closet」のファンを育成していきたいと思っています。

日橋 「ネクストエンジン」では「パートナーエコシステム」づくりに取り組んでいます。ネクストエンジン上に多くのパートナー企業様が多様な連携システムを展開できる土台をつくっていくというものです。それによって「ネクストエンジン」自体がより優れたシステムになっていく、そんな好循環を今後も発展させていきたいと思っています。

ECを取り巻くさまざまな変化の一つとして、OMOなどECとリアルを融合する動きも加速しています。「ネクストエンジン」はECでの多店舗展開に有用であることはもちろんですが、実店舗を含む多店舗を一元管理できます。EC事業者様のニーズは多岐にわたります。それぞれのニーズに合ったサービスを提供できるよう私たちも進化し続け、一緒に成長していきたいと思っております。

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