「SKUプロジェクト」は怖くない? 楽天市場で自動タグ付けを実現する「AIタッガー」の魅力

ECのミカタ編集部 [PR]

LISUTO株式会社 アカウントマネージャー 奥倉伸明氏。2002年から約20年間アパレル・スポーツ・グルメなどさまざまなカテゴリの楽天店舗を運営し、ショップオブザイヤーやジャンル賞の受賞も経験。直近でも2022年11月まで月商3000万円規模・商品点数約2000点のアパレル系店舗を運営しており、楽天店舗運営に精通している

2023年4月より、楽天市場の「SKUプロジェクト」の本格移行がスタートした。SKU単位でのデータ管理へと変更になることで、ユーザーにとって楽天サーチでの検索性が向上するなどメリットがある一方、ショップ側では準備することが多く、大きな負荷がかかっている。

SKUプロジェクトへの対策が不可避となったいま、出店者の規模を問わず工数削減になり、かつ販売促進にも貢献するのが、LISUTO株式会社の「AIタッガー」だ。商品名や商品詳細文などのテキスト情報をAIが読み取り、キーワード検索、絞り込み検索、サジェスト検索など、商品属性からSEO全般の対策まですべてに欠かせない要素(タグ)を自動登録するサービスの強みと、「SKUプロジェクト」により今後もたらされる変化などについて、同社アカウントマネージャー 奥倉伸明氏に聞いた。

楽天市場 史上最大の大改修!「SKUプロジェクト」のメリットと必須対応とは?

──まず、「SKUプロジェクト」の概要について教えてください。

SKUとは、ご存じの通り在庫管理上において最小の品数を数えるための単位です。楽天市場では商品ページ単位で商品データを保有していましたが、「SKUプロジェクト」によって、SKU単位でのデータ保有へと移行します。これは楽天市場が始まって以来の大改修といっても過言ではありません。

背景にあるのは、楽天市場に以前から多く寄せられていた、商品の探しやすさへのご要望です。楽天市場では、検索窓に入力した単語が商品名やキャッチコピー、商品説明文に含まれていると、検索時に関係のない商品まで表示されてしまう状況が発生しており、現に無関係の売れ筋キーワードを列挙するなど、その仕様を「活用」している店舗もありましたよね。またそもそもの商品数が多いため、閲覧性が高いPCでの検索割合が多かった頃はまだしも、現在のモバイルファーストの時代には見にくく、これらは離脱の原因にもなっていました。

──「SKUプロジェクト」の順次移行を受けて、出店者にはどんな対応が求められるのでしょうか。

SKU単位でのデータ管理は、よりユーザーのニーズに合わせた検索結果の表示をもたらします。その一方で、SKUごとに精緻な「商品属性」の入力が大量に必要となるため、出店者への負担増は否めません。

従来の任意項目「タグID」の入力は選択式でしたが、新設された「商品属性」は必須項目があるうえに文字列での入力が基本となっており、楽天市場の推奨値に一致しているかの確認も必要です。特に商品数・SKU数の多い店舗では、「商品属性」の入力に膨大な工数がかかります。SKUへの移行日から180日の猶予期間はあるものの、その期間を過ぎると在庫数以外の商品情報更新ができなくなるので注意が必要です。

ちなみに移行前の店舗においては、従来のタグIDが商品属性の代わりとして暫定的に作用し、また店舗の移行時には商品属性へ自動変換されるので、今からでもできるだけ多くタグIDを登録しておくことは有効です。

──プロジェクトの影響は既に出始めているのでしょうか?

必須項目は登録をしないと出品や更新ができなくなるので当然影響は出ます。商品に「商品属性」の情報を持たせるかどうかで掲載順位も変わってきます。さらに重要なのが、ライバル企業の商品より自社商品を発見してもらいやすくできるかどうかを左右する、任意項目の徹底登録です。いち早く検索で発見されるためのSEOにつながるため、ライバル企業と差をつけるには、任意項目こそ本気で登録すべきなんです。

任意項目の登録によって、売れ筋商品では、不動の順位だった商品が下剋上で変動する可能性も大きく、すでに検索順位に影響が出始めているカテゴリも見られます。

工数を大幅減。精度にも定評のある「AIタッガー」(特許取得済)の強みとは?

──とはいえ、精緻なデータを入れていくのは大変な作業です。一つの商品に対し、複数のサイズや色がある場合は、項目が膨大になることも考えられます。

SKUが多い場合、その一つ一つに平均で30項目ほどある商品属性を手作業で入力していくことは至難の業です。工数がかかるうえに、商品のことをよく知らないスタッフではこの精度も低くなってしまいます。安易に単純作業としてアウトソースすることは難しく、チェックも人力で行うとなると、ミスは避けられません。

──こうした課題に応えるのが、貴社の「AIタッガー」ですね。サービス内容について教えてください。

当社の「AIタッガー」は、商品詳細文などのテキストを含むCSVを読み取り、商品検索にヒットするために欠かせない商品属性を自動登録します。楽天市場のほか、Yahoo!ショッピングにも対応しており、さらに特許取得済のため、業界でも当社が唯一提供する画期的なサービスといえます。費用感は出品数(※SKUではなくアイテム数)により異なりますが、利用料金67500円~となっており、商品数が多い場合には特にコストパフォーマンスを感じていただけるでしょう。

──どのような強みを持つサービスなのでしょうか?

高精度・高機能で、補正・補完機能もあり、自動登録するうえでのルール設定も可能です。既にSKU移行を済ませた店舗様からも精度面にご好評いただいております。もちろん継続的に開発部門と協力し、AIによるタグ付けの精度も日々向上に努めております。各作業を人の手で、さらに同じ精度と速さで行うのは正直なところ不可能だと思っています。

ファッション 6000点 上場企業の導入ケース

ファッション 6000点 上場企業は導入でアクセスが向上

SKU数を問わず導入メリットあり。AI利用で貴重なリソースを他に

──「AIタッガー」は、どのような出店者が使うとより大きな効果を得られますか?

店舗様の置かれた状況により異なりますが、販売促進、工数削減、競合対策が導入の主な3つの理由です。商品の価格帯や規模感などを問わず、どのカテゴリの店舗様からも広く好評を頂いておりますが、例えばアパレルなどサイズ・カラーがあるSKU数の多い店舗様、リユースなどSKUごとに商品ページを作成している店舗様には特に効果的です。また、カテゴリを問わずSKU数が多くても少なくても、どなたでも使えるのも特徴ですので、人的リソースがない店舗様、もっと売上を上げたい店舗様も効果を感じられると思います。

──最後に、今後の展望について教えてください。

「SKUプロジェクト」への対応は、楽天市場に出店している店舗にとって避けられません。「AIタッガー」に限らずですが、AIに任せられることはAIに任せれば、よりクリエイティブな領域に時間を配分できるようになります。前述の通り「AIタッガー」は、コスト面でも導入しやすい価格設定にしておりますので、導入いただき、貴重なリソースは企画や販促などの業務に活用いただければと思います。現在は最適な商品カテゴリを判別する新機能を準備中です。

将来的に検索の方法や、そのロジックが変わっていっても、「探したいもの」と情報とを紐付けるという基本は変わりません。商品検索にとって必須要素となるデータ入力の一助となるよう今後も邁進していきますので、「SKUプロジェクト」への対応に困っている方や、工数削減に悩んでいる方はぜひ一度お問い合わせください。

【RMS内のリンク】
SKUプロジェクト概要
タグIDに変わる入力方法変更
商品属性情報の準備
商品属性登録に関するガイドライン
移行後の商品ページ・楽天市場サーチ

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