リプレイスで物流費1/3圧縮も 競合とは一線を画す物流倉庫の「提案力」とは

ECのミカタ編集部 [PR]

(左から)株式会社ソネッティーク大曽根雄二社長、マネージャー北野徹氏

他社との差別化が難しい物流倉庫の中で、株式会社ソネッティークへの業務委託が増えている。デリケート商材やギフトの取り扱いに長けた同社の強みは「提案力」。余剰在庫の削減策や名入れによる差別化など、競合とは一線を画したプラスαの提案で、新規顧客を増やしている。大曽根雄二社長とマネージャーの北野徹氏に、同社が提供するサービスの特長や強みについて話を聞いた。

土日祝含めた365日対応希望が増加! 物流で成長を停滞させない

──EC需要が急速に高まる中、御社では業界のニーズの変化をどのように捉えていらっしゃいますか。

大曽根雄二社長(以下、大曽根) 数年前からEC需要は右肩上がりで増えていましたが、コロナ禍で明暗が大きく分かれました。当社でいうと、キャンプ用品やペット関連商材の取り扱いが増えた一方、ブライダル関係の取り扱いは大きく減少しました。

荷主様のご要望としては、土日祝日を含めた365日対応を希望される声が増えました。楽天市場が今春「配送品質向上制度」を発表しましたが、ECモール側がスピード配送を求める傾向は強まっており、即日配送の対応を希望される荷主様も増えています。

北野徹氏(以下、北野) 直近では、受注データと倉庫のWMS(倉庫管理システム)との自動連携を希望されるお客様が増えています。在庫状況が“見える化”できるのはもちろん、事務工数を削減したり、ヒューマンエラーをなくしたりできる点は、荷主様にとって大きなメリットと言えるでしょう。

──物流業務を外部委託するEC事業者は増えていますが、実際のところ、業務をアウトソーシングすることで事業者側にどのようなメリットが生まれるのでしょう。

大曽根 最大のメリットは、物流業務にかかる時間や手間を省くことで、営業やマーケティングなど商品を売るためのコア業務に集中できるようになることです。

ただし、物流の外部委託はよく考えてパートナー企業を選ばなければなりません。よくあるのが、荷主様の成長スピードに倉庫側が対応できていないパターンです。せっかく物流を委託しても、その物流が事業成長の妨げになってしまっては本末転倒ですよね。私たちのような物流会社は常に先を見据え、荷主様の売上アップにつながるようなサービスを提供しなければ、この業界で生き残ることはできません。

デリケート商材やギフトの取り扱いに強み

──貴社が提供する物流代行サービスの概要について教えてください。

大曽根 入出荷代行や在庫管理、流通加工業務など、EC物流に必要な業務をワンストップで提供しています。拠点があるのは栃木県南部の河内郡上三川町。関東エリアの物流基地としては最適な場所にあり、東京に比べて倉庫保管料が相対的に安く抑えられる特長があります。これまではBtoBの取り扱いがメインでしたが、近年はこうしたコストメリットを理由に、EC事業者様とのお取引が増えています。

北野 システム連携の負荷軽減の取り組みも、EC事業者様に評価していただいているポイントです。通常、事業者様が物流業務を外部委託する場合、倉庫側のWMSに合わせてデータを加工する必要がありますが、当社の独自システムと一次連携することで、そういった作業が不要になります。つまり、自社で使用しているデータを、そのまま倉庫側のWMSと自動連携できるということです。もし、システム連携がネックでアウトソーシングを迷っておられるのであれば、一度相談していただくと、「こんなふうにできるのか」と安心していただけると思います。

──どのような商品のお取り扱いが多いのでしょうか。

大曽根 アパレルやアウトドア用品、雑貨、ペットフード、健康食品などで実績があります。「リーデル」のワイングラスや「シュピゲラウ」のビールグラスなども取り扱っていますので、破損しやすいデリケート商材の扱いにも自信があります。検品やシール貼り、梱包、ラッピングなどの加工業務はもちろん、倉庫内でレーザーマーカーによる名入れサービスも行っています。

北野 現在は大小合わせて30社ほどの荷主様とお取引させていただいております。デリケート商材の取り扱いに慣れたスタッフが多いので、食器などの割れ物やギフト商品などを扱う企業様には最適な委託先かと自負しています。

レーザーマーカーによる名入れをしたワイングラス

積極的な提案で物流費1/3圧縮の実績も

──貴社に物流業務をアウトソーシングして、業務改善につながった事例をお聞きできますか。

北野 私たちの倉庫の500坪ほどを利用する大口のお客様で、年間約3000万円の物流コストを削減した例があります。売上を落とすことなく、その間、物流費を1/3圧縮した計算です。

大曽根 その事業者様は東京に物流拠点を設けていらっしゃいましたが、当社に切り替えることで保管料を大幅に削減できました。また、当社はBtoB物流で25年を超える実績があり、さまざまな配送会社と特別料金での取引実績がございます。エリアや配送形態など条件に応じて競争力のある価格をご提示できた点も、業務改善に役立てられたと自負しています。

北野 もちろん現場でも、レイアウトを工夫して使用坪数を減らすなど、さまざまなコストダウン策をご提案させていただきました。当社としてはどのような荷主様に対しても、これまで積み重ねてきたノウハウを駆使しながら、荷主様の物流業務を最適化するお手伝いを全力でさせていただきます。

「滞留在庫をどう売り切るか」に挑んでいく

──最後に、今後の目標や計画などがあれば教えてください。

大曽根 業界としても大きな課題となっていますが、今後は「滞留在庫をどう売り切るか」ということにも注力して参ります。滞留在庫があると倉庫スペースを圧迫し、管理コストもかかるため、荷主様にとっても倉庫側にとってもいいことはありませんよね。

例えばA社とB社とC社のアイテムをセットにして、新たに設定したターゲットに向けて新コンセプトのセット商品として販売するなど、商品価値を落とすことなく売り切る策を、倉庫側から積極的に発信・提案して参ります。

現実的に難しいこともあるとは思いますが、ソネッティークは荷主様からお預かりした商品を保管・出荷するだけではなく、一歩先を行く提案ができる物流パートナーを目指します。

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