不正決済を自動で防止 AI不正検知とEC-Connect+の連携でセキュリティ強化を実現

ECのミカタ編集部 [PR]

(左から)SBペイメントサービス株式会社 第一営業本部 小竹一義氏、
トーテックアメニティ株式会社 テクニカルサービス事業部 WEBバリュー営業部 関口誠氏

コロナ禍以降、ECサイトにおける不正決済の悩みが増加している。トーテックアメニティ株式会社の「EC-Connect+」は柔軟なサイト構築が可能な技術であるヘッドレスコマースを採用しており、不正決済にもしっかり対応。SBペイメントサービス株式会社の「AI不正検知」サービスを連携すれば、決済に対するブロックや3Dセキュアの制御ができ、セキュリティ向上が期待できる。SBペイメントサービス株式会社 第一営業本部 小竹一義氏と、トーテックアメニティ株式会社 テクニカルサービス事業部 WEBバリュー営業部 関口誠氏に両社の連携によって実現できることを伺った。

「AI不正検知」は簡単に不正決済のリスクを可視化

──「AI不正検知」とはどのようなサービスなのか教えてください。

SBペイメントサービス株式会社 第一営業本部 小竹一義氏(以下、小竹) 「AI不正検知」とは、国内決済代行サービスのなかで唯一無二の自社開発(23年8月時点)による不正検知サービスです。過去のクレジットカード決済の不正データをAIに学習させ「危険な決済は高い点数」「安全な決済なら低い点数」のようにスコアを自動で算出することができます。スコアの算出は無料で使用でき、オプションを加えると柔軟な設定も可能です。具体的には、スコア・IPアドレスなどによる決済のブロックや、3Dセキュアの実行制御などです。

コロナ禍以降、不正決済の割合は伸びています。他社は名前や住所などの属性を用いて不正を検知しますが、当社はカード情報や発行国、IPアドレスをもとに不正を検知します。不正犯は、名前や住所を変えて同じクレジットカードを使いまわしているケースがあるので、そのような不正をブロックできるのが強みのひとつです。

EC事業者様であれば誰でも導入できますし、管理画面に入るとすぐに決済スコアが見られるので、導入や活用は簡単に行えます。

柔軟なサービスを提供できる「EC-Connect+」

──「EC-Connect+」とはどのようなサービスなのか教えてください。

トーテックアメニティ株式会社 テクニカルサービス事業部 WEBバリュー営業部 関口誠氏(以下、関口) 「EC-Connect+」は、ヘッドレスコマースを採用したオーダーメイド型のECソリューションです。フロントエンドとバックエンドを切り離してシステムを構築するので、柔軟なサービス提供が実現できます。

時代と共に進化していく機能をパッケージに組み込むと、パッケージのバージョンアップを待たないと最新の技術が利用できなくなります。しかしヘッドレスコマースであれば、それぞれを切り離して専門のサービスとつなげることが可能なため、最新の状態を保つことができるのです。

当社は倉庫も含めて連携しているパートナーが多いので、あらゆる提案が可能です。パッケージだと特定の会社でないと連携できないケースが多いですが「EC-Connect+」であれば、契約中のサービスをそのまま移行できるため、解約と契約を繰り返さなくて済みます。

柔軟な提案と対応が可能となり、不正件数の減少に成功

──両社の連携はどのようなきっかけで始まったのですか。

小竹 1年半ほど前に私から問い合わせたのが正式に連携が始まったきっかけです。事業者様は売上を伸ばすことが目的ですが、決済サービスだけではフォローしきれない部分がありました。お客様からも、システムがパッケージ化されていて決済代行会社が変えられないと悩みを聞いていたので「EC-Connect+」のヘッドレスコマースに魅力を感じ、「連携が出来れば幅広い提案ができるのでは」と思い、問い合わせました。

関口 私は常に最新の魅力的なサービスはどんどん連携したいと考えています。当時は越境やアクセスの多い案件が増えていた時期で、不正アタックに悩んでいるお客様が多くいました。当社の監視サービスでも対応できる部分はあったのですが完全には防ぐことは難しく、3Dセキュアの導入など様々な対策を行ってまいりましたが、カゴ落ちする懸念や課題を感じており、小竹さんの問い合わせには興味を持って話を聞きましたね。

──両社の連携によって、どのようなことが実現できるようになったのですか。

小竹 決済への柔軟な対応によって、不正がなくなったことが一番です。事業者様によって不正の傾向は異なります。例えば日本の郷土品は海外で高値で売れることがあり、海外のIPアドレスからものすごい量のアタックを受けることがあります。その際に特定の国や時間帯ごとに決済をブロックできるので、防ぎたい決済を的確に防ぐことが可能です。

関口 柔軟にブロックの設定ができると、優良顧客の決済を間違えてブロックしてしまうことも防げます。一見、多数の購買が発生して不正に見えるものでも、履歴を見ると長期に渡って買ってくれている顧客である可能性があります。そのような顧客の決済のみを通す設定もできるのです。

不正アタックは発生してからの対応では手遅れ

不正アタックは発生してからの対応では手遅れ

──「AI不正検知」×「EC-Connect+」のサービスは、どのような事業者におすすめですか。

小竹 中小から大企業まで、規模を問わずにおすすめです。SBペイメントサービスを利用していれば無料で「AI不正検知」によってスコア算出ができますし、当社のこれまでの決済データを活用しているので、まだ開業したばかりの事業者様でも膨大なデータから傾向を読み取れます。不正アタックは発生してからの対応では手遅れです。実際に何千件もの不正アタックが土日で突然発生した事例もあります。普段から決済の傾向をつかんでおき、いざというときに対応できる準備を進めておくことが大切です。

関口 不正アタックを課題とされており、既存システムではなかなか柔軟なカスタマイズが出来ずお困りの事業者様におすすめです。このサービスを利用すれば、リプレイスしながらよい基盤を整えていくことができます。

──今後の両社の展望を教えてください。

小竹 現在は40ブランドの決済に対応していますが、もっとニーズに応えられるように決済手段の拡充を図っていきたいです。これからも常にアップデートしていきます。

関口 EC業界は変動が多いので、ニーズも常に変わっていきます。お互いにサービスをアップデートしながら、より強固なサービスを提供していきたいです。

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