冷蔵・冷凍商品も対応!SBSの「EC物流お任せくん」だから実現できるサービスとは

ECのミカタ編集部 [PR]

(左より)SBSゼンツウ株式会社 営業統括本部 島田幸治氏、SBSホールディングス株式会社 グループ事業戦略部 福井志帆氏、 SBSフレック株式会社 営業推進本部 森田総理氏

食品や化粧品のEC化率上昇に伴い、倉庫や配送においてはさまざまな温度帯での管理が求められている。あるいはアパレルと食品、アパレルと化粧品など、複数のジャンルを組み合わせた商品を販売するには、双方に対応できる倉庫での管理も必要となる。総合物流企業のSBSグループでは、2023年から「EC物流お任せくん」のサービスでEC事業者の企画を実現できる環境を整えてきたが、この2月の「EC野田瀬戸物流センター」のオープンで、それがさらに強化されたという。SBSホールディングス株式会社 グループ事業戦略部 福井志帆氏、SBSゼンツウ株式会社 営業統括本部 島田幸治氏、SBSフレック株式会社 営業推進本部 森田総理氏に、どこからどこまで対応してもらえるのか、具体的に聞いた。

増加傾向の定温・冷蔵・冷凍商品にグループ全体で対応

──食品や化粧品などのEC化率が上昇しています。貴社でも需要の増加は感じていますか。

SBSホールディングス株式会社 グループ事業戦略部 福井志帆氏(以下、福井) 食品はもちろんのこと、地球温暖化の影響もあり、倉庫内の温度管理を必要とする品目は増えています。添加物不使用の化粧品や、医薬品などもそうですね。また、アパレル会社が化粧品の取り扱いを始め、アパレルと一緒に温度管理が必要な化粧品を保管したいというニーズもありますね。

SBSゼンツウ株式会社 営業統括本部 島田幸治氏(以下、島田) SBSゼンツウは生協様の輸配送業務を中心に、食品物流に特化した会社なのですが、2022年に新しく千葉県市川市に汎用冷凍倉庫を構えた事もあり、温度管理に厳しい根菜類や葉物、さらには医薬品の問い合わせも増加していますね。

SBSゼンツウ株式会社 営業統括本部 島田幸治氏

EC野田瀬戸物流センターは4温度帯・自動化にも対応

EC野田瀬戸物流センターは4温度帯・自動化にも対応

──3温度帯や定温保管機能も備えている「EC野田瀬戸物流センター」がオープンしました。特長をお聞かせください。

島田 「EC野田瀬戸物流センター」はSBSグループの戦略拠点です。ロボットの導入、冷凍・冷蔵設備の充実など、各グループ会社のノウハウを取り入れながら、多くの機能を兼ね備えているのが特長です。例えば、SBSゼンツウで行っている食品の小分け作業の知見なども、EC野田瀬戸物流センターに取り入れ、流通加工まで手掛けられるようになればと考えています。冷凍・冷蔵保管するだけ・もしくはECに特化した倉庫はありますが、食品に関して細かい流通加工まで行いつつ、小口のEC出荷の行えるセンターはなかなかありません。

福井 以前、アパレルの企業様がバレンタイン時期だけ、定温管理するチョコレートを販売してクロスセルを狙いたいというご要望がありました。アパレルとチョコレートとなると、通常なら別々の倉庫で管理するケースが多いですが、今後は「EC野田瀬戸物流センター」であれば、異なる温度帯でも同じ倉庫に保管できるので、保管や配送効率が上がります
「EC野田瀬戸物流センター」ではロボット化も積極的に行っており、保管効率・省人化率向上を図っています。この点でも従来の食品物流センターと異なる効率化が進んでいます。

自動ピッキングロボットなどのマテハン機器の導入により、オペレーションを自動化している

豊富な拠点数だからこその効率的な配送網

──グループ全体で拠点数も増えているとお聞きしました。

SBSフレック株式会社 営業推進本部 森田総理氏(以下、森田) SBSはグループとして全国に拠点があり、今も増えています。全国に拠点があることの強みは、すべての商品を関東に集約させる必要がないこと。例えば産地直送の商品であれば、産地の近くで保管した方がいいのですが、これは各地に拠点があればこそ実現できること。SBSでは最適な場所で商品を保管できるのは強みですね。

島田 一方で、これまでドライバーが中継して関東まで運んでいた九州の食品業者様が2024年問題によって関東まで運べなくなり、拠点そのものを関東に移すことを検討している事例もあります。

森田 近年は介護施設の担い手も減っているので、完全調理品を工場で作って冷凍でお届けするという需要が伸びています。これに合わせてSBSでも福祉介護施設向けに配送を始めました。今は北海道、東北、九州のエリアですが、今年の9月に関東もスタートする予定です。

SBSフレック株式会社 営業推進本部 森田総理氏

SBSゼンツウ株式会社 営業統括本部 島田幸治氏(以下、島田) SBSゼンツウは生協様の個人宅配を担ってきており、常に1000台以上のトラックを稼働させています。対面でコミュニケーション取りながら配達できるのは、付加価値のあるラストワンマイルをすでに提供できていると考えています。

──心強いですね。ただ冷蔵・冷凍食品に関しては、配送面での課題もあると伺いました。

森田 そもそも輸送コストが高いこと、まだ冷凍・冷蔵で配送できるインフラが足りないこと、置き配ができないことなどは課題ですね。ただSBSグループでは既に対応が始まっています。すでにあるSBSの配送網と新規の配送網を組み合わせ、コールドチェーンとしても活用しているところです。

島田 インフラという意味では、野田瀬戸以外でも、SBSゼンツウでは今年の11月に埼玉県所沢市に2000PL規模の冷凍拠点を稼働予定、SBSフレックでも今年の9月に神奈川県厚木市に4300坪(冷凍・冷蔵)のセンターをオープン予定です。SBSでは積極的に、冷凍・冷蔵拠点の拡充をおこなっています。その中で食品等の荷扱いの品質レベルを一定に保つのは難しいと思うかもしれませんが、各社ともこれまで専門物流で培ってきた実績がありますので、品質には自信があります。大手企業様が求めるレベルに対しても、SBSはお応えします。

「EC物流お任せくん」はさまざまな課題に対応できる

──非常に対応されるサービスの幅が広いと感じています。

福井 お客様は何らかのビジネスチャンスを見いだしてECに取り組まれ、その結果新たな「物流ニーズ」につながっているので、私たちSBSも一緒に前向きに取り組みたいという気持ちを持っています。「EC野田瀬戸物流センター」はまさにそのような想いを反映させたサービス・機能を持つ拠点なので、事業者様の力になれると感じています。また、それでも難しい課題であれば、野田瀬戸物流センターのソリューションに限らずSBSグループで培った専門領域のノウハウを駆使し課題解決に貢献してまいります。

SBSホールディングス株式会社 グループ事業戦略部 福井志帆氏

──最後に今後の展望をお聞かせいただけますでしょうか。

福井 今後は拠点もサービス領域も増やしていきたいと考えています。「EC野田瀬戸物流センター」で検証したものを、より改良を加えて拡充させたいですね。戦略拠点も関東や関西を中心に順次増やしていく予定です。

島田 まだまだ物流業界以外ではSBSの認知度が足りないと思っているので、「EC野田瀬戸物流センター」をきっかけに認知度を高めていきたいです。

森田 少しでもサービスに興味を持ってくださった方には真摯(しんし)に向き合って、満足いただける提案を続けていきたいですね。

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