新サービスを支える“三位一体”の取り組み サイト構築から決済までを一気通貫でサポート

ECのミカタ編集部 [PR]

写真左から、SBペイメントサービス株式会社 第二営業本部 営業1部 部長 中村元氏、SBペイメントサービス株式会社 第二営業本部 営業1部 1課 課長 柴野覚氏、株式会社COSMOS 代表取締役 古川陽司氏、株式会社アイリ 代表取締役 小竹顕太朗氏

SBペイメントサービス株式会社(以下、SBPS)が提供するオンライン決済サービスの利用企業が増えている。BTSなど有名アーティストのライセンスグッズを販売する株式会社COSMOSもその一社。株式会社アイリが提供するECカート「aLe(エール)」で構築したショップでネット販売に挑戦中だ。COSMOS 代表取締役の古川陽司氏、アイリ 代表取締役の小竹顕太朗氏、SBPSの中村元氏・柴野覚氏に、サイト構築から決済までを一気通貫で支援する“三位一体”の取り組みについて話を聞いた。

越境ECに対応したアパレル特化型ECカート「aLe」

──まずはCOSMOS様の事業内容について教えてください。

株式会社COSMOS 代表取締役 古川陽司氏(以下、COSMOS 古川) 当社はグローバルアーティストに関するアパレルやグッズの企画・生産・販売などを行うプランニング会社です。現在は韓国の人気グループであるBTSのグッズを扱うオフィシャルライセンスプロダクツストア「COSMOS STORE」を新宿・名古屋・福岡で展開し、お客様のご要望で今年3月に同名のオンラインショップをオープンしました。ショップはアイリ様が提供する「aLe」で構築し、SBPS様のオンライン決済サービスを導入しています。

COSMOS社の古川氏。「COSMOS STORE」は2月に新宿と福岡、3月に名古屋に実店舗をオープン。3月にオンライン販売を開始した

──ECカートはかなり多様で選択肢が多いと思いますが、なぜアイリ様のECカートを選んだのでしょう。

COSMOS 古川 アパレル業界に20年ほど従事し、その間、多くのECカートに触れてきました。その経験も踏まえ、ECカート選定で重視するのは、コストと運用・カスタマイズのしやすさです。「aLe」はこれらのバランスが非常によく、実店舗の在庫との連動など当社がやりたいことを実現できるECカートだと感じ、導入を決めました。また、将来的には海外展開も視野に入れているため、越境ECに対応していることもポイントでした。

──では改めて、「aLe」の特徴について教えてください。

株式会社アイリ 代表取締役 小竹顕太朗氏(以下、アイリ 小竹) 「aLe」はアパレルに特化したSaaS型のECサイト構築プラットフォームです。SKU(Stock keeping Unit)単位での価格設定やクーポン配信、商品販売スケジュール管理など、通常のECカートでは実現が難しいようなアパレルECに必要な機能を標準搭載しています。ECサイトの制作や運営代行、ささげ(撮影・採寸・原稿)業務などにも対応しており、総合的な支援が可能です。

──競合と比べた際、どこに優位性がありますでしょうか。

アイリ 小竹 アパレル業界で生産から営業・販売までを経験したスタッフが、システムの構築や運用に携わっていることが当社の強みですね。業界特有の商流を肌感で把握しているのでお客様と専門用語で会話ができます。よってEC事業者視点を持ちながら、ユーザー(購入者)に寄り添えるという点では、大いに優位性があると自負しています。

大規模トランザクションに耐えうるSBPSの決済システム

──決済代行のパートナーにSBPS様を選ばれた理由を教えてください。

COSMOS 古川 さまざまな決済に対応している点や豊富な導入実績、セキュリティー&サポート体制が万全であることはもちろん、ソフトバンクグループであるという圧倒的な安心感が、導入の決め手となりました。ユーザー(購入者)の皆様に安心して決済していただくことを第一に考えたので、選択に迷いはありませんでした。

アイリ 小竹 先のお話の通り、COSMOS様は海外展開も視野に入れています。その点、SBPS様は越境ECに必須の国際決済にも幅広く対応されているので、サイト構築時に自信を持っておすすめしました。

アイリ社の小竹氏。「ale」はアパレルECに必要な機能を標準装備している

──SBPS様は、自社の強みをどう分析していますか。

SBペイメントサービス 第二営業本部 営業1部 1課 課長 柴野覚氏(以下、SBPS 柴野) 当社は決済代行会社として、事業者様向けにオンラインショップで利用できる40種類以上のブランドの決済手段を提供しています。決済代行業務だけに留まらず、加盟店審査や管理業務、クレジットカード決済の不正利用被害を防ぐ「AI不正検知」の提供や、集客・売上拡大につながるマーケティング支援などをワンストップで提供できる点が強みです。

──セキュリティー向上に欠かせない「AI不正検知」について、もう少し詳しく教えていただけますか。

SBペイメントサービス 第二営業本部 営業1部 部長 中村元氏(以下、SBPS 中村) 一般的な不正検知は、購入者の入力情報や画面の遷移をベースに不正か否かを判断しますが、当社は自社で保有する膨大な決済データや、決済に関する知見を生かして不正検知を行います。過去の不正パターンをAIが学習し、不正利用のリスクをリアルタイムにスコアとして算出することで、不正な取引の早期発見が可能です。3種類のプランがありますが、当社のオンライン決済サービスを導入いただいている事業者様は、0円からご利用いただけます。

アイリ 小竹 決済情報を利用するため、EC事業者様の導入時の負担が少ないという点もメリットですよね。疑わしい取引を抑止できる独自ルールを設定できたり、一定の取引だけにEMV 3-Dセキュアの認証を追加したりすることもできるため、不正利用被害の状況に合わせて非常に柔軟に対応できる印象です。

──決済システムの安定性についてはいかがでしょうか。

アイリ 小竹 SBPS様のオンライン決済サービスは、システム処理負荷に対する対応力が高い印象があります。BTSのグッズやアパレルの人気商品は、例えば新商品が出たときに3分で数千件と売れることがあります。そうするとトランザクションが集中するので、決済の段階で混雑してしまう事態が起きかねないのですが、SBPS様のサービスはシステム処理負荷を分散し、安定した決済を実現するという点が優れている。それも“安心感”につながっていますね。

SBPS 中村 ありがとうございます。当社は、年間6兆円(2022年度実績)を超える大規模トランザクションを処理する高度な決済システムを提供しています。世界的イベントのチケット販売の決済にも耐えうるようにシステムサーバーを強化したので、突発的にトランザクションが集中しても安定した決済処理ができるようになりました。国際的なセキュリティー基準に準拠した運用・管理体制も整えていますので、安心してご利用いただけるはずです。

SBPSの中村氏。同社の決済システムはトランザクションボリュームを監視・予測し、突発的な大量アクセスにも耐えられるサーバー構成で運用されている

3社の密な連携でストレスのない運用が可能に

──COSMOS様はオンラインショップ開設にあたり、ECカートの「aLe」とSBPS様のオンライン決済サービスを導入したことで、どのような成果・効果がありましたか。

COSMOS 古川 今年3月にECサイトを立ち上げたばかりですが、お客様からは「買いやすい」「使いやすい」といった声を頂戴しています。特に店舗在庫の表示機能に関しては、多くの方から高い評価をいただきました。サイト構築はアイリ様にお願いしましたが、ワーディングやビジュアル面を含めてUI/UXのクオリティが高く、安心して運用ができています。

アイリ 小竹 SBPS様のサービスは、カードの利用限度額の超過や決済途中でのブラウザのセッション切れなど、決済がエラーになった際の原因を管理画面ですぐに確認できるという特徴があります。ショップ運営を任されている身としては、ユーザーからの問い合わせに対してエラーの原因を早期にクライアントに共有し、迅速に対応できるので、ストレスが大幅に削減できています。

──最後に、皆様の今後の展望をお聞かせください。

COSMOS 古川 「COSMOS STORE」の事業を中心に、韓国のIPアドレス取得も視野に入れながら、BTS様以外のグローバルアーティストに関わるコンテンツの取り扱いを増やしたいと考えています。 また、本業である店舗運営のプランニングに価値を感じていただけるように日々努力していきたいと思っています。

アイリ 小竹  ECベンダーとして、ユーザーが買いやすいサイトを構築するのは当然ですが、COSMOS様のように夢を持っている事業者様とワクワクするような面白い仕事をしたいですね。従業員はもちろん、ユーザーも事業者様もみんなが幸せになれる環境を積極的に作っていきたいと思います。

SBPS 柴野 決済代行会社として事業者様に寄り添いながら、決済領域に関する課題解決に努めることがSBPSの使命だと考えています。また、ソフトバンクグループ内の連携を強化して決済以外の領域に関しても幅広くサポートできるよう努めて参ります。

SBPSの柴野氏。同社のオンライン決済サービスと「aLe」は今年1月に連携。「aLe」を利用する事業者が豊富な決済手段に対応できるようになった

SBPS 中村 付け加えるなら、「COSMOS STORE」では商品を買っていただく熱心なファンの方々から決済に関する問い合わせがあった時でも、アイリ様と連携してスピーディーに対応可能な体制が実現できています。これは決済面に限らない、EC事業者様の課題解決に向けた“三位一体”の取り組みです。当社としてはこれを成功事例として横展開し、柴野が申し上げた通り、決済におけるソリューションベンダーとしての存在価値を高めていきたいと考えております。

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