1日2時間の工数削減! フランチャイズ受発注に「革命」を起こすロジザードZERO×Bカート

ECのミカタ編集部 [PR]

ECの普及でBtoCの受注業務は劇的にデジタル化が進んだが、BtoBビジネスでは、いまだにアナログな運用が残っていることが少なくない。清掃サービスなどのフランチャイズ事業を展開する株式会社ダイキチは、2023年4月にクラウド倉庫管理システムの「ロジザードZERO」を、2024年7月にBtoB-EC・Web受発注システム「Bカート」を導入し、“革命”レベルの業務効率化を実現した。株式会社ダイキチ 総務人事部 西村友佑氏と同社 購買管理担当 庄司奈央氏、「ロジザードZERO」を提供するロジザード株式会社 営業部 大阪営業課 中濱一志氏に、導入前後の変化や業務改善のポイントを聞いた。

アナログな受発注業務で確認作業やミスが頻発

――ダイキチ様の事業内容を教えてください。

株式会社ダイキチ 総務人事部 西村友佑氏(以下、ダイキチ西村) 1976年に創業のダイキチは、清掃サービスのフランチャイズ展開を中心に事業を行っている会社です。清掃事業のほかには、不動産事業、ウォーターサーバーやマットなどの衛生商品のレンタル・販売、害虫・害獣の駆除サービスなども展開しています。

――どのようなシーンで「Bカート」を利用されているのでしょうか。

ダイキチ西村 おもに、オフィスビルやマンションにおける清掃サービスを提供するカバーオール事業部(※)で利用しています。「Bカート」を介して、当社に加盟するフランチャイズオーナーに、清掃に用いる消耗品を販売しています。

※カバーオールは「Health Based Cleaning System」(健康を第一に考えた清掃サービス)の考えのもと、病院清掃レベルの品質・考え方をオフィスビル・マンション・フィットネスジム・老健施設・幼稚園などの病院やクリニック以外の施設の清掃にも組み込んだ画期的な清掃サービスです。

株式会社ダイキチ 総務人事部 西村友佑氏

――「Bカート」導入前の受注業務はアナログな作業が多かったそうですね。当時の課題をお聞かせください。

ダイキチ西村 「Bカート」導入以前は、Excelの注文書やFAXで注文を受けていました。当時は、Excelの注文書に前回注文時の数字が残っていたり、数字の見間違えをしたりと、ヒューマンエラーや確認作業が頻発していて、非常に業務効率が悪かったですね。

直感的な操作感と柔軟なデザイン性が決め手

――どのような経緯で「Bカート」を導入されたのでしょうか。

ダイキチ西村 きっかけは、クラウド倉庫管理システムの「ロジザードZERO」を導入したことです。その際、ロジザード様から受注システムとして「Bカート」を紹介され、トントン拍子で導入が決まりました。

――ほかのサービスと比較検討することはなかったのでしょうか?

ダイキチ西村 最初にお話を聞いたときに十分すぎるくらいに良いシステムだと感じたので、ほかは検討しませんでした。料金が手頃なことに加えて、直感的に使えること、デザインのカスタマイズ がしやすいことなどが決め手でした。フランチャイズオーナーは中高年が多いため、PCやスマホの操作が得意でない方もいらっしゃいますが、Bカートは大手ECサイトよりも見やすいくらいで、ユーザーに合わせた調整がしやすかったです。

「ロジザードZERO」「Bカート」導入で“革命”レベルの変化

――「ロジザードZERO」を導入する前は、倉庫在庫管理システムを導入していなかったとのことですが、導入後は大きな変化があったのではないでしょうか。

ダイキチ西村 以前は倉庫会社とのやり取りを電話やスプレッドシートで行っていて、履歴すらまともに残せていない状態でした。「ロジザードZERO」を導入することで、過去にさかのぼっての在庫履歴や今後の入荷予定商品、出荷済み商品の情報などがシステム的に見られるようになり、本当の意味での在庫管理ができるようになりました。

――「ロジザードZERO」導入後、さらに「Bカート」を導入したことで、どのような効果がありましたか?

ダイキチ西村 「Bカート」導入前は、「ロジザードZERO」への受注情報や商品の入荷・出荷予定等の反映を、CSVを用いて手動で行っていました。「Bカート」を導入してからは、受注情報が自動で「ロジザードZERO」に反映されるため、私たちは受注内容を確認するだけになりました。クリックひとつで済むようになったので、業務改善どころか“革命”レベルの変化がありましたね。商品コードの入力ミスによる誤出荷や二重アップロードなどのヒューマンエラーもなくなりました。

株式会社ダイキチ 総務人事部 購買管理担当 庄司奈央氏(以下、ダイキチ庄司) 紙ベースの受発注業務では、「いつもと違う品番・個数だけど問題ないか」「在庫の関係でいつもより発送が遅れる可能性がある」等の確認業務も多く、さらにそれらの確認のための電話が担当者になかなかつながらないなど、さまざまなことに時間を取られていました。今では「Bカート」経由の注文が大多数なので、確認の手間が一気に減り、1日あたり1~2時間の工数削減につながっています。従来は、廃盤などで商品が変わるごとに注文書をアップデートする作業も必要でしたが、今後さらに「Bカート」への移行が進めば、それらの更新作業もなくなる見込みです。

株式会社ダイキチ 総務人事部 購買管理担当 庄司奈央氏

発注者から「もっと早く導入してほしかった」の声

――紙ベースの受発注から「Bカート」を介した取引に移行するにあたって、混乱はなかったのでしょうか?

ダイキチ庄司 むしろスムーズすぎてびっくりしているくらいです。2024年7月に「Bカート」を使った取引をスタートし、1カ月半が経った現在は、約1000人いるフランチャイズオーナーのうち約650人が移行を完了しています。フランチャイズオーナーへの通知はメールを送ったくらいですが、「登録方法がわからない」などの問い合わせはほとんどありません。先日開いた勉強会では、「もっと早く導入してほしかった」とお叱りを受けたくらいです。

――スムーズに移行が進んでいる要因は何だと思いますか?

ダイキチ西村 アプリのインストールなどが不要で、ブラウザから登録できるのが功を奏したと思います。社内の基幹システムのメニューバーにリンクを貼って「Bカート」に直接誘導ができたので、移行がスムーズでした。

ダイキチ庄司 Excelが使えないからと手書きしてFAXで注文されていた方も、スマホなら使えるというケースは少なくありません。大手ECサイトを利用する方なら直感的に操作できますし、よく買う商品のお気に入り登録や、複数の宛先登録など、便利な機能があるのも広まった理由ではないでしょうか。

「Bカート」と「ロジザードZERO」の連携でイレギュラーな指示もスムーズに

――ダイキチ様の業務改善において、「ロジザードZERO」が特に効果を発揮したポイントはどんなところでしょうか。

ロジザード株式会社 営業部 大阪営業課 中濱一志氏(以下、ロジザード中濱) クラウドサービスなので、どこからでも円滑に在庫を確認でき、どこからでも入出荷の指示ができる点が一番のポイントではないでしょうか。

ロジザード株式会社 営業部 大阪営業課 中濱一志氏

――「Bカート」との連携によって、どのような相乗効果が生まれるのでしょうか?

ロジザード中濱 倉庫とやり取りをする際、通常の入出荷指示と異なるイレギュラーな指示や緊急の出荷依頼等がある場合でも、「Bカート」を介することで、電話でのやり取りが大幅に削減できます。在庫管理を外注するとなると、商品を預ける側は心配になるものですが、物流会社が正しく在庫を管理し、迷うこと、間違うことなく指示された商品を出荷することに寄与していると考えています。

――他社サービスと比較したときの「ロジザードZERO」の強みは何でしょうか?

ロジザード中濱 お客様の作業を止めることなく運用していただけるよう、365日、電話でのサポートを行っていることです。導入のご相談には営業担当とシステムエンジニアが窓口としてお伺いしますし、操作でつまずいた時や現場で何かエラーが起きてしまった際は直接電話でやり取りができるので、安心して導入を進めていただけると思います。

「Bカート」の全社展開で物販売上向上へ

――今後、「Bカート」と「ロジザードZERO」の組み合わせを活用して、どのようなビジネス展開を考えていますか?

ダイキチ西村  現在はおもにカバーオール事業部で「Bカート」を利用していますが、今後は「Bカート」を介した取引を全事業部に拡大していきたいです。今はユニフォームなど一部の商品のみ当社から直接フランチャイズオーナーに販売していますが、取り扱う商品のラインナップを拡充することで、フランチャイズオーナーの満足度向上と、お客様へのサービス拡大につなげられるといいですね。


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