アジア最大規模 SHOPLINEを使ってしっかり稼ぐ方法を伝授 【SHOPLINE Japan セミナーレポート】

ECのミカタ編集部 [PR]

2013年に香港で設立され、今や世界で累計ショップ開設数60万以上へと広がったECサイト構築サービス「SHOPLINE」。同サービスを日本で提供するSHOPLINE Japan株式会社 代表取締役社長 大山廣貴氏によれば、2024年5月の日本市場進出以降、すでにさまざまな国内企業がSHOPLINEを活用してビジネスを成長させているという。

設立12年にして14のグローバル拠点を構え、特にアジア圏でシェアを伸ばすSHOPLINEとは、いかなるサービスなのか。ECのミカタ主催のオンラインカンファレンス「2024年のEC業界を総復習する2日間(※)」から、SHOPLINEの機能・特徴と活用ノウハウを紹介した大山氏のセッションをレポートする。
※2024年12月19日、20日に開催

SHOPLINE Japanに問い合せる

日本のEC業界の“今”を表す3つのキーワード

セミナー冒頭、大山氏は2024年のEC業界を、「AI」「インバウンド」「ソーシャルコマース」という3つのキーワードをあげて振り返った。

「私たちは日本進出前にさまざまな仮説を立てていましたが、結果的にAI、インバウンド、ソーシャルコマースの3つに日本におけるチャンスを見出し、マーケットの需要があるという認識に至りました。

まずAIに関しては、毎日のように新しい機能が出てくる中でEC事業者、EC運用の担当者の方から「ECに必要なAIは何なのか」という問い合わせをよくいただいています。2つ目がインバウンドで、SHOPLINEは多言語対応のホームページやECサイト、ホテルやレンタカーなどの予約サイトも作ることができるので、このニーズは私たちにとって非常に大きな発見でした。

3つ目がライブコマースなどのソーシャルコマースです。これは先行していた中国だけでなく香港やシンガポールなどでもここ2~3年で一気に伸びており、日本でも必ず“くる”と感じています」(大山氏)。

画像提供:SHOPLINE Japan株式会社(カンファレンス登壇資料より)

オンラインストアもブランドアプリもノーコードで作れる

2024年の総括に続き、大山氏はSHOPLINEの3つの主要サービスを紹介した。

「私たちが提供している主なサービスはオンラインストアの構築、ブランドアプリの開発、POSレジの3つです。ファッショナブルで多言語に対応したオンラインストアをノーコードで作成でき、ブランドアプリも短期間で作れます。POSレジも提供しているので、オフラインのポップアップストアなどで活用いただいており、これらのデータを一元管理できるのもSHOPLINEの一つの特徴です。

利用いただいている事業者様は物販からレンタカー予約まで多岐にわたりますが、業態・商材ごとに異なる必要な機能をSHOPLINEのアプリストアからダウンロードしてカスタマイズできますし、そのアプリの8割以上を自社開発しているため、ほぼ無料で使っていただけます。

また、外資系企業ではありますが、日本でのサポート体制にも非常に重きを置いており、基本的にはお客様と(LINE、Slack、Chatworkなどで)チャットグループを作り、全て日本語で対応しているので、どんな規模のお客様でも対応可能です」(大山氏)。

画像提供:SHOPLINE Japan株式会社(カンファレンス登壇資料より)

SHOPLINE Japanに問い合せる

SHOPLINEの3つの強み「AI」「インバウンド」「ソーシャルコマース」

さらに大山氏はSHOPLINEが持つ強みを、先にあげたAI、インバウンド、ソーシャルコマースという3つのマーケットニーズに沿って、具体例を交えながら解説した。

◆特にコンテンツ生成で効果を発揮するAI機能
「SHOPLINEは、競合サービスと比較してAI機能の“量と質”が充実しており、特にコンテンツ生成に関しては一つ上にいっていると自負しています。例えば、どのようなECサイトを作りたいか、要望を入力いただければAIがECサイトそのものを作成してくれる機能や、商品名と概要から好みに合わせた商品説明文を作る機能があり、これらは無料で利用可能です。また、20カ国語以上に対応したブログ生成機能や、SEO診断を行うアプリも提供しています」(大山氏)。

◆多言語化によりインバウンド需要に対応
「SHOPLINEのAI機能をインバウンド向けに活用いただいているお客様が多くいらっしゃいます。インバウンドは今後も伸びていく非常に大きなマーケットですが、多言語対応したウェブサイトすら持っていないショップが多いのが実情です。例えば、外国の方が旅行前に予定を立てる際に検索してもヒットする多言語対応のウェブサイトがない、体験型コンテンツに必要な予約機能がサイトに付いていない、日本で気に入った商品を帰国後に買いたいのに越境販売に対応していないといった課題があります。SHOPLINEならこれらの全てを解決できます。

SHOPLINEはAIを活用してノーコードでサイトを構築でき、日本語で作ったものをさまざまな言語に翻訳できます。中国からもVPNなしでアクセスできますし、通貨レートも自動で更新(固定も可能)、AIで簡単にコンテンツを増やすことも可能です」(大山氏)。

画像提供:SHOPLINE Japan株式会社(カンファレンス登壇資料より)

◆双方向のコミュニケーションで販売を加速させるソーシャルコマース
「SHOPLINEのソーシャルコマースは、販売する側とユーザーとの双方向の販売手法が特徴です。アジア各国ではInstagramやFacebookでお客様と直接やり取りし、インタラクティブなコミュニケーションを増やしてお客様の購買を促進する方法が流行していますが、弊社ではそうした機能を提供しています。例えば、インフルエンサーのライブ中のコメント欄に特定のキーワードを入力すると購入用のDMが自動送信され、スムーズな決済が可能なる機能などです(コメントコマース)。その他にもアフィリエイトやオークション、クーポン発行といった機能もありますし、Facebookライブやインスタライブが流行している国で蓄積したナレッジは弊社の強みです」(大山氏)。

画像提供:SHOPLINE Japan株式会社(カンファレンス登壇資料より)

アジア各国で急速に普及するソーシャルコマースを牽引するSHOPLINE。満を持して日本でもスタートした同サービスは数千円からスタートできるプランも用意されているため、大山氏は従来のEC事業に“プラスアルファ”するかたちで導入することも提案している。

2日間のカンファレンスの締めくくりとして行われた大山氏のセミナーは、「世界中どこからでも成功できるサービスを、すべてのマーチャントに。」を使命に掲げるSHOPLINEの、日本における伸びしろを示すものとなった。

大山廣貴(おおやまひろたか)
SHOPLINE Japan株式会社 代表取締役社長 2010年株式会社商船三井入社。営業、経営企画、海外MBA留学を経て、2019年アリババ中国本社のグローバルリーダーシッププログラムに日本人で初めて合格。2019年からアリババの物流会社である菜鳥に配属、日本事業の責任者を務め、2024年4月よりSHOPLINE Japan代表取締役に就任。早稲田大学理工学部、China Europe International Business School(CEIBS)卒。
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