作業時間を84%削減し売上は倍増 楽天市場のSEOを自動化する「AIタッガー」の実力

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ECのミカタ編集部 [PR]

ECモールでの売上向上には、商品をより多くの顧客の目に触れさせるモール内SEOが欠かせない。しかし、上位表示や検索ヒットされやすくするために、すべての商品へ適切なタグや効果的なキーワードを設定する作業は非常に手間がかかる。そこで、高級紙製品を製作・販売するG.C.PRESS株式会社は、LISUTO株式会社が提供するタグ登録自動化ツール「AIタッガー」を導入し、2024年12月の楽天スーパーSALEで過去最高の売上を記録した。今回は、SEO対策の新機能を追加し、総合SEOソリューションとして進化した「AIタッガー」の強みについて、LISUTO カスタマーサクセス部 シニア・スーパーバイザー 奥倉伸明氏と、G.C.PRESS ECクリエイティブディレクター 高沼恵氏に話を伺った。

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高品質紙製品の販路拡大へ向けEC進出

――まずはG.C.PRESS様の事業概要についてお聞かせください。

G.C.PRESS株式会社 ECクリエイティブディレクター 高沼恵氏(以下:高沼) G.C. PRESSは1979年設立のペーパーステーショナリーブランドです。商品はすべて自社のデザイナーが製作したオリジナル。生成AIが台頭している昨今でも、直接想いを伝える手段としてご愛顧いただいております。特にメッセージカードが多くご利用されており、減少の一途をたどっていると言われる寒中見舞いもたくさん出荷しました。

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――G.C.PRESS様は、いつECでの販売を始められたのでしょうか?

高沼 2017年に自社サイトとAmazonで販売を始めました。楽天市場には2019年に参入。2020年から自社サイト、Amazon、楽天市場を本格的に運用しています。Amazonは初期からFBA(フルフィルメント by Amazon)を活用して好調な売れ行きを示せましたが、楽天市場はまだ運用体制が十分に整っていない状態でした。しかし、今年に入ってからは昨年対比200%を超えるまでに成長しています。

検索ヒット率向上と作業効率化をLISUTOが支援

――ECを開始した後、特に楽天市場ではどのような課題があったのでしょうか?

高沼 作業工数がかかりすぎていること、SEO対策が不十分なこと、他モールへの転用がスムーズにできていないことの3点です。モール内SEOの重要性は認識していたものの、工数がかけられずに十分なタグ付けや商品情報の入力ができていませんでした。たとえば楽天市場でタグ付けをするだけでも、当社が扱う1500商品の管理を人力で作業すると50時間もかかります。

G.C.PRESS株式会社 ECクリエイティブディレクター 高沼恵氏

また、以前から運用しているAmazonでも情報を転用することでシナジーを生めるのではないかと考えていました。そんな中、「タグ付けの自動化」「楽天市場のニーズ予測」を求めてサービスを探していたところ、知名度のあるAIタッガーが目に留まりました。社内のEC担当も認知しており、私自身もYouTubeやネットで調べて、導入を決意しました。

――LISUTO様はG.C. PRESS様とどのように関わり始めたのでしょうか?

LISUTO株式会社 カスタマーサクセス部 シニア・スーパーバイザー 奥倉伸明氏(以下:奥倉) 当社の経験を活かし、楽天市場で検索にヒットしやすく、売れやすくなるためのキーワードの選び方や使い方、商品特性のアピール方法、効率的な作業の手順など、必要な情報をアドバイスさせていただきました。最初のご提案は「AIタッガー」の「オートタグ」機能を使った商品データのタグの自動登録でした。楽天市場で商品属性と呼ばれるタグを適切に登録することで、商品が検索にヒットされやすくなり、上位表示の可能性も高まります。たとえば、便箋や封筒の「枚数」などの情報が明確に示されることで、お客様に商品を見つけてもらいやすく、アピールにもなります。さらに、AIタッガーから出力されるタグ情報は、そのままECモールに反映できるように最適化され、CSVの加工もいらないので作業工数の大幅な削減にもつながります。

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作業時間を84%削減し楽天スーパーSALEで前年比売上2倍

――「AIタッガー」を導入して、G.C. PRESS様ではどのような効果がありましたか?

高沼 2024年12月の楽天スーパーSALEでは、当社として過去最高の売上を記録しました。売上は前月比67%増、前年比116%増。アクセス数は前年比90%増になりました。

人力でタグ付けした場合、50時間はかかると想定されていた作業も「オートタグ」で自動化され、タグ生成後の微調整を行う時間を含めても、わずか8時間にまで圧縮され、作業時間は84%削減されました。

作業の時間が削減できたので、本来の業務であるマーケティングに手が回り、ECを次のフェーズに進められるようになりました。「RPP広告でコストパフォーマンスが最も高い検索順位の狙い方」「検索上位に入りやすいキーワード」など、楽天市場をくまなく見ているからこそ出る奥倉さんのアドバイスにはいつも驚かされています。

――「AIタッガー」のどの機能が過去最高売上に貢献したとお考えでしょうか?

奥倉 G.C. PRESS様の場合は「オートタグ」「プロダクトリサーチ」「ターゲットファインダー」「ポジショントラッカー」の4点が活きました。そして何より、提案をすぐに実行してくださる高沼様の実行力が生んだ成果だと思います。

LISUTO株式会社 カスタマーサクセス部 シニア・スーパーバイザー 奥倉伸明氏

「プロダクトリサーチ」で出稿キーワードを選定して配信したRPP広告は「レターセット」「寒中見舞い」などで1位から3位を獲得。そこで獲得した認知度で売上が伸び、楽天市場週間ランキングでも上位に表示されるようになりました。同時に「ターゲットファインダー」で競合店舗が使用しているキーワードの情報を集め、「ポジショントラッカー」で自然検索の順位と有料広告枠での順位をトラッキングして施策を動かします。データはきれいにまとまっているので、忙しくても確認しやすく、作業は「オートタグ」で素早く済ませられるので工数が浮きます。

多くの店舗様をお手伝いさせていただいた経験で、店舗様の売りたい商品を売る方法がすぐにご提案できる「AIタッガー」のサポート力が活きた事例だと思います。「単価の低い紙商品でいかに利益を出すか」という課題は、LISUTOの腕の見せどころでした。

お客様がどこにいても快適に買える環境を作っていきたい

――G.C. PRESS様の今後のECやOMO展開についてお聞かせください。

高沼 自社ECと実店舗間の連携強化と、マルチモール展開によるブランド価値向上の2点です。百貨店の店舗や直営店が拾い集める現場の声をECの柔軟さにひもづけることで、お客様がどこにいても快適に買える環境を作っていきたいと考えています。また、実店舗では海外のお客様が商品の品質に感動される場面が多くあります。私たちG.C. PRESSの「心を伝える心地よさ」を国内外を問わず、より多くの方に体感していただきたい――そんな想いを込めて、高品質な商品をブランドストーリーとともに、各モールで最適な形でお届けしていきます。

東京・銀座の西銀座通りにある直営路面店

――LISUTO様として「AIタッガー」の今後の目標をお聞かせください。

奥倉 今後はマーケティング支援を充実させ、モール特化の総合SEOツールとしての発展を目指しています。2024年にリリースした新機能をさまざまな事業者の方に届け、成功例を多くの店舗に横展開していきたいと考えています。

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