「体験型デモ」で納得! 最適な自動梱包ラインをご提案

  公開日:
最終更新日:

ECのミカタ編集部 [PR]

通販物流効率化支援サービス「CARGOWELL」を提供しているダイワハイテックスの新社屋「ダイワハイテックス戸田エンジニアリングセンターD-Logi(ディーロジ)」が、2024年12月13日に竣工。1階に自動梱包ラインのデモスペースを新設し、2025年4月から見学者の受入れを開始した。自社デモスペースでの見学を始めた狙いは何か。株式会社ダイワハイテックス 通販支援部 セールスエンジニア 長谷川史浩氏にお話をうかがった。

ダイワハイテックスの自動梱包ライン体験会に申し込む!

お客様の疑問や課題を解決へ導く、新たな場を作りたかった

――デモスペース開設の背景について教えてください。

当社では2015年から開始した「通販支援事業」で自動梱包ラインを全国の通販業者様や3PL業者様に設置してきました。おかげさまで近年、予想を上回る引き合いをいただき、既存の施設では生産が追い付かない状況になったため、新社屋を建設する運びとなりました。その1階に自動梱包ラインのデモスペースを新設したのは、お客様の疑問や課題を解決するための、より良い場を提供したいと考えたためです。

株式会社ダイワハイテックス 通販支援部 セールスエンジニア 長谷川史浩氏

毎年展示会にも出展はしているのですが、多くの方に当社の機械を目にしていただくことができる半面、一人ひとりのお客様にじっくり向き合う時間がなかなか取れません。特に、当社の自動梱包ラインは、お客様の現場や商品に合わせて柔軟にカスタマイズできるのが強みなのですが、展示会の短い時間では、その可能性や具体的なご提案まで踏み込んでお話しするのが難しいです。

であれば自社に専用の見学スペースを設け、最適なカスタマイズの可能性を含め、もっと詳しく丁寧にご説明する場があった方が、お客様の満足度も高いのではないかと考えたのです。

ダイワハイテックスの自動梱包ライン体験会に申し込む!

自動化による現場の変化を、リアルにイメージできる

――デモスペースでは、どのようなことが体験できるのでしょう?

展示会ではどうしても機械をお見せして、スペックや機能などを説明するという一方的な説明で終わってしまいがちです。そこでデモスペースでは、実際に現場でどう使われているのか、どう使えるのかというところを、お客様が普段扱っている商品や、実際の現場の動きに近づけて、機械に直接触れていただける場を作りたいと考えました。ですから、現場さながらの環境をデモスペースにつくり、実際の作業をリアルにイメージできる体験をしていただくということがテーマになっています。

「当日は包装したい商品をご持参いただくと、より精密なデモが可能です」と長谷川氏

そのため見学は各回1社限定で、専門スタッフが実際に機械を動かしながら丁寧にご説明し、気になることがあれば質問もできその場で解決できる形にしました。ラインは現場に納品した時の状態で設置していますので、お客様の包装したい商品をご持参いただければ、実際に機械に通してより精密なデモも可能です。

取り扱う商品が違うと使い方も変わってきますし、使いやすさという点ではお客様の主観的な部分や感覚的なところもありますので、やはり実際に触れて使ってみないとわからないことが多いのです。例えば作業をする台の高さはもう少し高い方がいいとか、そういった感覚的なことも納品前に細かくすり合わせができるのは、デモスペースならではだと実感しています。

――このデモスペースでは、具体的にどのような機器やソリューションを体験できますか?

現在デモルームに設置しているのは、メール便自動梱包ライン「PAS-Line(パスライン)」と、メール便箱自動梱包ライン「MELT-Line(メルトライン)」などです。

「PAS-Line(パスライン)」はメール便の梱包から送り状貼り付けまでを全自動で1時間に1000梱包できる、最小全長3.5mのコンパクトな自動梱包機(ライン)です。

「MELT-Line(メルトライン)」はメール便最大サイズ対応の自動梱包機(ライン)で、製函・封かん・送り状貼り付けまでを、こちらも1時間につき1000個自動化できます。

――見学をされたお客様の声を教えてください。

「こんなに(梱包スピードが)速いんですね」とか「思ったよりシンプルなんですね」といった声をいただくことが多いです。産業機械は専門性が高く、操作が難しいというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、当社の機械は、パートタイムのスタッフの方々にもご利用いただくケースが多いため、初めて触れる方でも直感的に使えるようなシンプルな設計を徹底しています。これは、私たちが製品開発において特に重視し、進化を重ねてきた点です。そのため、実際に触れていただいたお客様からは、「すごく扱いやすいね」と驚きと喜びの声をいただくことが非常に多いですね。

実際のデモンストレーションの様子

当社の自動梱包ラインは、「使う人」の目線に立った安全設計を徹底しています。 例えば、扉を開ければ自動停止、緊急時にはボタン一つでライン全体が止まる安心設計。誰でも直感的に操作できるよう、人にやさしいシンプルなインターフェースを追求しました。高速で動くラインだからこそ、誰もが安全に、そして迷わず作業に集中できることが、現場の効率と安心を支える最も重要な点だと考えます。

そして、実際に機械を動かしていただく中で出てくるのが「これだけの梱包スピードに対応するには、ピッキングのスピードアップも必要だから、人数を増やしたり、工夫しなくては」といった、導入後に見えてくる具体的な課題です。高速で動くラインを前にすることで、梱包作業全体の流れや、それに伴う新たな改善点に気づくきっかけにもなる。そういった「梱包全体の効率化」へのヒントを、このデモスペースで見つけていただくことが、私たちの狙いでもあります。

お客様の現場に合わせた最適なソリューションを提案したい

――お客様の反応で、意外だったことはありますか?

北海道や九州など、遠方からわざわざお見えになる会社の方もいることです。産業機械は図面だけで確認して導入するケースがほとんどですので、やはり導入前に実際に触って疑似体験ができる機会は貴重なのだと再認識しました。またお客様は、いろいろな媒体で当社を知り、断片的な情報で見学にいらっしゃるので、意外な先入観をお持ちの方もいらっしゃいます。限られた機能しかないと思っていたのに、デモスペースでの会話や実演から、それまで知らなかった当社の機能やソリューションにご興味を抱き、新たなご相談へと繋がるケースもございます。これは当社まで足を運んでいただけたからこそ生まれる効果で、展示会ではなかった展開ですね。

――デモスペースでの見学で、特に重視していることは何でしょう?

お客様は「せっかく費用をかけて導入するのだから」といろいろな機能を盛り込みたくなってしまうのは当然です。しかしデモスペースでの見学では、本当に必要なものを見極めるお手伝いをすることも重要だと考えています。実際の商品を流してみたり、いろいろとお話をお聞きしたりする中で最適な形が見えてくることもありますので、「この機能は貴社の現状には必要ないかもしれません」「むしろ、こちらのよりシンプルなモデルの方が、かえって効率的ではないでしょうか」といった、費用対効果と実用性を踏まえたご意見をお伝えしています。

当社が提供しているのは、あくまで「物流の効率化」のためのソリューションであり、機械そのものを単体で売っているわけではありません。お客様の出荷量や業務状況をヒアリングさせていただき、ラインではなく梱包機単体や製函・封函機のみといった一部の機械化、あるいは手梱包を補助する半自動機から始めることをお勧めする場合もございます。場合によっては、当社のラインナップにない他社様の機械の方が適していると判断すれば、率直にお伝えすることも珍しくありません。

これは、お客様の現在の状況と将来の展望に寄り添い、本当に必要な効率化を共に考えたいという、私たちの強い想いがあるからです。どんな些細な梱包のお困りごとや、漠然としたお悩みでも構いません。まずはぜひ、私たちにご相談いただければ幸いです。

――最後に、これから見学を検討されている企業様に向けて、メッセージをお願いします。

デモスペースでの見学は、お客様と機械のマッチングも一つの目的ですが、「機械とともに、会社全体を見てもらいたい」という部分もあります。ご希望があれば普段はなかなか見られない生産ラインやオフィスなどもご覧いただけますので、私たちの会社の雰囲気やモノづくりの現場を、ぜひ肌で感じ取ってもらえたらうれしいですね。皆様の物流課題を一緒に解決するために、社員一同、心よりご来場をお待ちしております!

ダイワハイテックスの自動梱包ライン体験会に申し込む!