はるやま商事EC、カゴ落ち対策「SaleCycle」導入で新規顧客の獲得大幅UP

株式会社はるやま商事(以下、はるやま商事)は、同社が展開する2つのブランド「はるやま」「P.S.FA」のECサイトに対して、株式会社スクデット(本社:東京都中央区、代表取締役: 細江 啓太、以下、スクデット)が提供する、カゴ落ち対策のためのリマーケティングサービス「SaleCycle(セールサイクル)」を導入しました。はるやま商事は、「SaleCycle」導入により新規顧客の獲得を大幅に拡大し、6月1日~6月30日の1ヶ月間で、ECサイトを経由した売上が4.5%以上向上しました。

<背景>
はるやま商事が展開する「はるやま」「P.S.FA」の2ブランドのECサイトでは、カート放棄率(買い物かごに入れた後に購入に至らずに離脱してしまう確率)が75%~80%と非常に高い状態でした。特に、既存会員顧客以外の有望な見込み顧客である新規顧客に対しては、カート放棄後にアプローチする手段がないため、せっかく買い物かご(カート)に商品を入れてくれたにも関わらず、購入に至らずに離脱してしまった顧客を呼び戻すことができず、顧客獲得の機会を逃していました。

<SaleCycleの導入と効果>
そこで、スクデットが提供するカゴ落ち対策に特化したリマーケティングサービス「SaleCycle」を導入、本格的なカゴ落ち対策の一つとして、購入前にカートを放棄してしまった顧客に対して、リアルタイムによるカゴ落ちメールの配信を開始しました。
その結果、カート放棄をした新規顧客・既存会員顧客の約40%に対してカゴ落ちメールを配信することが可能になり、メール開封率65%(メール開封数/配信成功数)、開封後CVR8%(コンバージョン数/メール開封数)、クリック率30%(ユニーククリック数/メール開封数)、クリック後CVR26%(CV数/ユニーククリック数)と高い効果を発揮しました。導入からわずか1か月で、月間売上を4.5%以上向上し、今では「SaleCycle」が同社ブランドECサイトの売上を支える柱の一つともいえる重要なソリューションとなりました。

<SaleCycleが選ばれたポイント>
導入前のシミュレーションの時点で、カゴ落ち対策によって売上の大幅な向上が見込めたものの、一方、導入にあたっては、大規模なサイト改修を行わないこと、また、導入後のランニングコストを抑えた方法で対策を行えることが求められました。

「SaleCycle」はそれらの要件をすべてクリアし、はるやま商事は、実装開始からリリースまで約1ヶ月と短納期でカゴ落ち対策を開始することができました。 「SaleCycle」は、ログインIDがメールアドレスであれば1つの共通tag(※)とサブドメイン設定を行えば直ぐにでもECサイトでのカゴ落ち対策が可能となり、サイト上で取得できる情報(商品/ブランド/性別/顧客ランクなど)を掛け合わせてリアルタイムにセグメントメールを配信することができます。料金体系も、成果が出た分だけ支払う成果報酬型の課金で、その料金体系内で運用をアウトソーシングし、社内のリソースやリスクを最小限に抑えて、売上を向上していくことができます。

※お客様のご希望によっては1tag以外の挿入を行うことも可能です。

<はるやま商事と「SaleCycle」のこれから>
今後、はるやま商事は、「SaleCycle」を提供するスクデットと共同で、サイト上の情報を有効活用し、パーソナライズされたカゴ落ちメールを、様々な生活スタイル、シーンに合わせて配信していく予定です。「SaleCycle」のプラットフォームに標準搭載されたABテスト機能を用いて、PDCAサイクルを繰り返すことで更に効果を向上させながら、カート放棄顧客から新規顧客を獲得し、継続的な売上の拡大が期待されます。