事前調査 世界No.1 新ドメイン「.shop」商標権者向け優先登録の申請件数が過去最高の1,182件を記録
GMOインターネットグループでレジストリ事業を展開するGMOドメインレジストリ株式会社(以下、GMOドメインレジストリ)が、2016年7月1日~8月30日に実施した「.shop」の商標権者向け優先登録(サンライズ登録)において、申請件数が1,182件に達しました。これは、一般向けの新gTLD(*1)においてこれまで行われてきたサンライズ登録のうち、申請件数が最も多かった(注1)「.london」の799件を大幅に上回る、過去最高の記録となります。
注1:出典 IBM Monthly Invoice sep,2015
http://domainincite.com/19312-sunrise-accounts-for-under-1-of-new-gtld-regs
「.porn」、「.adult」は商標・ブランド防御の目的で取得されているため除外
【商標権者向け「.shop」申請結果について】
ファッションハイブランド、スポーツウェア・用品ブランド、インターネットサービス、家電製品メーカー等といった世界的に広く知られたコンシューマー向けのブランド名での申請が目立ちました。申請理由として、ブランド保護やインターネット上での直接販売(オンライン本店ショップ)での活用が挙げられます。
申請された文字列のカテゴリでは、衣類・アクセサリーが全体の2割強を占め、次いで小売業(Eコマース含む)、IT・テクノロジーとなりました。これらは特にインターネット上での製品・サービスの販売と親和性が高いことから、今後は「.shop」のドメイン名を使用したオンライン本店ショップや、各種インターネットサービスの販売サイトの展開が期待されます。
▲申請文字列の上位10カテゴリを抜粋 (全体に占める割合)
【「.shop」登録スケジュール】
今後「.shop」のドメイン名登録は、以下のスケジュールで実施いたします。各登録期間中、国内のレジストラ事業者(ドメイン登録サービス提供事業者)を通じてお申し込みいただけますので、詳細は各レジストラへお問い合わせください。
1)優先登録期間:2016年9月2日~26日 / どなたでも
2)一般登録期間:2016年9月27日~ / どなたでも
1)優先登録期間
単語や短い文字列などの人気の高いドメインを、一般登録に先駆けてダッチオークション形式で優先的に登録できる期間です。ダッチオークションとは、従来のカウントアップしていくオークションではなく、各ドメイン名のオークション開始1日目が最も高額で、日を追うごとに価格が下がっていく方式です。
「.shop」のダッチオークションは、オンライン上で全世界同時に開催され、その日時で設定された金額に対して、最初に入札を行った者に登録権が与えられます。過去に一般的なカウントアップ式オークションを行った新gTLD事例を見ると、「Web.hosting」が7.5万ドル(768万円)、「wine.club」が14万ドル(1,433万円)などと高値で取引されており(注2)、事前調査で世界No.1の「.shop」の優先登録が開始されると、人気の高いドメイン名には高い価値がつくと予測されています。
注2:1米ドル=102.41円換算 2016年8月30日レート
2)一般登録期間
登録したい文字列のドメイン名を、先願制(早い者勝ち)で登録できる期間です。現在、一部のレジストラでは事前予約受付中です。詳細は各レジストラのホームページをご確認ください。
【「.shop」運営開始の背景】
これまで、「.com」や「.net」をはじめとする一般的なドメイン(gTLD(*2))は22種類に限定されていましたが、2012年にインターネット資源を全世界的に調整・管理する非営利団体のICANN(*3)が、TLD導入のルールを大幅に自由化したことで、「.tokyo」や「.xyz」などの様々な文字列の新gTLDが申請され、続々と誕生しています。
GMOドメインレジストリにおいても、現在のEC市場拡大を予測し、EC向けのドメインとして「.shop」を申請しており、2016年1月28日に実施されたICANN主催のオークションにおいて、当時の世界最高額(注3)4,150.1万USドル(約49.2億円(注4))で運営権利を獲得いたしました。
注3:現在の世界最高額は「.web」。1億3,500万USドル(約142.3億円)で落札されました。1USドルあたり105. 41円(7/27終値、.web落札日)で換算。
注4:1USドルあたり118.66円(1/27終値、.shop落札日)で換算。
■「.shop」の価値評価
「.shop」はその文字列の意味、覚えやすさ、用途の明確さから、2,000件ほど申請された新gTLDの中で、最も高い評価を受けているTLDの1つです。また、北米・欧州を中心としたドメイン名のアフターマーケット(ドメイン売買)業界の大手企業であるSedo GmbH社が、全ての新gTLDを対象に下記の5つの観点で潜在価値の評価を行ったところ、「.shop」が最も潜在価値の高いドメインという結果が出ています(注5)。
【新gTLD潜在価値評価結果TOP10】
順位) TLD名
1) .shop
2) .web
3) .site
4) .music
5) .hotel
6) .one
7) .blog
8) .eco
9) .sport
10) .love
<5つの評価基準>
1.申請競合数(「.shop」は当社を含む8社が申請)
2.「.com」との後方一致文字列のドメイン登録数(例:xxx-shop.com等)
3. Googleのグローバル検索数
4. 検索連動型広告購入時のクリック単価
5. United domain(大手ドメイン販売事業者)の事前購入数
このように、国内のみならず、国外においても高く評価を受けている「.shop」は、今後のEC市場拡大の一助として、最も貢献できるTLDと考えています。
注5:Sedo GmbH社「Top Ten New gTLDs:Value Analysis Sedo analyzes the potential value of the new gTLDs」より
注1:出典 IBM Monthly Invoice sep,2015
http://domainincite.com/19312-sunrise-accounts-for-under-1-of-new-gtld-regs
「.porn」、「.adult」は商標・ブランド防御の目的で取得されているため除外
【商標権者向け「.shop」申請結果について】
ファッションハイブランド、スポーツウェア・用品ブランド、インターネットサービス、家電製品メーカー等といった世界的に広く知られたコンシューマー向けのブランド名での申請が目立ちました。申請理由として、ブランド保護やインターネット上での直接販売(オンライン本店ショップ)での活用が挙げられます。
申請された文字列のカテゴリでは、衣類・アクセサリーが全体の2割強を占め、次いで小売業(Eコマース含む)、IT・テクノロジーとなりました。これらは特にインターネット上での製品・サービスの販売と親和性が高いことから、今後は「.shop」のドメイン名を使用したオンライン本店ショップや、各種インターネットサービスの販売サイトの展開が期待されます。
▲申請文字列の上位10カテゴリを抜粋 (全体に占める割合)
【「.shop」登録スケジュール】
今後「.shop」のドメイン名登録は、以下のスケジュールで実施いたします。各登録期間中、国内のレジストラ事業者(ドメイン登録サービス提供事業者)を通じてお申し込みいただけますので、詳細は各レジストラへお問い合わせください。
1)優先登録期間:2016年9月2日~26日 / どなたでも
2)一般登録期間:2016年9月27日~ / どなたでも
1)優先登録期間
単語や短い文字列などの人気の高いドメインを、一般登録に先駆けてダッチオークション形式で優先的に登録できる期間です。ダッチオークションとは、従来のカウントアップしていくオークションではなく、各ドメイン名のオークション開始1日目が最も高額で、日を追うごとに価格が下がっていく方式です。
「.shop」のダッチオークションは、オンライン上で全世界同時に開催され、その日時で設定された金額に対して、最初に入札を行った者に登録権が与えられます。過去に一般的なカウントアップ式オークションを行った新gTLD事例を見ると、「Web.hosting」が7.5万ドル(768万円)、「wine.club」が14万ドル(1,433万円)などと高値で取引されており(注2)、事前調査で世界No.1の「.shop」の優先登録が開始されると、人気の高いドメイン名には高い価値がつくと予測されています。
注2:1米ドル=102.41円換算 2016年8月30日レート
2)一般登録期間
登録したい文字列のドメイン名を、先願制(早い者勝ち)で登録できる期間です。現在、一部のレジストラでは事前予約受付中です。詳細は各レジストラのホームページをご確認ください。
【「.shop」運営開始の背景】
これまで、「.com」や「.net」をはじめとする一般的なドメイン(gTLD(*2))は22種類に限定されていましたが、2012年にインターネット資源を全世界的に調整・管理する非営利団体のICANN(*3)が、TLD導入のルールを大幅に自由化したことで、「.tokyo」や「.xyz」などの様々な文字列の新gTLDが申請され、続々と誕生しています。
GMOドメインレジストリにおいても、現在のEC市場拡大を予測し、EC向けのドメインとして「.shop」を申請しており、2016年1月28日に実施されたICANN主催のオークションにおいて、当時の世界最高額(注3)4,150.1万USドル(約49.2億円(注4))で運営権利を獲得いたしました。
注3:現在の世界最高額は「.web」。1億3,500万USドル(約142.3億円)で落札されました。1USドルあたり105. 41円(7/27終値、.web落札日)で換算。
注4:1USドルあたり118.66円(1/27終値、.shop落札日)で換算。
■「.shop」の価値評価
「.shop」はその文字列の意味、覚えやすさ、用途の明確さから、2,000件ほど申請された新gTLDの中で、最も高い評価を受けているTLDの1つです。また、北米・欧州を中心としたドメイン名のアフターマーケット(ドメイン売買)業界の大手企業であるSedo GmbH社が、全ての新gTLDを対象に下記の5つの観点で潜在価値の評価を行ったところ、「.shop」が最も潜在価値の高いドメインという結果が出ています(注5)。
【新gTLD潜在価値評価結果TOP10】
順位) TLD名
1) .shop
2) .web
3) .site
4) .music
5) .hotel
6) .one
7) .blog
8) .eco
9) .sport
10) .love
<5つの評価基準>
1.申請競合数(「.shop」は当社を含む8社が申請)
2.「.com」との後方一致文字列のドメイン登録数(例:xxx-shop.com等)
3. Googleのグローバル検索数
4. 検索連動型広告購入時のクリック単価
5. United domain(大手ドメイン販売事業者)の事前購入数
このように、国内のみならず、国外においても高く評価を受けている「.shop」は、今後のEC市場拡大の一助として、最も貢献できるTLDと考えています。
注5:Sedo GmbH社「Top Ten New gTLDs:Value Analysis Sedo analyzes the potential value of the new gTLDs」より