プレスリリース配信サービス「PR TIMES」新バージョン公開

株式会社 PR TIMESは 2016 年 9 月 28 日(水)、 運営するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」の新バージョンを公開しました。

「PR TIMES」は、2007 年 4 月 10 日のサービス開始より、報道機関向けの発表資料(プレスリリース)をメディア記者向け に配信する機能と、「PR TIMES」およびパートナーメディアに掲載する機能をセットで提供してまいりました。利用企業数は 2016 年 8 月に 14,000 社に到達しています。 これまでも数回の大型アップデートを行い、メディア記者に伝わり生活者に広まるデザインを追求する中で、ビジュアル とストーリーテリングを工夫しアクセスを集めるコンテンツも増加し、月間666万PV(Google アナリティクス調べ)のメディア へと成長しています。 この度「PR TIMES」では、さらに多くの利用顧客の皆様が豊かな個性を発揮していただけるよう、クリエイティビティに富 んだ表現方法で、熱量や想いまで伝えられる機能を多数搭載しました。

今回の大型アップデートでは主に、コンテンツマーケティング、自社サイト更新連携、ユーザー体験の可視化という 3 つ の広報・マーケティング課題に対するソリューション提供を実現しています。 これにより「PR TIMES」企業会員は、報道関係者向けに情報開示すると同時に、プレスリリースページ読者を意識した ビジュアル活用などコンテンツマーケティング発想の記事投稿をより追求できるようになった他、これまでプレスリリース配 信と前後して自社コーポレートサイトにも情報掲載しなければならなかった二度手間を省く、ニュース一括作成・管理でき る新機能、さらにはプレスリリースページ読者の注目点や離脱箇所を可視化するデータ分析機能が加わり、情報発表に 関わる PDCA サイクルを回しやすくなりました。

①リリース配信機能の拡充
高まるコンテンツマーケティング発想の記事掲載ニーズ 情報量が爆発的に増加する中、企業・団体の PR・広報活動において、いかに自社情報を報道関係者や生活者の目に 留めてもらうかが課題となっています。また、ただ閲覧数を増やすだけでなく、接触した読者にいかに文脈理解を促し、さらなる興味喚起や次のアクション誘引へと繋げられるかが重要視されています。

掲載効果を高めるには、ビジュアル活用やストーリーテリングが重要です。今回のアップデートでは、ビジュアル活用策として、位置情報を視覚的に伝えやすくする「Google ストリートビューAPI 追加」、動きのある素材で記事ページをリッチコンテンツ化する「アニメーション GIF アップロード」を機能として本格導入しました。また、360°写真や動画など掲載することができる「VRコンテンツ掲載」(※本年3月29日にLIFE STYLE 株式会社との業務提携を発表済み)、イメージ写真画像を無料で引用掲載できる「PIXTA 画 像利用」(※本年9月9日にピクスタ株式会社との業務提携を発表済み)も導入しており、ますますリッチコンテンツ表現を追求できる環境となっております。

読者理解を促すには、コンテンツ精度を高めることも大切です。誤記・不快語・機 種依存文字などの事前判定を行う「本文校正」機能、事前チェックが必要な関係者へ 公開前に確認依頼できる「第三者プレビュー」機能、アクセス比率の高いスマホビューを事前確認しながら配信設定できる「スマートフォンプレビュー」機能も本格導入し ました。 また、本文入力の手間をカットする為、Word ファイルの内容をそのまま反映できる 「Word ファイルのインポート」機能も導入しています。

②自社サイト連携機能 二度手間になりがちな自社サイト更新問題 広報担当者の業務として、対外的な情報発信の他に、自社コーポレートサイトの更新を受け持つ人は少なくありません。 全く同じプレスリリース文書でありながら、投稿ツールが異なるという理由から、プレス配信と自社サイト更新が二度手間となり、担当者の負担となってしまうケスが多々あります。

「PR TIMES」では、この二度手間を解消し、さらに「PR TIMES」上の豊かな表 現をそのままコーポレートサイト来訪者にも見せることができるよう、新機能を搭載しました。新たに加わった「プレスリリース自社ページ作成機能」(申込みから 3 カ月間は無料利用、それ以降は 30,000 円/年)をプラン選択いただくと、簡単な設定を行うだけで「PR TIMES」で配信したプレスリリースを表示するページを生成でき、自社サイトと連携することができます。 これにより、一度プレスリリース登録するだけで、「PR TIMES」と自社サイト「プ レスリリースページ」の両方に、クリエイティビティに富んだ表現のコンテンツを掲載することが可能となり、人的リソース軽減と掲載効果向上が期待できます。

さらに当プランには他の機能も付随しており、問合せチャット機能を実装して、問合せ送受信履歴を一覧管理できる(タ グ設置で他ページに実装することも可能)「問い合わせ」機能や、ロゴや画像データ等、プレス配布したい素材をアップロードできる「プレスキット」機能も利用可能です。 煩雑になりがちな広報業務を一括管理することで、業務の生産性を高めて成果に繋げることを目指します。

③ユーザー体験の可視化 マーケティング効果を追求する為に欠かせない、データ解析と PDCA サイクル コンテンツを掲載した後、読者に何が好まれたのか、或いは何がマイナス要因となって途中離脱してしまったのか、分析して次に活かすことは重要です。こうした PDCA サイクルを回す為には、読者のアクセスデータを解析して把握することが必要です。

「PR TIMES」では、これまでも各記事のアクセス数(ページビュー数、訪問者数)はレポ ートしていましたが、今回のアップデートでさらに、読者の属性や波及経路を推測するヒントとなる「デバイス別アクセス比率」、読者の注視ポイントや離脱要因を推測するヒントとなる「簡易ヒートマップ」を搭載しました。 これにより、接点を持てたユーザーの行動・体験を考察し、次の投稿に反映していくことが可能となります。