PR TIMESがNewsPicksへの情報発信を本格始動

株式会社PR TIMESは、運営するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」において、株式会社ユーザベースのグループ会社である株式会社ニューズピックス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:梅田優祐)が運営する、ソーシャル機能も兼ね備えた経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」への情報発信を本格始動したことを発表いたします。

「PR TIMES」は「NewsPicks」の「ブランドアカウント」の仕組みを利用して、同サービス初となるプレスリリース掲載アカウントを設置し、ピッカー(「NewsPicks」でニュースをシェアしたりコメントしたりするユーザー)へ企業リリースコンテンツを介した情報提供を行います。

アクセス数やSNSシェア数などのデータにネタの話題性を加味した独自の基準で“話題のプレスリリース”を抽出し、「NewsPicks」内の「PR TIMES」公式アカウントに掲載します。既に3ヵ月間のテスト運用を経て当アカウントのフォロワーは5,000人を突破しており、引き続き拡大中です。

ピッカーによるPickやコメントでニュースバリュー増幅、そして拡散へ
「NewsPicks」を利用する経済の専門家やビジネスパーソンと、プレスリリース(報道機関向けの発表資料)との相性が良く、企業の第一声・公式文書としてプレスリリースを抵抗なく読んでもらえることが、3ヵ月間のテスト運用を経て確認されました。(2016年7月末にテスト運用を開始。)
 
掲載コンテンツをピッカーがPick(フォロワーにシェア)またはコメントしたり、専門家がコメントしたりすることで、さらにニュースバリューを増幅させながらピッカーのフォロワーへと拡散されていきます。ピッカーには「NewsPicks」内のフォロワーに加え、TwitterやFacebookなど「NewsPicks」外のSNSとも連携して伝播していく場合があり、インフルエンサーを起点にマス層まで大きく伝わる可能性を秘めています。

大きな反響を得たヒット事例
テスト運用期間にも、「NewsPicks」掲載を介してプレスリリースが大きな広がりを見せた、幾つものヒット事例が生まれました。「PANDA EXPRESS」日本進出の一報は大きな反響を得た好例です。

ラーメンの「一風堂」などをグループ傘下に持つ株式会社力の源ホールディングスが「PR TIMES」を通じて、「PANDA EXPRESS」日本1号店オープンを発表するプレスリリースを配信したのは2016年9月28日でした。同日にこのプレスリリースを「PR TIMES公式アカウント」から「NewsPicks」内にポストしたところ、著名人や専門家を含むピッカーにコメント付きでシェアされ拡散していきました。当時はまだ日本のニュースメディアがこの話題に反応していなかったこともあり、プレスリリースが情報源として重宝されたものと考えられます。

Googleアナリティクスの解析によると、このPR TIMESプレスリリースページにはNewsPicksから第一波のアクセスが押し寄せており、その後にフォロワーを通じてFacebookへ飛び火して第二波のアクセスを形成し、拡散の輪を広げていったことが読み取れます。

恐らくこの盛り上がりを受けるかたちで、9月30日にはLINE NEWS DIGEST(LINEユーザー2100万超がフォロー)の昼刊の画像付きトップニュースで「PANDA EXPRESS」日本進出が報じられ、その情報ソースとして「PR TIMES」プレスリリースページがリンクされました。これにより、デジタル空間のマス層へと浸透することとなりました。(注:LINE NEWSはPR TIMESパートナーメディアであり、NEWSの情報ソースとしてPR TIMESが引用されることがあります。)

最終的にこの「PANDA EXPRESS」日本進出のプレスリリースは、「NewsPicks」上で190超のPick、140超のコメント、「PR TIMES」上のアクセス数19万PV超、Facebookいいね!3万超を記録しています。(2016年10月31日時点)

企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」に対しても「PR TIMES」からプレスリリースコンテンツを提供することが決定しました。企業・業界の分析にプレスリリース情報を活用いただけるようになります。掲載開始は2016年12月を予定しています。

今回の提携により、「PR TIMES」パートナーメディアは総計88メディアとなりました。

今後もPR TIMESでは、より広範なステークホルダーへ企業情報を見やすくストレートに伝えるルートの開拓、さらには企業情報がニュースとして記事化される機会の最大化を目指し、外部メディアと連携しながらプレスリリースの情報価値を高める活動を行ってまいります。