ブレインパッド、山形県のインバウンド向け情報サイト「Trip Yamagata Japan」のデジタルマーケティングを支援

株式会社ブレインパッドは、インバウンド(訪日外国人)向け情報ウェブサイト「Trip Yamagata Japan(*)」にレコメンドエンジン搭載プライベートDMP(*1)「Rtoaster(アールトースター)」が導入されたことを発表します。

「Rtoaster」は、「Trip Yamagata Japan」において、“山形ならでは”の観光資源の魅力を旅行者の嗜好に合わせて効果的におすすめし、さらなるインバウンド拡大を行うための強力な支援ツールとして採用されました。
 
同サイトは、サイト訪問者のページ閲覧行動から訪問者の嗜好を自動で推測し、グルメ、観光スポット、宿泊施設の投稿記事やクーポンなどのコンテンツを訪問者一人ひとりに最適化し、5種類の言語(*2)で表示する仕組みを、今回の「Rtoaster」の導入により実現されました。

■「Rtoaster」導入の背景
 2015年の訪日外国人数は過去最高の1,973万人(*3)に達し、日本政府も訪日客増加による観光業の育成を成長戦略の柱として位置づけていることなどから、各都道府県おいてはインバウンド向けマーケティングの機運が高まっております。山形県においても、リアルかつタイムリーな観光情報を多言語で配信し観光客の利便性を図る取り組みとして2016年8月より「Trip Yamagata Japan」が開設され、そのマーケティング支援ツールとして、「Rtoaster」が採用されました。

■「Rtoaster」を導入された、山形県デジタルコンテンツ協議会 ご担当者様からのコメント
 インバウンド向けの情報発信を行う際には、サイトを訪問する各国・地域の方々の嗜好を的確に把握し、最適なコンテンツを多言語で提供する必要があります。これらを人手で行うには膨大な工数がかかるため、コンテンツの自動最適化とレコメンド(推奨)を行うことができる「Rtoaster」を導入しました。
 「Rtoaster」には、プライベートDMP機能による各種データの蓄積から、ウェブサイト/デジタル広告/メール/スマートフォンアプリなどの多様なチャネルでのマーケティングアクション機能が備わっており、マーケティングへの活用が期待できます。今後も、Rtoasterとブレインパッドの支援に大いに期待しております。

(*1)プライベートDMP(Data Management Platform)とは、企業がさまざまな自社データや外部データを集約し、活用するために構築する基盤のこと。
(*2)2016年11月現在、日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)の計5言語による情報提供が行なわれています。
(*3)2016年1月「日本政府観光局(JNTO)」調べ

■ご参考情報
●「Rtoaster(アールトースター)」について 
「Rtoaster」は、ブレインパッドが開発・提供する最先端のレコメンドエンジンが搭載されたプライベートDMPです。データの蓄積・管理から、スマートフォンアプリ/ウェブサイト/デジタル広告/メールなどの多様な顧客接点におけるパーソナライズアプローチ、行動ターゲティング/レコメンドといったアクションまで、デジタルマーケティングを強力にサポートします。複数のチャネルを横断した最適な顧客コミュニケーションを高度かつ精緻に行うことが可能な、国内最大規模のプライベートDMPとして、150社以上のさまざまな企業に導入・活用いただいております。また、ツールの提供に留まらず、豊富な経験を有するデジタルマーケティングコンサルタントによる導入・運用支援(要件定義からKPIの設計、施策の設計・実行、効果測定・改善案の提示)までをトータルに提供しております。