20代~40代のコンビニユーザー600人に聞く プレミアム商品の消費とその重視点

3人に2人がコンビニのプレミアム商品消費層!
高価格でも購入したい別格な商品は
『デザート・スイーツ』や『飲料』で
重視するのは「品質の良さ」 「素材へのこだわり」 「限定品」
 リーマンショック以降、景気の抜本的な回復を実感する機会が決して多くはない中で、生活者は自身のライフスタイルに合わせて、上手にメリハリをつけながら購買・消費をする傾向が続いています。そんな中、既に定着した感のあるコンビニエンスストアのプライベートブランドのプレミアムスイーツジャンルや、キリンビバレッジの「別格」シリーズと呼ばれる素材や製法にこだわった高価格商品が登場するなど話題の多い飲料ジャンルなど、拡大の一途をたどるコンビニプレミアム市場。
 フリーマガジン「R25」を発行する株式会社Media ShakersのM1・F1総研®では、昨今その充実ぶりが加速するコンビニエンスストアで購入できるプレミアム商品市場に注目し、コンビニユーザーのプレミアム商品消費に関する意識と実態について調査しました。

■TOPICS

1.コンビニでのプレミアム商品購入状況
コンビニユーザーの3人に2人(67.0%)がコンビニのプレミアム商品消費層。女性が多い(72.3%)が、特に男性20代が相対的に高い傾向(73.0%)。

2.コンビニでのプレミアム商品購入時のモチベーション
「美味しいものが食べたい」(73.2%)がモチベーション。コンビニで購入できるプレミアム商品消費層は「カラダにいい物を取りたい」(31.3%)が特徴的な動機に。

3.コンビニで“別格だ!”と思える商品ジャンル
“別格だ”と思える商品は「デザート・スイーツ(73.2%)に次ぎ、「飲料」(39.3%)。女性は「デザート・スイーツ」、男性は「アルコール飲料」を特に支持する傾向。

4.コンビニにあるプレミアム商品に求める重視内容
「飲料」「弁当」「デザート」「お菓子」など各ジャンルに求める重視内容は、いずれも「品質の良さ」、「素材へのこだわり」、「限定品」が上位。飲料は「機能性」も重視。

5.コンビニにあるプレミアムな『飲料』に求める重視内容
「飲料」に求める重視内容は1位「品質の良さ」(56.8%)。次いで、「素材へのこだわり」(35.6%)。男性20代で「機能性」(37.2%)が高い傾向。


■調査実施概要

●調査手法:インターネット調査
●調査機関:㈱電通マクロミルインサイト
●調査地域:関東1都3県(東京/神奈川/千葉/埼玉)
●実施日時:【事前調査】 2014年11月20日(木)~11月21日(金)
      【本調査】2014年11月21日(金)~2014年11月22日(土)
●調査対象:20~49歳の男女・有職者・600サンプル
コンビニエンスストアを1週間に2-3回以上利用している人
性・年代で各セル50サンプルずつ割付