「O:der Connect(オーダー・コネクト)」の提供開始

株式会社Showcase Gig(以下、Showcase Gig)は、スマートフォンアプリと実店舗のハードウェアを連携させるリテール向けIoTプラットフォーム「O:der Connect」の提供を開始しましたので、ここにお知らせいたします。
◆カシオ計算機製 電子レジスターとの連携をリテールテックJAPANにて公開

「O:der Connect」はモバイルウォレットサービス「O:der」の拡張機能となっており、実店舗におけるモバイルアプリ決済・顧客管理・注文管理など、顧客と店舗のエンゲージメントをより深め、高次元でのアプリのハードウェアの融合を実現します。


「O:der Connect」に連携する店舗向けハードウェアの第一弾は、カシオ計算機株式会社(以下、カシオ)製の電子レジスター(V-REGI)です。Showcase Gigでは、3月3日~6日に開催されるリテールテックJAPAN 2015(東京国際展示場「東京ビッグサイト」東1・2ホール)のカシオブース内で、O:der Connect 対応アプリケーションを搭載したカシオ製電子レジスターを展示いたします。

今回、「O:der Connect」によりアプリと電子レジスターが連携することにより、Beacon機能※を活用した顧客の来店通知や、アプリからの注文・決済情報が、電子レジスターの画面に表示され、これまで複数の端末が必要だった作業が一台の端末で完結し、コスト面作業面ともに、店舗側の負荷を軽減いたします。

また、顧客側から見ても、本製品の導入店舗においては、「キャッシュレスで待たずにスマートに受け取る」O:der独自の体験がに加え、注文データがオンライン上でリアルタイムに分析されることで、よりパーソナライズされたクーポン等の情報を受け取ることが可能になります。

■O:der Connectについて
O:der Connectは今後のライフスタイルにおいて必須となる「アプリとハードウェア」の連携を促進するプラットフォームです。

O:derにおいては、実店舗における飲食体験をキャッシュレスでスムーズに完了できる体験を提供していますが、これを拡張し、今後は実店舗におけるハードウェアデバイスや、ウェアラブルデバイス、コネクテッドカーといった領域にも展開予定です。

これまでO:derが提供してきた決済・顧客管理・センサーテクノロジーなどが、様々なハードウェアと連携されることによって、より生活利便性の向上が期待され、消費社会の未来を体現することが可能になります。すでに各領域におけるパートナーと複数のプロジェクトが進行しており、順次発表していく予定です。

Showcase Gigはオムニチャネル向けソリューション事業の強みを活かし、今後O:der Connectを通して、BtoBプラットフォームのソリューションをより強化し小売、外食企業の現場オペレーションの効率化、マーケティング活動の促進をサポートしていきます。

※「Bluetooth Low Energy(BLE)」という規格に準拠しており、近距離無線通信技術「Bluetooth 4.0」を、極めて小さな電力で利用できます。「ビーコン」と呼ぶ機器を使い、デバイスがどこにあるかを特定する仕組みを提供します。

▶ 『O:der』とは
スマートデバイス(※)を活用することにより、低コストで、本格的なCRMと事前注文・決済サービスを実現するBtoBtoC向けプラットフォームサービスです。
スマートフォンまたはタブレット等の端末が店頭にあれば短期間での導入が可能。iBeaconによるプッシュ配信機能を搭載、顧客データからセグメントした上での集客告知・リピート獲得など、既存のアナログなCRMより効果的に成果を上げることができます。

現在、モバイルウォレットサービス『O:der』が利用可能な店舗は、約150店舗。都心エリアを中心に全国規模で拡大中です。情報感度の高い消費者から人気を博しているハンバーガーショップ・カフェ・レストランなどで利用できます。

※対応端末 Android OS 4.0 以上、iOS 4.3 以降。 iPhone、iPad および iPod touch 対応。 一部の端末で正しい表示がされない場合があります
※「iOS」「iTunes」「iPhone/iPad」は、Apple Inc. の商標または登録商標です。
※「Android」は、Google Inc.の商標または登録商標です。