関通、AI活用アイデアを競う「社内生成AIアイデアコンテスト」を開催
株式会社関通は、2025年8月22日、社員による生成AI活用アイデアを競う「社内生成AIアイデアコンテスト」を開催しました。物流の現場から経理・総務・営業まで幅広い部署が参加し、AIを活用した業務効率化や新規サービス化の提案が行われました。優秀アイデアは10月21日開催の「AI Innovators Forum 2025」への応募をしており、物流業界におけるDX推進をさらに加速してまいります。
■開催の背景
当社は、物流の現場力を強みにしながらも、DX推進を経営の柱に据えています。生成AIは単なる効率化の道具にとどまらず、新たな収益源の創出や社員の成長を支える手段としても注目しています。その一環として、社員自らがAIを業務にどう取り入れるかを提案する「生成AIアイデアコンテスト」を実施しました。
■コンテストの概要
・形式:発表3分+AIデモ、社員による投票で受賞者を決定
・発表者:全社員対象
・テーマ:生成AIを活用した業務効率化・新サービス化アイデア
・参加特典:上位3組に総額30万円の賞金
■実際のアイデア事例
今回のコンテストでは、全社員を対象に立候補制で募集を行った結果、 全部で15件以上の多彩なアイデアが寄せられました。
代表的な事例は以下の通りです。
⚫︎経理部門:「請求業務の完全自動化」
請求書作成からアップロードまでをワンクリックで完結させ、手作業ゼロを目指す取り組み。
⚫︎総務部門:「有給計算・通知の自動化」
給与明細に有給残数を自動表示し、打刻漏れによる欠勤リスクをSMS通知で未然に防止。
⚫︎現場部門:「空きロケーション自動リスト化」
倉庫の在庫データをもとに空きロケーションを可視化し、入庫作業を効率化。
⚫︎採用部門:「相性分析ツール」
社員一人ひとりの特性データをAIで分析し、上司と部下などメンバー同士の相性を診断。相性の良し悪しを可視化することで、最適なチーム編成をサポートし、組織力の最大化を目指す取り組み。
■社内受賞チーム
投票の結果、以下の3チームが特に多く票が集められ、受賞に至りました。
①受注管理チーム:「使えるKPI」
受注現場のビッグデータをAIで分析し、経営層が意思決定に活用できる「使えるKPI」を 抽出するレポートを作成。 さらに、業界動向や競合状況、気象条件まで加味した販促施策の仮説をAIが提示し、顧客と伴走しながら売上向上に寄与する点が高く評価されました。 物流現場の知見を掛け合わせた「攻めのAI活用」として注目を集めました。
②営業チーム:「営業管理アプリ」
営業担当者が記録した顧客対応内容をAIが自動的に分析・タスク化し、 成約率の向上を支援します。 タスク漏れを防ぎ、営業活動のタイミングを最適化する仕組みは、 すでに社内で実用化が進んでおり、将来的な外販の可能性も評価されました。
③情報セキュリティチーム:「監査チェックアプリ」
四半期ごとに実施される拠点セキュリティ監査業務において、スプレッドシート運用の限界を打破するため、生成AI(Google Gemini)を活用し、専用の「監査チェックリストアプリ」を開発。 プログラミングの専門知識がほとんどない担当者がAIと対話しながら短期間で構築し、過去データ参照の容易化、操作性の改善、進捗の可視化、報告書作成の自動化を実現しました。
■今後の展望
今回のコンテストで生まれたアイデアは、まずは社内業務への実装を進め、受注処理・営業活動・監査対応などのさまざまな現場で実際に活用していく予定です。 これにより、業務効率化や品質向上を実現し、社員一人ひとりがより付加価値の高い業務に注力できる環境を整えてまいります。
当社は「AI Innovators Forum 2025」への応募にも挑戦いたしました。残念ながら採択には至りませんでしたが、この経験を通じて社内におけるAI活用の方向性を再確認することができました。今後はまず社内業務への実装と成果創出を重視しつつ、社外フォーラムやイベントへの参加も視野に入れ、社内で培ったAI活用の知見を必要に応じて共有するとともに、新たなサービス化の検討にも取り組んでまいります。
■代表コメント
株式会社関通
代表取締役社長 達城久裕のコメント:
「AIは業務をなくす道具であり、同時に新たな収益を生み出す道具でもあります。社員一人ひとりがAIを自分の“分身”として活用し、現場から生まれたアイデアを事業化することが、物流業界の未来を切り開く力になると確信しています。」
当社は、物流の現場力を強みにしながらも、DX推進を経営の柱に据えています。生成AIは単なる効率化の道具にとどまらず、新たな収益源の創出や社員の成長を支える手段としても注目しています。その一環として、社員自らがAIを業務にどう取り入れるかを提案する「生成AIアイデアコンテスト」を実施しました。
■コンテストの概要
・形式:発表3分+AIデモ、社員による投票で受賞者を決定
・発表者:全社員対象
・テーマ:生成AIを活用した業務効率化・新サービス化アイデア
・参加特典:上位3組に総額30万円の賞金
■実際のアイデア事例
今回のコンテストでは、全社員を対象に立候補制で募集を行った結果、 全部で15件以上の多彩なアイデアが寄せられました。
代表的な事例は以下の通りです。
⚫︎経理部門:「請求業務の完全自動化」
請求書作成からアップロードまでをワンクリックで完結させ、手作業ゼロを目指す取り組み。
⚫︎総務部門:「有給計算・通知の自動化」
給与明細に有給残数を自動表示し、打刻漏れによる欠勤リスクをSMS通知で未然に防止。
⚫︎現場部門:「空きロケーション自動リスト化」
倉庫の在庫データをもとに空きロケーションを可視化し、入庫作業を効率化。
⚫︎採用部門:「相性分析ツール」
社員一人ひとりの特性データをAIで分析し、上司と部下などメンバー同士の相性を診断。相性の良し悪しを可視化することで、最適なチーム編成をサポートし、組織力の最大化を目指す取り組み。
■社内受賞チーム
投票の結果、以下の3チームが特に多く票が集められ、受賞に至りました。
①受注管理チーム:「使えるKPI」
受注現場のビッグデータをAIで分析し、経営層が意思決定に活用できる「使えるKPI」を 抽出するレポートを作成。 さらに、業界動向や競合状況、気象条件まで加味した販促施策の仮説をAIが提示し、顧客と伴走しながら売上向上に寄与する点が高く評価されました。 物流現場の知見を掛け合わせた「攻めのAI活用」として注目を集めました。
②営業チーム:「営業管理アプリ」
営業担当者が記録した顧客対応内容をAIが自動的に分析・タスク化し、 成約率の向上を支援します。 タスク漏れを防ぎ、営業活動のタイミングを最適化する仕組みは、 すでに社内で実用化が進んでおり、将来的な外販の可能性も評価されました。
③情報セキュリティチーム:「監査チェックアプリ」
四半期ごとに実施される拠点セキュリティ監査業務において、スプレッドシート運用の限界を打破するため、生成AI(Google Gemini)を活用し、専用の「監査チェックリストアプリ」を開発。 プログラミングの専門知識がほとんどない担当者がAIと対話しながら短期間で構築し、過去データ参照の容易化、操作性の改善、進捗の可視化、報告書作成の自動化を実現しました。
■今後の展望
今回のコンテストで生まれたアイデアは、まずは社内業務への実装を進め、受注処理・営業活動・監査対応などのさまざまな現場で実際に活用していく予定です。 これにより、業務効率化や品質向上を実現し、社員一人ひとりがより付加価値の高い業務に注力できる環境を整えてまいります。
当社は「AI Innovators Forum 2025」への応募にも挑戦いたしました。残念ながら採択には至りませんでしたが、この経験を通じて社内におけるAI活用の方向性を再確認することができました。今後はまず社内業務への実装と成果創出を重視しつつ、社外フォーラムやイベントへの参加も視野に入れ、社内で培ったAI活用の知見を必要に応じて共有するとともに、新たなサービス化の検討にも取り組んでまいります。
■代表コメント
株式会社関通
代表取締役社長 達城久裕のコメント:
「AIは業務をなくす道具であり、同時に新たな収益を生み出す道具でもあります。社員一人ひとりがAIを自分の“分身”として活用し、現場から生まれたアイデアを事業化することが、物流業界の未来を切り開く力になると確信しています。」
■会社概要
【株式会社関通について】
株式会社関通(東証グロース上場)は、年間約1,300万個以上の出荷実績と関西・関東に20拠点を持つ物流会社です。toC・toB問わずお客様の受注から庫内物流までのアウトソーシングの他に、物流システムの販売なども行っております。
toC物流で培った細やかな物流管理ノウハウとDXをtoBの物流で活かし、また、toB物流で培った、お客様の要望を叶える現場オペレーション、創意工夫をtoC物流で活用し、お客様に貢献しています。
会社名:株式会社関通
代表者:代表取締役 達城 久裕
本社:兵庫県尼崎市西向島町111-4
設立日:1986 年 4 月 10 日
従業員数:1,082名(2025年3月時点)
事業内容:倉庫管理システム(WMS)開発・提供、物流業務受託、業務改善コンサルティング、他
URL:https://www.kantsu.com
株式会社関通(東証グロース上場)は、年間約1,300万個以上の出荷実績と関西・関東に20拠点を持つ物流会社です。toC・toB問わずお客様の受注から庫内物流までのアウトソーシングの他に、物流システムの販売なども行っております。
toC物流で培った細やかな物流管理ノウハウとDXをtoBの物流で活かし、また、toB物流で培った、お客様の要望を叶える現場オペレーション、創意工夫をtoC物流で活用し、お客様に貢献しています。
会社名:株式会社関通
代表者:代表取締役 達城 久裕
本社:兵庫県尼崎市西向島町111-4
設立日:1986 年 4 月 10 日
従業員数:1,082名(2025年3月時点)
事業内容:倉庫管理システム(WMS)開発・提供、物流業務受託、業務改善コンサルティング、他
URL:https://www.kantsu.com
■本件に関するお問い合わせ先
広報担当:川田摩弥
電話(フリーダイヤル):0800-555-0500
住所:兵庫県尼崎市西向島町111-4
E-mail:pr@kantsu.com
電話(フリーダイヤル):0800-555-0500
住所:兵庫県尼崎市西向島町111-4
E-mail:pr@kantsu.com