カスタマーリングス、通販企業の要望を反映した機能を強化

ソフトウェア開発の株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、250社以上の通販ビジネスで採用されているマーケティングオートメーションシステム「カスタマーリングス」について、「かご落ちリマインドメール機能」や「キャンペーン反応分析機能」といった、通販事業におけるLTV最大化を大きく実現するための新機能を実装した最新バージョン『カスタマーリングス ver.5.7』を本日より提供を開始いたしました。
 ソフトウェア開発の株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、250社以上の通販ビジネスにて採用されているマーケティングオートメーションシステム「カスタマーリングス」について、「かご落ちリマインドメール機能」や「キャンペーン反応分析機能」といった、通販事業におけるLTV(Life time value:顧客生涯価値)最大化を大きく実現するための新機能を実装した最新バージョン『カスタマーリングス ver.5.7』を本日より提供を開始いたしました。

 今回のバージョンアップでは、ECサイト上の買い物カゴに商品を登録したまま買い忘れている顧客へのお知らせ自動化する「かご落ちリマインドメール」や、複数のメルマガタイトルの中から特に開封率の高いクリエイティブを採用することでメルマガの開封率を大幅に向上する「ABテスト自動化機能」といった、通販事業の収益向上に直結するマーケティングオートメーション機能の強化のほか、個別のキャンペーンに対して顧客ランク別にどこのセグメントでどれだけ反応があったかを分析する「キャンペーン反応分析」や、新規獲得チャネル別に広告費を入力することで自動的にLTVや獲得コストなどを算出し帳票作成を容易にしてくれる「広告費用対効果分析」といった、あらゆる通販企業にとってみるべき分析機能を新たに搭載しました。これより、通販企業におけるマーケティング担当者は、従来のデータ加工や集計作業など多くの単純作業から解放され、より売上に直結する施策立案・実施にリソースを割くことができるようになります。

 「カスタマーリングス」は、クラウド型のCRM/マーケティングオートメーションツールで、今回新たに搭載された70個以上の機能について、利用企業は月額利用料据え置きのまま、最新の機能を活用することができるのも利点です。

 昨今の通販企業を取り巻く環境は、市場規模が6兆円を超え16年連続で増収となるなどの成長を背景に、多くの企業が新規参入し競争が激化しています。そのため顧客獲得単価は日々高騰し、新規の顧客獲得効率が悪化し収益を圧迫しています。こうした中、通販企業の多くは既存顧客の収益アップ(CRMの強化)がテーマとなっており、顧客の属性や自社製品の検討、購入履歴から関連性を分析し、顧客に合わせたマーケティングアクションを実行することの重要度が急速に増しています。

 本バージョンでは、こうした通販業界における市場の変化に対応し、先進企業の多くが検討/導入を始めている顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)に応じたマーケティングの実践を可能にするための、自社顧客像を把握する分析機能や、クロスチャネルでコミュニケーションを実践するマーケティングオートメーション機能を大幅強化しました。

<カスタマーリングス ver.5.7で搭載された主な機能>
①分析機能の強化

 ・流入チャネル別のLTV集計表に、各チャネル別の獲得単価を算出できる機能

 ・RF集計表に前月実施した施策に対する反応数(率)の表示と、対象顧客の抽出機能

 ・アクセスログ機能を強化し、メールへのクリック時に顧客情報とアクセスログを紐づける機能

②マーケティングオートメーション機能の強化

 ・買い物忘れ顧客へのリマインドメール(カゴ落ちフォローメール)

 ・複数のメールタイトルを同時にサンプリング配信し、成果に応じて本配信を行うABテスト機能

 ・毎月や毎年など定期的に購入している商品のレコメンド機能

 「カスタマーリングス」は、インターネットを通じてソフトを貸出すクラウドサービス形式で提供し月額9.8万円(税別。初期費別途)から利用できます。企業ごとに異なる顧客データの各種レイアウトにも柔軟に対応でき、また操作面でも専門性を要しない操作性を実現することで、従来のCRMシステムなどの導入で頻繁に見られる、システム設計やカスタマイズなどの導入負荷を大幅に軽減し、マーケティング部門の現場だけで短期間で導入・運用を可能としました。今後も通販企業を中心に、1年間で100社の導入を目指していきます。