楽天、自律制御システム研究所への出資を発表

楽天が産業用ドローンの活用を目指し、完全自律型・純国産ドローンの研究開発を行うACSLと、協業していくことになった。
  楽天株式会社(以下、楽天)は昨日28日、株式会社自律制御システム研究所(以下、ACSL)に、第三者割当増資の引受および既存株主である株式会社菊池製作所からの株式取得により、出資することに同意した。

  近年、ドローンの開発や活用法は、世界的に注目を集めており、急成長している分野だ。日本国内においても産学官連携の形で研究開発や実用化に向けた環境整備が進められており、今後もさらなる成長が予測されている。

  ACSLは、ドローンの研究開発、製造、販売、ソリューションを手掛ける大学発ベンチャー。1998年から千葉大学の野波 健蔵特別教授の研究室で培われてきた完全自律型ドローン技術を応用し、産業利用のできる純国産ドローンでの市場獲得を目指している。

  両社は、今後、日本発の技術とサービスを持って、社会にイノベーションをもたらすため、産業用ドローンの活用において、それぞれの強みを生かしながら協業をしていく。