BtoB向けECサイト構築サービスの新プランを提供開始

 株式会社フライトホールディングス(以下、フライトホールディングス)の子会社である株式会社イーシー・ライダー(以下 イーシー・ライダー)は、GMOインターネット株式会社(以下 GMOインターネット)のクラウドサービスである「ConoHa byGMO(コノハ)」(以下 ConoHa)を基盤に採用し、「EC-Rider B2B(イーシー・ライダー ビー・ツー・ビー)」の新プランを2016年4月21日より提供開始致しました。

 BtoB向けEコマースの市場規模はこの10年間で約2倍に拡大しました(※1)が、そうした中、新規事業としてBtoB ECサイトの立ち上げを検討しているというご相談が年々増加してきています。

※1 経産省 電子商取引実態調査 平成16年度、平成26年度調査データより
<狭義BtoB-EC市場規模>2004年:102兆6,990億円→2014年:195兆5,860億円

 EC-Rider B2Bでは従来、初期費用10万円/月額5万円~の月額固定制料金にてサービスを提供して参りましたが、前述のように新規事業としてBtoB向けECサイトの構築に着手されるケースでは、初年度70万円~の初期投資に踏み切ることに躊躇を感じるお客様が少なくありませんでした。

 そこで今回、目的と状況にあわせてより柔軟にサービスをお選び頂けるよう、EC-Rider B2Bのご利用プランを一新致しました。新プランでは、従来どおりの固定料金でご利用頂ける固定料金プランに加えて、売上金額に応じて料金が変動する従量課金プランを追加。売上の見通しの立てにくい新規事業立ち上げに際し、コストを抑えたBtoB ECサイトの立ち上げを支援致します。

 また、高い性能と安定性が求められる大規模なビジネス向けに、固定料金ハイスペックプランも新設。高性能な仮想サーバ/物理サーバを基盤に採用し、信頼性の高いサービスをご提供致します。

■システム基盤にGMOインターネットのSSDクラウドConoHaを採用
 今回のご利用プラン改定ではシステムの基盤となるクラウドを見直し、GMOインターネットのSSDクラウドサービス「ConoHa」を新たに採用致しました。採用のポイントとなったのは、パフォーマンス・可用性・セキュリティです。すべてのストレージにSSDを採用することにより、高いパフォーマンスを発揮し、販売店の作業ならびに店舗をご利用されるお客さまに快適なサービスを提供できます。さらには、月額900円~/従量課金なしのシンプルかつリーズナブルな料金体系と、利用状況に応じて最安となるよう料金が自動計算される仕組みが、EC-Rider B2Bの新プランにマッチすると考えました。

 また、昨今の越境ECの盛り上がりを受け、BtoB ECの世界にもグローバル化の波が押し寄せてきていますが、そういった「世界を目指す」顧客を支えるECサイトの基盤として、日本、アメリカ、シンガポールの三拠点にデータセンターを持つConoHaは最適な選択であると考えたことも、ConoHa採用に至った重要なポイントの一つです。

■ConoHaについて
 ConoHaはGMOインターネットが提供するクラウドサービスです。国内で唯一すべての仮想サーバーにSSDを採用することで極めて高いパフォーマンスを発揮できる上、50GBの大容量・転送量無制限で、月額900円~という世界最安値水準の料金を実現しています。
さらに、ConoHaのデータセンターは日本(東京)、アメリカ(サンノゼ)、シンガポールの3拠点に設置されており、ニーズに応じて選択することができます。これにより、グローバルなサービスにおいて距離によるネットワークの遅延を最小限に抑え、ストレスのないサービスをお客様に提供することが可能です。また、ConoHaは稼働率99.99%を保証するSLA(サービス品質保証制度)も完備しており、国内外のビジネスでのご利用に最適です。

■「EC-Rider B2B」について
 「EC-Rider B2B」は、イーシー・ライダーが開発/販売するB2B向けECサイト構築システムです。株式会社イーシー・ワンによりオープンソース・ソフトウェアとして公開されたBtoC向けのネットショップ構築パッケージ「EC-Rider」をベースとして企業間取引に必要な機能を強化する形で開発し、2010年2月に正式リリースされました。

 運営者が取引先に商品を販売する卸サイトタイプのサイトの他、サプライヤーとバイヤーを多対多で繋ぐマーケットプレイス型BtoBサイトの構築も可能となっています。