はてな「Mackerel」がアマゾンウェブサービス連携機能「AWSインテグレーション」をリリース

 株式会社はてな(以下、はてな)は、サーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」においてアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)連携機能「AWSインテグレーション」をリリースした。

 この機能により、Mackerelから簡単にAWSのクラウド製品を監視できる。AWSクラウド製品の中で、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS ※1) とElastic Load Balancing(ELB ※2)から対応を開始し、順次対象サービスを拡大していく。はてなでは、世界190か国以上、数百万のアカウントを持つクラウドサービスであるAWSの顧客企業に対し、Mackerelの拡販を目指す。

「AWSインテグレーション」はMackerelのStandardプランを利用しているお客様向けに、Mackerel管理画面から簡単な設定をするだけでAWSクラウド製品(Amazon RDSやELBなど、インターネットを通じたシステム運用管理のためのAWSクラウド製品群)の監視が可能になる機能である。

 Mackerelの特徴であるサービス・ロール・ホストの概念(※3)にあてはめてAWSクラウド製品のメトリックやイベントを中長期的に分かりやすく管理できる。また、AWSクラウド製品を複数のアカウントやリージョンをまたいで分散して利用している場合でも、Mackerelへ集約して監視することができる。

 Mackerelでは今後もAWSの様々なクラウド製品を可視化できるようにするなど、AWSユーザーに向けた各種連携機能の開発を予定している。

 はてなでは、Mackerelの提供を通じてサーバー監視業務の効率を圧倒的に高めるとともに、エンジニアの開発・運用プロセスの革新に取り組む。

▽ Mackerelについて

 Mackerelは、エンジニアをワクワクさせる「直感的サーバー監視サービス」である。簡単で分かりやすく、かつ奥深い体験を提供する。たった数分の導入で、様々なリソースの状態が美しくグラフへ描画され、様々な視点から多角的にサービスの状況を分析できる。

多数のOSSツールやサードパーティのサービスと柔軟に連携できるため、迅速なサービス品質の向上や最適なリソース配分によるコスト抑制などの効果が狙える。