「ネットショップを作る!」商品の用意方法

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ECのミカタマーケティング部

商品はどこから用意するの?

皆様がもしもお店を開くとしたら、まずどのようなことを行いますか?お店の名前・コンセプト・場所・商品など沢山のことを決める必要がありますよね。今回はお店を開く上で、一番核になるとも言える商品に焦点を当てます!商品の調達方法についてご紹介します。

今回はアパレルショップを開きたいという方を例にしてご説明させて頂きます。商品の用意方法は大きく分けて2つあります。1つ目はどこかから洋服を調達して販売する。2つ目は自分で製作するといった方法があります。

どこかから洋服を調達して販売する場合

まずは、どこかから洋服を仕入れる場合です。大きく分けて3つの方法があります。1つ目は身の回りにあるものから調達する方法。例えば買ってはみたもののいらなくなった服などを指します。この場合は主にフリマアプリのようなCtoCの事業で行われることが多いです。一番手頃で簡単に済ませることができます。2つ目は一般の消費者から商品を買い取る。リサイクルショップのような業態のことを指します。3つ目はメーカーや卸売業者、海外から調達する方法です。アパレルでいうセレクトショップが、そのような業態に当たります。個人事業主であれば、一人で調達からすべて自分で行うパターンが多いですが、大きい会社となれば調達業務を専門とするバイヤーという仕事もあります。今ではネット上に仕入れサイトがあり、卸価格も確認できるため市場調査をすることも可能です。

自分で商品を製作する場合

次に自分で商品を製作する場合です。大きく分けて2つの方法があります。

1つ目は自社生産を行う方法です。一例として挙げられるのが、ハンドメイドでオリジナル商品を製作することです。製作において時間はかかりますが、趣味を活かしてお店を始めるのも良いかもしれません。店舗販売でなくても、最近ではハンドメイド商品専用のフリマアプリもありますし、無料のネットショップ開設サービスを利用すれば、出店料をかけずともネット上でお店を始めることが可能です。

話が大きくなりますが、アパレルで自社生産を行っている会社をSPA(製造小売業)と言います。自社で商品をプロデュースから販売までのすべての流れを行うことになります。GAPやユニクロなど大手企業が採用しているケースが多いです。すべての業務を自社内で行うため、その分準備段階で莫大なコストがかかります。自分のお店を拡大していく際の1つの手段となります。

2つ目は商品のデザインなどは自分で行い、生産を委託する方法です。これをOEM生産と言います。実はアパレル業界では意外とよく行われている手法なのです。工場にもそれぞれ得意分野があるので、分野によってこだわりを生かし、使い分けるという面では良いのではないでしょうか。

次に実際にある具体例を挙げさせていただきます。

OEM生産の実例とメリット

某有名なアパレルブランドの話になります。もちろんそこで売っている服全てのタグにはそのブランドの表記があります。ところが、その中のシャツの生産は、同業他社のシャツに特化したメーカーに委託しているのです。ブランドタグには生産した会社の情報は記載せず、商品を販売しています。消費者では見分けがつきませんが、全く同じ素材なのにブランド名や価格が違う商品が、出来上がるということになります。

このように良い部分だけ委託し、業務提携を行うことがOEM生産では可能です。また、製造コストを抑えることができるのもメリットとなります。すべて一貫して自社で行うことは大変ですが、もともと技術のある会社に委託し、商品の質を高めていくことも手段としていかがでしょうか?

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