マーケティング活動とは何のために行うのか?
オムニチャネルやOMOの概念が広く浸透していく中で、商品やサービスの流通経路は多様化しています。
流通経路の多様化に合わせてマーケティング手法もあらゆる角度からのアプローチが増えております。
そこで今回はそもそもマーケティングとは何のために行うものなのかという基礎に立ち戻ったお話をしたいと思います。
そもそもマーケティング活動って何をするの?
まずマーケティング活動ですが、何を目的に行われていたかというと顧客に対して商品やサービスをどのようにして販売するのかという販売経路や販売方法を検討する活動を指します。
高度経済成長期に歩行者天国で多くの人がカップヌードルを食べていたところから急激に売り上げが伸びたり、Webサイトが広く世間に浸透したころにはテレビCMの15秒や30秒で伝えたい全てのことを伝えず、興味だけを引くような構成にし、最終的にはWebページに促したりとこれまで様々な手法がとられておりました。
これだけを挙げると奇抜な発想からのアイデア勝負の世界だと思われがちですが、実際には数多あるユーザーデータから顧客心理や行動を推測し、いかにして自社の商品やサービスへ促すかの導線作りを行うような非常に地道な活動だと私は思います。
この後は具体的な考え方についてお話させていただきます。
実際にどういったことを考えるのか?
まず販売経路や方法を検討する前に、事前準備として販売する商品やサービスの特徴などの提供するものの情報とどういった人に販売したいかという提供される人の情報を明確に整理しておく必要があります。
例を挙げると販売する商品がお酒だった場合、ビールなのかワインなのか、いくらで提供するのか、どこで作られていてどんな味がするのか、同一カテゴリの商品の中でどういったところが違うのかなどを具体的に考えます。
逆に販売したい人の情報としては年齢はどれくらいで、男性なのか女性なのか、どういった仕事をしていて収入はどれくらいなのか、どういったものに興味があって、どこに住んでいるのかといった情報を整理する必要があります。
実際に検討する場合には今挙げた以上の情報が必要になりますので、あくまで例は参考程度で見ていただければと思います。
まとめ
一口にマーケティングと言っても取り扱う商材やターゲットになる消費者によって考えなければいけないことや実施する施策は大きく変わると思います。
これらのことをご担当者の方のみで日々の業務に追われながら考えるのは非常に大変で、環境が整っていないと難しいと思います。
そんな中で弊社トーテックアメニティであれば顧客窓口となるSEがご担当者と二人三脚で施策を検討し、またEC-Connect+を熟知しているところから適切な修正案を提案いたします。
これからマーケティング活動に注力したいけど、何から手を付けてよいのかという事業者様だったり、今のマーケティング活動が頭打ちだと感じられている事業者様がいらっしゃったら一度ご相談いただければと思います。