物流用語:WMSとは?
物流用語:「WMS」についての解説です。
WMSは、Warehouse Management System(ウェアハウス マネジメント システム)の略称で、倉庫管理システム、在庫管理システムのことを指します。製造や小売業界の皆様も耳にされたことがあるかもしれません。様々な業界に浸透するだけの存在感を持ったインフラと思っていただいてよいでしょう。
基本的な能力に、倉庫内に、どんな商品が、いつ、どれだけ入庫・出庫したかを自動的に管理するというものがあります。手作業で記録していた在庫を、自動でカウントしてくれるとお考えください。オンラインストアと連携することで、全てのショップの在庫を一元的に管理、店舗に表示させることも可能です。
つまり、正確でスピード感のあるオペレーションを実現しながら、リアルタイムに近い状態で経営判断材料となる在庫情報を可視化してくれる訳です。通年でデータを取得したりビッグデータと比較すると「不良在庫になりそうな商品があるからセールをかけよう!」や「来月の売上予測ができたから仕入れ量を変えてみよう!」という判断も可能になります。
我々物流企業にとっても、倉庫内の流動量や出荷量を予測する基礎データとなりますから、必要最低限の人員配置、時間管理を実現してくれます。平たく申し上げれば、お客様に適正な費用を提示できるようになるわけです。
これからの日本は労働人口が目減りして過不足のない労務管理が必須となります。WMSは、サービス品質を守りながら適正なコストを追求する上で欠かせない存在といえるでしょう。
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