物流用語:メール便/宅配便の違いとは?
発送手段についての解説です。
メール便などと宅配便の違いについてご質問をいただく機会がありましたので、今回はこれらの用語解説とさせていただきます。
違いは「サイズと価格」これに尽きます。
メール便は「ポスト投函」を前提としたもので、日付指定や時間指定、代引き決済不可となるものや、重量も一般的な雑誌程度までのサイズとなっています。貨物の補償も期待できません。投函不可だった場合は、置き配や袋でドアノブにかけるというケースもあります。
その代わり、一般的な宅配便と比較して大幅に安くなっております。配達そのものに関する単価だけで見ると半分以下、三分の一という安さです。離島などの一部地域を除き全国一律の配送費用で利用できるメリットもあります。
クロネコDM便のように、物流企業と事前契約を交わし、荷主企業ごとに物流費用を調整しているケースもありますが、極簡単な定義として「シンプル・一律・小サイズ」な配送網に商品を乗せるため、物流費は低コストになりますが、その代わり相応なものになるとお考えください。
物流コスト対策という観点から見れば、商品サイズや梱包をメール便に対応させるという選択肢もあるかもしれません。もちろん、商品遺失時など宅配便とは別の想定もしておく必要はあるでしょう。そこは経験豊富な当社従業員にご相談いただければと思います。
ヤマトグループと日本郵政両社のコラボと、2004年にスタートした飛脚ゆうメール便で、大手のメール便の配達の多くが日本郵政の手により実施されることになりました。
今後もしばらくはメール便をめぐる情報から目が離せません。商品とユーザーの需要を見極めながら、うまく使い分けていきましょう。
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