知らないと損する!?『本当の』UGC活用とは

株式会社コマースフォース【Commerceforce】

1.UGCとは
2.よくあるUGC活用の間違い
3.UGCの効果を最大化させるための方法
4.UGC活用はディールまで!

近年、D2C/EC通販市場が大きく成長している中で、多くの消費者が注目するようになったのが、「サービスや商品に対する企業発信の情報」ではなく、「サービスや商品の利用者の口コミ」です。

通販は店舗での購入と比較して、「スマホ1つで簡単に買い物ができる」といったメリットがある一方で、「本当に自分にあう商品かどうかが分からない」といったリスクもあります。
そこで、SNSやレビューなどの口コミが参考にされています。

このような背景もあり、多くの企業がUGC施策を導入していますが、きちんと理にかなった活用を行うことができている企業はほんの一握りです。

本記事では、本当に効果のあるUGC活用の方法を徹底解説致します。

UGCとは

UGCとは『User Generated Contents』の略で、ユーザー生成コンテンツ(=口コミ)と呼ばれ、企業主体で発信する情報ではなく、ユーザーが主体となり発信する情報のことを指します。

誰もが日常生活の中で触れている情報の中に、UGCは数多く存在しています。

例えば、

▼UGC例
・SNSの口コミ投稿(Instagram、TikTok、Xなど)
・自社サイトのレビュー
・楽天やAmazonのレビュー
・アットコスメのレビュー
・食べログのレビュー
・Googleマイビジネスのレビュー
・価格.comのお客様の声
・YouTubeの口コミ動画

など、みなさんは商品を購入する際に、これだけ多くのUGCを参考にしていると思います。
つまり、UGCはその商品に対する信頼度や信用力として購買意欲に影響を与えているといえます。

このようにUGCを参考にする生活が当たり前になっている中で、企業はいかにUGCを上手に活用できるかがポイントとなっております。

よくあるUGC活用の間違い

「UGC活用と言われても、何から手を付ければいいのか分からない…」
その結果、致命的な間違いをしてしまっている企業様が多く存在しております。

UGC活用において、よくある活用の間違いを2点ご紹介します。

1.短期間で多くのUGCを収集する
UGCの活用において、最初に直面する課題として『自社商品のUGCがない』があげられます。
その場合まず、UGCを増やすことから始めるかと思います。
例えば、自社ECサイトの口コミを増やす、モールで購入者に口コミを書いてもらう、InstagramでのPR投稿を作ってもらうなど、その方法は様々です。

ここで大きな落とし穴が1つ存在します。
それは、「短期集中型で収集してしまう」ということです。

何がNGなのか実際の場面に置き換えてみましょう。

例)
商品A:4月にUGCを100件収集(それ以降は収集なし)
商品B:4月からUGCを毎月10件ずつ収集(継続してコンスタントに収集)

※商品は同様のものとする(化粧水A・化粧水Bなど)

case1:4月に各商品を見た場合

UGC収集のタイミングと同月に訪れたユーザーは、より口コミが集まっている方を選ぶ傾向があります。
UGCが多く集まっている=流行っているものといったイメージになるため、ユーザーはUGCの多い商品を選ぶ動きになります。

4月の時点では商品Aが購入されていたものの、9ヶ月後の12月の時点では、商品Bの方が信用、信頼されやすい商品になります。

商品AのUGCは変わらず100件、商品BのUGCは90件とまだ商品Aの方がUGCの数では上回るのに、なぜ商品Bの方が信頼度・信用力が高いのでしょうか。

商品Aに集まっている最新のUGCは、4月に投稿されたもの、つまり9ヶ月前の投稿です。
一方、商品BのUGCは9ヶ月前のものもありますが、1ヶ月前・1週間前・3日前など、定期的にUGCが集まっています。

つまり、9ヶ月前から常に人気のある商品であると、ユーザーから信用されやすくなります。

そのため、『短期的に収集すること』は一時期のメリットはあるものの、長期的な視点で見た際に、リスクが大きいので得策とは言えません。

2.UGC収集などキャスティングで費用対効果を取ろうとする
UGCの収集、SNS投稿等のキャスティングの目的は、そのもので費用対効果を取ることではありません。

つまり、UGCだけをひたすら収集していても、金額を多くかけてキャスティングをしても、それだけで費用対効果をとることは厳しいのが現実です。

UGCの効果を最大化させるための方法

では、UGC施策はどのように活用すれば良いのでしょうか。
UGCを上手く活用するためのポイントとして2点挙げられます。

1.継続的にUGCを収集する
UGCの蓄積は信頼・信用の蓄積になります。
つまり、短期間でUGCを貯める施策は決して有効ではありません。

実際に店舗においても化粧品コーナー等で、商品を片手にスマホで検索している人を見かけたことはありませんか?
そのような人はたいてい、インターネット上での評判や口コミを見て目の前にある商品の購入を検討しています。

上記のように商品の購入を検討している際に参考にされるのは、同一商品への口コミでも1年前のものより、1日前の人の投稿です。
つまり、長期にわたり継続してUGCを貯め続けることで、信用される商品に成長していきます。

2.UGCの収集だけでなく、分析と広告をセットで活用する
「よくあるUGC活用の間違い」でもご紹介したように、UGCの収集やインフルエンサーのキャスティングのみで費用対効果を得ることは限りなく不可能です。

ではどのようにするべきかというと、UGCの収集だけでなく、きちんと分析し、より効果のあるUGCを選別していく必要があります。
なぜなら、UGCの中でも、各商材によって効果のあるUGCは異なるからです。

文字・写真・動画といった媒体の違いだけでなく、写真1つを取っても「商品のみの投稿」、「インフルエンサー込みの投稿」、「化粧品等であれば使用中の投稿」など、異なる属性を持つUGCの中から、より効果のあるUGCはどれなのか、しっかりと分析することが重要です。

そして分析結果を元に、その商品やサービスに合うUGCをHPやLPに掲載することで、売上アップに繋げる仕組み作りが可能になります。
また、HPやLPへの掲載だけではなく、それらの効果の高いUGCをバナー広告やSNS広告等にも活用することで、より広告自体の費用対効果も高めることに繋がります。

UGC活用はディールまで

弊社では、Instagram(画像+動画)、レビュー(★+テキスト)、TikTok(縦型ショート動画)のUGCの生成・収集・掲載・分析・改善まで、一気通貫でご支援をしております。
UGC施策を始めたい、広告の費用対効果を高めたいなどのお悩み、ご相談をお持ちの企業様はお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはこちらから:https://ugc-creative.com/contact


著者

株式会社コマースフォース【Commerceforce】

株式会社コマースフォースはEC総合支援企業(ECトータルソリューションカンパニー)として、2017年創業以来一貫してEC業界に特化し、化粧品・健康食品・アパレル・食品・家電・家具・サロン・旅行・スクール・飲食などの累計400社を超える様々な規模・商材のECを支援してきた実績と経験とノウハウをもとに、ECの立ち上げから成功まで総合的なECソリューションやEC支援ツールを一気通貫でご提供しております。D2C・EC・単品通販・サブスク・P2C・DXならコマースフォースにお任せください。

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