医薬品・医療機器EC構築で気を付けなければいけないポイントとは?②
▼前回のブログ
医薬品・医療機器EC構築で気を付けなければいけないポイントとは?①
前回のブログでは、医薬品関連ECの立ち上げ事例とSBSの医薬品EC構築について解説しました。
今回は医薬品・医療機器ECサイト構築における基本的なルールと注意点について、実際のサイト構築で注目のポイントをより深く掘り下げていきます。
一般用医薬品のEC販売で遵守すべき重要なルールについて
平成26年の法改正により、オフラインストアなどで販売されている医薬品のインターネット販売が解禁され、「医療用医薬品」や「要指導医薬品」をのぞく「一般用医薬品」をインターネットで販売することが可能になりました。
「一般用医薬品」をEC販売するためには以下の3つのルールを抑えることが重要です。
① 許可を受けた有形の薬局・薬店による販売
保健所への事前の届出が必要です。
有形の薬店としての登録、第一医薬品の販売では薬剤師の配置が必要です。
販売HPアドレスは厚生労働省のホームページに掲載します。
② 販売概要のホームページ掲載
購入希望者から、年齢、性別、症状等、適切な情報提供に必要な事項を確認します。
使用者個々の状態に応じた情報提供を実施します。
購入者から情報理解した旨の連絡し、商品を発送します。
③ 購入者の状況に応じた、専門家による情報提供
薬局・薬店の管理・運営関係、要指導医薬品・一般用医薬品の販売制度関係、医薬品の表示関係の掲載が必要です。
医薬品の効能・効果を保証するようなレビューは禁止です。
EC販売を検討する企業は、このルールをしっかり認識し、遵守することが大切です。SBSグループでは、物流と薬事法対応のノウハウを組み合わせ、お客様に最適な体制を提案しています。
今回は実際の医薬品のEC販売に必要な要素や、EC販売で遵守すべき重要なルールなどについてご説明しましたが、実際販売するには独自のフローが必要になってきます。
次回更新予定の第三回では、問診・承認などの医薬品独自のフローについてご紹介いたします。
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